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ミャンマー軍政、デモ制圧宣言 政権維持へ

9月30日21時41分配信 産経新聞

 【バンコク=菅沢崇】燃料の公定価格引き上げをきっかけにしたミャンマー(旧ビルマ)の反政府デモは30日、軍事政権が引き続き圧倒的な武力で押さえ込みを図り、最大都市ヤンゴンでは散発的な街頭行動すら影を潜めるようになった。軍政はすでに国営紙でデモ制圧を宣言。一方でガンバリ国連事務総長特別顧問受け入れによって国際社会の反発をかわそうとしている。

 軍政が僧侶や市民によるデモの本格的な武力制圧に乗り出した26日以後、軍部隊の中には1988年の民主化運動でも投入された第77軽歩兵師団の姿が見られた。歴史的にビルマ族に厳しく統治され、複雑な民族感情を持つチン族を主体に構成された師団で、「ビルマ人に対して銃を向けることをためらわない」(消息筋)とされる。

 ミャンマー情勢の専門家は「88年の学生運動を発端としたデモで、鎮圧に特殊部隊の必要性を痛感した軍政は、緊急事態に対処できる同師団のような部隊の育成に力を注いできた」と指摘しており、今回もデモの制圧など各場面でその威力を発揮している。

 軍政はこのほか、反政府デモの拡大を阻止するため、最大野党の国民民主連盟(NLD)幹部も早期に拘束。88年の民主化運動の主役として活動したミン・コー・ナイン氏ら「88年組」とされる活動家の身柄も押さえて、デモの核となるリーダーが生まれないよう細心の注意を払った。

 NLDは結党記念日の27日に大規模集会を計画していたが、結局、開催にこぎ着けることはできず、若手僧侶で組織される「全ビルマ仏教僧連盟」の協力呼びかけに対しても、正式な形で支持のメッセージは発していない。

 僧侶の弾圧についても、88年以後、高僧の抱き込みを続け、「仏教界自体が独立運動時代の30年代に比べて骨抜きにされている」(消息筋)といわれる。

 軍政はインターネット規制を通じて情報統制も進め、29日の国営紙を通じて「最小限の実力行使で秩序を回復した」と宣言、デモ制圧に自信をのぞかせた。

 ミャンマーでは48年の独立後、共産党の反政府運動や各少数民族の分離独立運動が起きた。これに対して軍政は武力で対応してきており、そうした経験を踏まえ、「反政府勢力への対処をずっと研究しており、強固な基盤は容易には揺るがない」と、バンコクの観測筋は指摘する。
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by deracine69 | 2007-09-30 21:41 | アジア・大洋州  

<ミャンマー>抗議行動ほぼ鎮圧 ヤンゴンでは兵士厳重警戒

9月30日21時32分配信 毎日新聞

 【アジア総局】ミャンマー軍事政権の抗議行動制圧宣言から一夜明けた30日、同国の最大都市ヤンゴンでは、地方都市などから到着した新たな部隊も加わり約2万人の兵士が街角に立ち、監視の目を光らせている。民主化運動活動家や僧侶指導者はこれまでに軒並み逮捕、拘束され、市民は指導者を失い、抗議行動はほぼ完全に鎮圧された状態だ。

 国連のガンバリ事務総長特別顧問と同日午後面会した民主化運動指導者アウンサンスーチーさんの自宅前に通じる道路は、バリケードで封鎖され、治安部隊が厳重警戒を続けている。

 市民の一人は日本在住の知人を通じて毎日新聞に、「兵士が喫茶店の中にまで入り、たむろする客に対し『5人以上の集会は禁じられているのを知っているだろう』と棒でたたいて追い出している」と語った。29日までは同じ状況で兵士は客を逮捕していたが、30日は追い出すだけで逮捕には及んでいないという。

 AP通信によると、市内各所で少人数の抗議活動が散発的に続いているが、駆けつけた治安部隊にすぐに鎮圧されている。僧侶の一人は「今は抗議活動はしないが、今後も平和的な抗議活動を指揮するつもりだ。仏教の教えは、最後は悪魔に勝つと教え、我々はそう信じている」と語った。

 駐ミャンマー外交官は同通信に対し、「逮捕者は1000人以上にのぼる。刑務所が満杯となり、大学や教育関係の施設に収容している」と指摘。市民の一人は毎日新聞に「ヤンゴン近郊の学校には300人の僧侶が拘束されている。刑務所は抗議活動に参加した市民であふれ、盗みなど軽い罪で収容されていた服役囚が釈放されている」と話した。
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by deracine69 | 2007-09-30 21:32 | アジア・大洋州  

