廃線跡に茨城県などがバス専用道、茨城空港へのアクセスに

11月18日3時43分配信 読売新聞

 廃線となった茨城県・鹿島鉄道の線路跡約7キロの区間をバス専用道とし、民間バスを走らせる「バス高速輸送システム」(BRT)を、県などが導入する。

 茨城空港(小美玉市)への交通手段の一つとして、2010年3月の開港に間に合わせる計画だ。

 民間が独自に取り組む例はあるが、国土交通省などによると、自治体が公道として整備する「公設民営方式」は全国初。ローカル線の廃線が相次ぐ中、新たな試みとして注目される。

 鹿島鉄道は石岡市-鉾田市27・2キロを結ぶ私鉄だったが、乗客減から昨年3月に廃線となった。現在は、一般道で代替バスが運行されているが、渋滞などで利用は伸び悩んでいる。BRTは、バスの発着時間が鉄道並みに守られるほか、並行する国道の渋滞緩和にもつながる。維持管理費も鉄道より大幅に安い。

 線路跡地は、鹿島鉄道の親会社である関東鉄道(本社・同県土浦市)から無償譲渡される方向でほぼまとまった。バス運行には同社の関連会社が候補に挙がっている。県などは、線路跡を舗装、一般道との交差点にはバス優先の信号機を設置するなどの整備に、事業費約6億8000万円を投入する予定だ。
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by deracine69 | 2008-11-18 03:43 | 社会  

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