<2次補正>国債7兆円増発 08年度新規33兆円に

12月18日2時32分配信 毎日新聞

 政府は17日、総額2兆円の定額給付金や緊急雇用対策の追加経済対策の裏付けとなる08年度一般会計2次補正予算案を固めた。歳入不足を穴埋めするため、約7兆400億円の赤字国債を増発。08年度の新規国債発行額は、約33兆1700億円と05年度(33.5兆円)以来の高水準を記録、財政の急速な悪化が鮮明となる。

 政府は、2次補正に合わせて、景気悪化による法人税の大幅な落ち込みを反映し、08年度の国の税収(一般会計)を当初見積もり(53.6兆円)から約7兆1300億円の減額修正を行い、財源の手当てが必要になった。

 08年度2次補正予算案は、年明けの通常国会に提出、雇用対策などの早期実現を目指す。歳出面は、定額給付金のほか、中小企業の資金繰り対策などを盛り込んだ追加の経済対策の費用として約4兆6900億円を計上。「生活防衛対策」の雇用維持などのための経費の一部約1600億円も盛り込む。また、医療費不足額の補てんなどに約6900億円を計上。国の税収減に伴い、地方自治体に回す地方交付税が減額される分を国が全額補てんするための経費約2兆2700億円を盛り込んだ。

 歳入面は、定額給付金の財源などは財政投融資特別会計の積立金(埋蔵金)などから約4兆4600億円を流用して手当てする。ただ、学校耐震化などの公共事業の財源には約3900億円の建設国債を追加発行する。歳入不足を埋める赤字国債と合わせ、2次補正予算での国債の追加発行額は約7兆4300億円に膨らむ。【清水憲司】
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by deracine69 | 2008-12-18 02:32 | 政治  

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