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本拠陥落の武装勢力、ゲリラ戦で抵抗か スリランカ内戦

2009年1月3日22時2分

f0013182_771312.jpg 【ニューデリー=小暮哲夫】スリランカ内戦で、政府軍に本拠地の北部キリノッチを奪われた少数派タミル人の武装組織「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」は今後、密林でのゲリラ戦で抵抗を続けるとの見方が強まっている。都市部でテロも引き続き仕掛けるとみられ、25年にわたる内戦がすんなり終結するとの見方は少ない。

 LTTE寄りのウェブサイトのタミルネットは2日夜、政府軍のキリノッチ制圧について「LTTEは人的被害を可能な限り抑えた」とし、今後も徹底抗戦する方針を示唆した。コロンボでは3日、車の下に置かれた爆弾が爆発し3人が負傷。国防省報道官は「LTTEのテロの疑いがある」と話した。

 一方、政府軍は3日、LTTE支配地域の要衝ムライティブの攻略を開始。AP通信によると、フォンセカ陸軍司令官は「LTTEの終わりに1年もかからないだろう」と述べ、北部全域の早期掌握に自信を示した。

 だが、インドの安全保障専門家ハリハラン氏は「LTTEのプラバカラン議長の降伏は考えられない。小規模集団に再編成してゲリラ戦を展開するだろう」とみる。

 スリランカのNGO国民平和評議会のペレラ理事も「LTTEは通常戦力での戦いでは敗北したが、ゲリラ戦やテロを仕掛ける力は維持している。ゲリラ集団の根絶は困難だ」と指摘する。
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by deracine69 | 2009-01-03 22:02 | アジア・大洋州  

LTTE本拠を制圧 スリランカ軍

1月3日8時1分配信 産経新聞

 【シンガポール=宮野弘之】スリランカのラジャパクサ大統領は2日、全国に向けたテレビ演説で、タミル人の分離独立を主張し、テロ活動を展開してきた反政府勢力「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)の本拠地である北部のキリノッチを制圧したと発表した。ロイター通信によると、大統領は「われわれは勝利を成し遂げた軍に対し賛辞を贈ろう」と演説し、勝利を宣言した。

 キリノッチはLTTEが1998年に掌握して以降、事実上の「首都」として、独自の行政機構などを置いてきたが、昨年秋から政府軍による攻勢にさらされていた。LTTEは12月末、政府との停戦協定交渉の再開に応じる考えを示すなど追い込まれていた。

 キリノッチ陥落でLTTEの分離・独立構想は事実上、崩壊した形だが、武装闘争の終結につながるかどうかは不明だ。

 最大都市コロンボの空軍司令部近くでは同日午後、バイクによる自爆テロが発生。AP通信によると空軍兵士2人が死亡、30人以上が負傷した。

 スリランカでは仏教徒中心のシンハラ人が多数を占める。これに対し、少数派でヒンズー教徒のタミル人は70年代後半から分離・独立を求める運動を展開。80年代からはLTTEと政府軍との戦闘が本格化し、これまでに7万人以上が死亡したとされる。
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by deracine69 | 2009-01-03 08:01 | アジア・大洋州  

<スリランカ>キリノチを「掌握」 タミル人組織本拠地

1月2日21時6分配信 毎日新聞

 【ニューデリー栗田慎一】スリランカ政府は2日、反政府闘争を続ける少数派タミル人武装組織「タミル・イーラム解放のトラ」(LTTE)の本拠地である北部キリノチを「ほぼ掌握した」と発表した。ラジャパクサ大統領は国民向け演説で「前代未聞の国家的勝利だ」とLTTEの「首都」陥落を宣言した。LTTEは現段階でコメントを出していない。

 一方、AFP通信によると、大統領演説の数時間後、主要都市コロンボの空軍本部で自爆とみられる爆発が起き、少なくとも兵士2人が死亡、30人以上が負傷した。LTTEの攻撃とみられる。LTTEは自爆を多用した闘争を一層先鋭化するとみられ、治安が悪化する恐れもある。
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by deracine69 | 2009-01-02 21:06 | アジア・大洋州  

スリランカ内戦激化、避難民20万人 国連機関も退避

2008年10月6日7時44分 朝日新聞

f0013182_420017.jpg 【ニューデリー=小暮哲夫】少数派タミル人の武装組織「タミル・イーラム解放の虎(LTTE)」と政府軍の内戦が続くスリランカで、攻勢を続ける政府軍が北部にあるLTTEの本拠地に迫りつつある。戦闘の激化で20万人以上の避難民が発生し、国連機関も退避。緊迫の度は高まり、住民にさらなる被害が出る懸念も強まっている。