<ミャンマー>長井さん所持のビデオカメラ、返却されず

9月30日20時45分配信 毎日新聞

 ミャンマーで反政府デモを取材中に死亡した映像ジャーナリストの長井健司さん(50)が銃撃された際に所持していたとみられるビデオカメラが、現地警察から返却されていないことが分かった。現地で長井さんの遺体と対面後、遺品を整理したAPF通信社の山路徹社長(46)が30日、同社に伝えた。同社は今後、日本大使館を通じてミャンマー政府にこのカメラと、テープの返還を求めていくという。

 同社によると、山路社長が日本大使館内で警察から返却されたのはパスポートや携帯電話、メモ帳に加え、長井さんが予備として持っていたキヤノン製のビデオカメラ1台だった。銃撃現場で長井さんが手にしていたソニー製のビデオカメラはなかった。返却されたカメラに残っていたテープを再生すると、室内をテスト撮影したような映像はあるが、デモの様子などは映っていなかった。

 問題のビデオカメラは、ロイター通信が銃撃直後の様子を配信した写真で、長井さんが倒れた後もしっかり握っている様子が写されていた。

 長井さんの母道子さん(75)は愛媛県今治市の自宅で「軍の見せたくない姿が映っているからではないか。(死亡から)何日たつか。毎日かわいそうで、早く(遺体を)引き取りたい」と声を詰まらせた。

 一方、東京都のミャンマー大使館前では同日夜、反政府デモの犠牲者を追悼するキャンドル集会があり、在日ミャンマー人ら約300人がろうそくに火をともした。ミャンマー人僧侶のビニャゾータさん(45)は「胸が張り裂けるほど悲しい」と話した。政治犯の釈放などを求めるデモ行進も行われ、約800人が参加した。【町田徳丈、加藤隆寛、土本匡孝】
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by deracine69 | 2007-09-30 20:45 | アジア・大洋州  

ヤンゴンの抗議行動終息=国営紙は親軍政デモ報道-ミャンマー

9月30日20時1分配信 時事通信

 【バンコク30日時事】ミャンマーの旧首都ヤンゴンでは30日午後(日本時間同日夕)、反軍政抗議行動の発生は伝えられていない。デモの起点となった市中心部の仏塔施設周辺では、治安部隊が数百人規模で警戒に当たった。

 ヤンゴンでは9月18日以降、僧侶らによる反政府デモが連日行われていた。

 30日付の国営紙「ミャンマーの新しい灯」は、北部のカチン州で29日、平和を求める親軍政デモが行われたと報じた。ガンバリ国連事務総長特別顧問のミャンマー入りに合わせ、国民の「軍政支持」を内外に印象付けることを狙った官製デモとみられる。
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by deracine69 | 2007-09-30 20:01 | アジア・大洋州  

ミャンマー軍政への抗議デモ―タイ

9月30日17時31分配信 時事通信
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反軍政デモ隊に対する武力弾圧に踏み切ったミャンマー当局に抗議して、バンコクのミャンマー大使館前で、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんの肖像画を掲げて軍政への抗議デモを行う活動家ら(30日)(EPA=時事)
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by deracine69 | 2007-09-30 17:31 | アジア・大洋州  

僧侶集中攻撃でデモ弾圧=ビデオ撮影し参加者特定-ミャンマー軍政

9月30日16時0分配信 時事通信

 【バンコク30日時事】ミャンマーの旧首都ヤンゴンで19年ぶりに盛り上がった反政府デモは、治安部隊がデモの中核となった僧侶を徹底弾圧したことで、30日までにほぼ終息した。治安当局は、僧侶がデモの出発地などにしていた仏塔に治安部隊を集中的に配置。容易にデモを阻止、解散させ、短期間に壊滅的な打撃を与えた。

 1988年の民主化要求デモには学生や労働者、政府職員も加わった。当時、治安当局は参加者の身元特定に手間取り、デモは半年に及んだ。

 今回のヤンゴンでの僧侶のデモは9月18日から始まった。治安当局は当初、デモを阻止せず、8日間にわたって僧侶をビデオカメラで撮影し、身元の特定を進めた。軍政が実力行使を決断すると、僧院を襲ってデモに参加していた僧侶を拘束し、短期間でデモ指導者に打撃を与えた。
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by deracine69 | 2007-09-30 16:00 | アジア・大洋州  

ミャンマー亡命市民 「同志」海外に点在

9月30日14時55分配信 産経新聞

 ミャンマーの民主化を訴える亡命市民らのネットワークは世界中に広がっている。

 「ビルマ民主の声」(DVB)は1988年の民主化要求デモに参加した元学生らが91年に結成し、92年にラジオ短波放送、2005年に衛星テレビ放送をはじめ、ミャンマー国内に民主化情報を伝えている。同様の情報はインターネットでも流す。

