日本を訪れた中国人が感じた大きな差

2008/10/20(月) 20:12 サーチナ

 経済発展著しい中国。北京や上海の発展具合は、もはや日本の都市と遜色ない。事実、中国国内で手に入らない物も存在しないであろう。このブログは成長著しい上海から代表団の一員として日本を訪れたに中国人が、訪日後に感じた日本と中国の大きな差について述べたものである。以下はそのブログより。

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  2008年2月、私はある訪日代表団の一員として初めて中国を出国し、日本へ赴いた。

 日本についてから様々な交流活動に参加し、観光地を見て回って思ったことがある。それは概観上、日本と中国は確かに似ているということだ。また、東京以外の都市はどこも大して発展しておらず、スーパーもデパートも中国のと似たり寄ったり、地下鉄や道路にいたっては中国のほうが広いではないか。これなら現在の上海のほうがすごいではないかと、私は心中、自惚れを禁じ得なかった。

 しかし、日本を細かく観察し、真剣に考えてみれば見るほど、私の心は重くなった。考えれば考えるほど、中国人と日本人の間には大きな差が存在することを認めざるを得なかったからである。その「差」とは物質的な差だけでなく、人的素質や考え方などにおける差である。

 一つ目は公衆道徳における差である。日本人は非常に公衆道徳を重んじる。日本での滞在時間は短かったものの、日本側が用意したスケジュールは内容に富んでいて、沖縄と北海道以外の主要都市はほとんど全て訪れることが出来た。そこで感じたことは日本人は落ち着きがあり、礼儀正しいということだ。

 もし、路上で道を尋ねたとしても、尋ねた相手が老若男女問わず、非常に親切に道を教えてくれることだろう。決して白い眼で見られるということはないはずだ。

 二つ目は仕事に対する意識の差である。私が日本で眼にした光景から言えば、日本人は非常に仕事熱心で勤勉である。一人二人の模範的人物だけが必死になっているのではなく、組織に属する人々全員が努力している印象を受けた。彼らの高い積極性は何に由来するのであろうか?

 これらはわずか数日だけの旅行で見たものであり、全てが正しいわけではないかもしれない。また、中国の30年にわたる改革開放の結果、物質面では日本に追いつき、追い抜くことすらすでに難しいことではない。しかし、精神面においてはまだまだ差があり、その差は決して小さくないという事実は否定することは出来ない。

 私はこのブログを日本を褒め称えるために書いているわけではない。一人の共産党員として、私は中国が特色ある社会主義を完成させるであろうことを信じているし、そのためには物質面だけを現代化しても無意味である。我々は人的素質の向上と考え方の転換を以って、精神面と政治面の現代化が必要である。我々はまだまだ努力が必要であることは間違いない。
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by deracine69 | 2008-10-20 20:12 | アジア・大洋州  

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