 政府軍は昨年7月に東部のLTTE支配地域を完全制圧した後、北部の攻略を進めている。国防省の発表では、最前線の陸軍部隊は4日、LTTE独自の行政、軍、警察組織の中枢があるキリノッチの南端から2キロの地点に迫ったという。空軍も2日から3日にかけ、キリノッチとその周辺のLTTEの軍や警察施設を狙って空爆を繰り返した。

 政府が戦闘地域へのメディアの立ち入りを認めていないため、正確な状況を確認するのは困難だが、LTTE寄りのウェブサイト「タミルネット」も空爆で建物の被害が出たことを認めた。政府軍の砲撃の一部が市内まで届き始めた、とも伝えている。

 政府側の説明では、06年に1万5千平方キロあったLTTEの支配地域は4分の1に減少。LTTE支配下にあった町を政府軍が次々と制圧している。

 劣勢のLTTEにとっては、事実上の「首都」であるキリノッチまで制圧されれば大きな打撃となり、その後はジャングルでゲリラ戦を展開するしかない。大統領の実弟のゴタバヤ・ラジャパクサ国防次官は「年内にLTTEを一掃する」と発言しており、83年以来続く内戦は重大な局面を迎えている。

 国連などの集計では、戦闘から逃れようと、LTTEの支配地域であるキリノッチ、ムライティブ両県で20万~23万人の避難民が出ている。多くは野外生活を強いられているという。

 今後、追い込まれたLTTEが住民を前線近くに強制移動させ、「人間の盾」にするのではないかとの懸念が出ている。政府は住民を戦闘に巻き込むのを避けるため、南側の政府支配地域へ避難するように呼びかけているが、LTTEは許していない模様だ。

 政府は9月、LTTE支配地域で活動をする国連機関やNGOに「安全が保証できない」として、政府支配地域への退避を要請。国際赤十字社を除き、ほとんどはすでに引き上げた。政府側地域から国連の援助物資が運び込まれてはいるものの、人道支援への影響は避けられない情勢になっている。
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by deracine69 | 2008-10-06 07:44 | アジア・大洋州  

戦闘続発、21人死亡 スリランカ北部

2007/09/16 00:55 産経新聞

 スリランカ国防省によると、同国北部バブニヤ県など各地で14日、政府軍と反政府武装組織タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)による戦闘や攻撃が続発、少なくともLTTEの15人が死亡、政府軍兵士も6人が死亡した。

 バブニヤ県では2カ所で激しい戦闘がありLTTE側14人、政府軍側が3人死亡。北部ジャフナ県では政府軍兵士2人が地雷による攻撃を受け死亡した。

 東部アンパラ県では治安部隊がLTTEの摘発活動をしていた際に戦闘となり、双方でそれぞれ1人が死亡した。

 政府軍はLTTEの拠点がある北部一帯で本格攻勢を掛ける構えを見せ、各地で連日のように戦闘が起きている。(共同)
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by deracine69 | 2007-09-16 00:55 | アジア・大洋州  

ヒンズー神の化身、「実在の証拠ない」=政府見解に保守派激怒-インド

2007/09/13-14:32 時事通信

 【ニューデリー13日時事】インドとスリランカを隔てる遠浅の海で行われている水路建設をめぐり、ヒンズー教の保守層が浅瀬に点在する砂州は神の化身であるラーマ王の創造物「アダムの橋」だと主張し、工事に反対している。インド政府は12日、ラーマが実在した証拠はないとの見解を表明、保守派の猛反発を買った。
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by deracine69 | 2007-09-14 14:32 | アジア・大洋州  

スリランカ、安全性アピールで渡航者数50%増目指す-観光局の設置も計画

2007/09/12 トラベルビジョン

 スリランカ政府は今後、治安の良さをアピールし、スリランカのイメージの向上をはかり、現在年間で平均約2万人の日本人訪問者数を2008年には50%増を目指す。このほど来日したスリランカ観光副大臣のファイザー・ムスタファ氏が9月11日、日本旅行業協会(JATA)の海外旅行委員会に対する説明会で語った。

