「痛ましい事件」首相、徹底捜査を指示 元厚生次官襲撃

2008年11月19日3時10分 朝日新聞

 元厚生事務次官の自宅が相次ぎ襲撃された事件で、政府は事件が「連続テロ」との見方を強めている。事件の報告を受けた麻生首相は、警察庁出身の漆間巌官房副長官に対し、捜査の徹底と再発防止のための警戒強化を指示した。首相は周辺に「痛ましい事件だ」と述べ、政府高官は「民主主義の日本で許せない嫌な事件だ。拡大を防がなければいけない」と語った。

 首相は18日夜、公邸での与党幹部との懇親会後、飲食店に向かう予定を変更し、東京都渋谷区の自宅にまっすぐ帰って待機した。日課の自宅周辺での朝の散歩は、19日は取りやめる。

 別の政府高官は「警察当局から被害者は『年金』というキーワードでつながるかもしれないという報告を受けている。政治テロだとすれば大変なことだ」と強調した。

 一方、野党第1党の民主党幹部は「本当に嫌な時代になった。これはまずいことだ」と、危機感をあらわにした。民主党は年金記録問題や後期高齢者医療制度などを巡って、厚労省の問題点を指摘してきたが、厚労行政に対する不満が背景にあったとしても、暴力に訴える手法は許されないとして、事件の背景の分析にあたっている。
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by deracine69 | 2008-11-19 03:10 | 政治  

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