 タイに本部を置き、日米英など世界7カ国に事務所を構える本格的な反軍政組織「ビルマ連邦国民評議会」(NCUB)日本事務所のマウン・ミンニョウ代表(59)によると、DVBやNCUBはこうした映像を現地の記者やタイで訓練して現地に送り込んだメンバーに撮影させ、インターネットを厳しく規制している軍政が摘発できない特別なソフトウエアを使って、外国の拠点にネット送信させている。

 軍政の最高意思決定機関である国家平和発展評議会(SPDC)のタン・シュエ議長の娘の豪華絢爛(けんらん)な結婚披露宴が投稿動画サイト「ユーチューブ」を通じて流出し国民の恨みを買ったが、この映像もDVBの衛星テレビでミャンマー国内に伝えられた。

 軍政当局は反軍政活動を取り締まることに懸命で、長井さんの射殺シーンを撮影した場所も、すでに捜索したという。

 DVBと密接な関係を持つNCUBはタイに逃れた少数民族組織やNLD急進派、反政府武装勢力のカレン民族同盟(KNU)などにより92年に結成された。NCUBの組織を支える国外在住のミャンマー人は数百万人に及ぶとしており、各国への拠点の拡大を図っている。マウン・ミンニョウ代表は「今回のデモを押さえ込んだとしても、いずれ同じ状況が繰り返されるはずだ」と話している。(岩田智雄)
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by deracine69 | 2007-09-30 14:55 | アジア・大洋州  

安倍辞任の真相はブッシュ会談だった

9月30日10時0分配信 日刊ゲンダイ

「病気」を理由に総理の職を放り出した安倍前首相を追い込んだのは、今月8日のブッシュ会談だったことが分かった。ヘタな約束が命取りになったのだ。

 安倍・ブッシュ会談はオーストラリア・シドニーのAPEC会議中に行われたが、その直後から安倍の発言が過激になっていった。

 8日の会談直後に、「テロ特措法の延長は対外公約だ。私の責任だ」と初めて責任論を口にした。翌日、「責任」の意味を報道陣に問われた安倍は例の「職を賭して」「職責にしがみつくことはない」と、退路を断ってみせた。

 それだけにブッシュとの会談で何があったのか、大きな疑問が残ったのだが、実は交換条件を出していたという。

「ブッシュはテロ特措法の延長を要求してきた。それに対して安倍は、北朝鮮に対するアメリカのテロ支援国家指定の解除を延ばしてほしいと頼んだのです。ブッシュから“日本の拉致問題は決して忘れることはない”との言葉を引き出した安倍は気分が高揚し、“約束の交換はできた、あとはテロ特措法を是が非でも延長させるぞ”という気持ちになって、職を賭してという言葉を使ったのです」(外交事情通)

 ところが、である。10日早朝、日本に帰国し、午後には所信表明演説をしたものの、周辺から入る情報は「民主党の抵抗が強くて11月1日までにテロ特措法の延長は難しい」「小沢は一歩も譲らない」というものだった。延長が無理となれば、ブッシュとの約束を破ることになる。安倍は絶望から一気に落ち込み、12日の突然の辞任会見となったのである。

「安倍氏は拉致問題で総理になれた人。北のテロ支援国家指定が解除されると、日本の拉致問題は棚上げされ、立つ瀬がなくなる。だから、ブッシュに懇願した。しかし、自分の方が交換条件の約束を果たせない状況に追い込まれ、プッツンしてしまったのでしょう。結果としてブッシュにウソをついたことになるし、指定解除が実行されたら拉致被害者の家族とも合わせる顔がなくなりますからね。両側から万力で押し潰される心境になったはずです」(評論家・河信基氏)

 当時、「自殺情報」が流れたのも、むべなるかな。政治家は得意技でコケるといわれるが、安倍の場合、「ブッシュ」と「拉致」に潰されたわけだ。
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by deracine69 | 2007-09-30 10:00 | 政治  

<ミャンマー>国連外交に内政関与の壁 中露が強い警戒感

9月30日9時55分配信 毎日新聞

 国連は29日ミャンマー問題担当のガンバリ事務総長特別顧問を特使として現地に派遣し、事態沈静化に向け本格的に乗り出した。しかし欧米諸国がこの機をミャンマーの民主化促進につなげたいと求める一方、中露には国連が内政問題に関与することに警戒感がある。特使派遣が軍事政権への強いメッセージになる可能性は低い。
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by deracine69 | 2007-09-30 09:55 | アジア・大洋州  

パトロールする兵士

9月30日9時22分配信 時事通信
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ミャンマーの旧首都ヤンゴンで、軍用トラックに乗ってパトロールする兵士たち(29日)(EPA=時事)
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by deracine69 | 2007-09-30 09:22 | アジア・大洋州