 説明会の席で、JATA側から、「シンガポール以遠へ注目が集まる中、スリランカは有望なデスティネーション」との認識を述べたものの、「7年前から8年前までは商品を造成していたが、現在はできていない」、あるいは「商品は展開しているが3年ほど前から減少傾向」など、停滞する気配についても報告。この理由として、「仏教遺跡やビーチ、ホテルなど、デスティネーションとしての魅力は十分」だが、「治安が悪いというイメージが払拭できていない」ことが原因であるといい、「政府として、メディアなどを通して一般消費者のイメージアップを図ってほしい」という意見が大勢を占めた。また、プロモーションの方法として、「アーユルヴェーダや紅茶は女性層、仏教はシニア層など、テーマを限定してターゲットを絞った商品造成をサポートしてほしい」という声も聞かれた。

 こうした意見に対しムスタファ氏は、メディアなどを活用し、従来はアピールができていなかったと認め、「できれば2ヶ月以内に、業界やメディアを対象にFAMツアーを実施し、実際に見てもらいたい」と語り、JATA旅行博でも安全性をアピールするなど、積極的にイメージ向上策を実施していく方針を示した。また、2008年の50%増という目標に向け、「3ヶ月以内に政府観光局の日本事務所を設置したい」とも言及し、日本でのプロモーションや情報提供を本格的に展開していく考えだ。

 ムスタファ氏は、スリランカの旅行の魅力を「気候や風景、アクティビティ、自然、動物、紅茶、文化など、小さな国ながら多様性に富んだ観光資源」とした上で、「予算と時間に合わせてそれらを提供できる現地のオペレーターを紹介する」と語り、商品造成を訴えた。また「モルジブへのレジャー目的の渡航者の35%がコロンボ空港経由。モルジブではホテルの宿泊費が200米ドルから300米ドルになるが、スリランカでは50米ドルから60米ドル」と紹介、モルジブとスリランカを組み合わせたツアーのメリットを強調した。
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by deracine69 | 2007-09-12 12:00 | アジア・大洋州  

スリランカ海軍、反政府勢力の武器密輸船3隻を撃沈

2007/09/11-17:58 時事通信

【コロンボ11日AFP=時事】スリランカ海軍は10日夜、同国南東部沿岸沖で反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」の武器密輸船3隻を撃沈した。海軍当局者が11日明らかにした。(写真はLTTEから奪取したシラバトゥラ地区の治安部隊、スリランカ国防省提供)

 同当局者によると、海軍艦艇が同沖合で迎え撃った3隻は全長約70メートルで、それぞれ「マヨシ」「セイシン」「コシ」という船名をつけていたが、スリランカ当局は、これらの船名はいんちきだとみなしている。海軍当局者は「北部と東部での政府治安部隊との戦闘を支援するため、LTTEは重火器や弾薬を密輸しようとしていた可能性がある」と指摘している。

 いまのところ、犠牲者についての報告はない。スリランカ海軍はここ数カ月間で、LTTEの密輸船に対して数回攻撃を敢行している。国防省は3月に、海軍がLTTE向けに武器、弾薬を密輸しようとしていた貨物船2隻を撃沈したと発表。また国防当局によれば、2月28日にも南部沿岸沖で同様の攻撃を加え、貨物船1隻を沈めている。北部と東部地域での戦闘が激しくなる中で、LTTEの船舶と海軍艦艇との衝突も徐々に拡大している。 〔AFP=時事〕
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by deracine69 | 2007-09-11 17:58 | アジア・大洋州  

人気回復を狙う紅茶業界、課題はイメージ向上

2007年09月11日 08:34 AFPBB News
発信地:コロンボ/スリランカ

【9月11日 AFP】紅茶の価格が下落しコーヒーとの競争にさらされる中、飲料市場で何とか消費者の人気を取り戻そうと、世界の紅茶業界がイメージアップに躍起になっている。

 業界関係者によると、お茶は世界で水に次いで消費量が多い飲料だが、「年配女性が飲むもの」と見られ、高い値段を払ってモカやカプチーノといった流行のコーヒーを飲む若者には敬遠されてしまいがち。「産出国は、健康性をアピールしたり、紅茶入りクッキーやケーキ、シリーズ製品を打ち出すなどして紅茶のファッション性を高める必要がある」と、米国の業界団体US Tea AssociationのJoe Simrany代表は言う。

 スリランカのコロンボ(Colombo)で開かれた業界会議では、スリランカ、ケニア、インドなどの大手産出国が紅茶の価値を上げられず、700億ドル(約8兆円)相当の世界ホットドリンク市場でお茶がコーヒーに追い付けずにいる現状が報告された。

 Simrany氏によると、米国で年間に消費されるお茶の85%はアイスティーだという。「アイスティーのおかげで、紅茶はもうおばあちゃんの飲み物ではないんだと世界中の若者にアピールでき、活性化につながっている」と、米国の雑誌「Tea A Magazine」の編集者、パール・デクスター(Pearl Dexter)氏は指摘する。

 アメリカではいまでもコーヒーの方が好まれているが、コンビニエンスストアには、すぐに飲めるプレミアムグルメティーが並ぶようになり、人々の姿勢に変化が出ている。それでもブランドイメージと品質基準を引き上げるためにはもっとやるべきことがあるとSimrany氏。

 イメージに不安はあっても、世界では1日に10億杯以上の紅茶が飲まれており、一部には良質のお茶で勢いを盛り返している分野もある。新芽から作られる繊細な味わいのホワイトティーから日本の玉露にいたるまで、1キロ当たり5ドル(約570円)以上もするエキゾチックなお茶は商品価値が増している。

 健康志向をアピールする業者もある。米国の紅茶ストアElaine’s Tea Shoppeは、肌のアンチエイジング効果をうたったホワイトティーの販売で業績好調だ。世界でもトップクラスの紅茶ブランドであるディルマ(Dilmah)は、年代もののビンテージ販売戦略に加え、紅茶カフェの「T Bar」65店舗を欧州各地やカザフスタン、アラブ首長国連邦で展開し、大きな収益を上げている。
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by deracine69 | 2007-09-11 08:34 | アジア・大洋州  

内戦続く スリランカ 対立超えともに学ぶ 義肢装具士目指すシンハラ人とタミル人

2007年9月5日 東京新聞

 民族紛争が続くスリランカに設立された義肢装具士養成学校で、対立する多数派シンハラ人と少数派タミル人が一緒に義足や義肢づくりの技術を学んでいる。民族の枠を超えた学校は、出口の見えない紛争の中、何とか相互理解につなげたいという試みでもある。 (コロンボ近郊ラガマで、平田浩二、写真も)

 同国では二十年に及ぶ政府軍と反政府武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」との内戦で大勢の戦闘員が手足をなくした。同国国防省は傷ついた国軍兵士の自立のため、同様に内戦状態が続いたカンボジアの装具士学校に国軍兵士を派遣、義肢製作の技術を学ばせた。

 しかし、戦闘や地雷の犠牲になるのは兵士だけではない。

 大勢の一般市民が巻き添えになっており、二〇〇五年五月、スリランカ保健省が日本財団や英国の非政府組織(NGO)「カンボジアトラスト」の協力を得てコロンボ近郊ラガマに装具士養成学校を開設した。

 「民族を問わない開かれた学校に」。日本財団のこの提案を政府は了承。現在、三十七人が学んでいるが、このうち九人が激しい戦闘が繰り広げられてきた北東部や東部出身のタミル人だ。

 二年間で解剖学や神経学などの知識や製作技術を身につけ、最後の一年間は病院で臨床実習を行い国際義肢装具協会(ISPO)認定の資格取得を目指す。生徒増加により今年一月、日本財団の資金援助で校舎を新築した。

 世界保健機関(WHO)によると、国内では十五万人が義肢・義足を必要としている。戦闘だけでなく〇四年十二月のスマトラ沖地震津波での被災や頻発する鉄道事故などもその原因だ。

 義肢づくりの技術を身につければ、国内での就職が保証されるうえ、国際資格取得者は海外でも需要があるため、毎年、定員十五人に対し志願者は百人を超す。

 同国ではシンハラ、タミル民族双方が独自言語でナショナリズムをかき立て対決姿勢をあおっていることが紛争の長期化につながっており、授業はすべて英語。生徒は全員が寄宿舎生活を送る。

 三年生のルバン・ネーミナタンさん(25)は北東部トリンコマリー県出身のタミル人。東部のバティカロア大学でバイオ技術を勉強していたが、戦闘激化で中退、養成学校に移った。「故郷には僕の帰りを待っている傷ついた仲間が大勢いる。しかし、初めてシンハラ人とふれ合い、民族に関係なくこの国の人たちの役に立ちたいと思った」と話した。
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シンハラ人とともに義肢製作技術を学ぶタミル人のルバンさん(右)=コロンボ近郊ラガマで

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by deracine69 | 2007-09-05 08:00 | アジア・大洋州