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<国際刑事裁判所>スーダン大統領に逮捕状、戦争犯罪容疑

3月4日22時39分配信 毎日新聞

 【ブリュッセル福島良典】スーダン西部ダルフール地方の紛争を巡り、国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)は4日、戦争犯罪と人道に対する罪の容疑でバシル・スーダン大統領(65)の逮捕状を発行した。国家指導者らの重大犯罪を裁くICCの設立(02年)以来、現職国家元首への逮捕状発行は初めて。スーダン政府は反発を強めており、駐留する国連平和維持活動(PKO)部隊への民兵らの妨害行為が懸念される。

 ICCのモレノオカンポ主任検察官は昨年7月、集団殺害、人道に対する罪、戦争犯罪を犯した容疑でバシル大統領の逮捕状を請求した。ICC予審裁判部は4日、「元首であれ訴追免責はない」として「多数の市民の殺害、レイプ、強制移住などを指揮した」大統領の間接責任を指弾した。集団殺害については「特定集団掃滅の意図を確認できなかった」と除外した。

 スーダンはICCに加盟していないが、国連安保理決議でICCに付託された事件のため、協力義務がある。だが、スーダン政府は07年に逮捕状が出された閣僚と民兵組織指導者の引き渡しも拒んでおり、ICC報道官は、スーダン政府が協力拒否を続ければ「判事は問題を安保理に送付する」と警告した。

 ICCは警察力を持たず、バシル大統領の逮捕はPKOの任務外のため、大統領が国内にとどまる限り逮捕状が執行される可能性は低い。ICC加盟国(108カ国)には、大統領が入国すれば、逮捕し、ICCに移送する義務が生じる。

 ICC報道官は、「ICCは政治法廷」とのバシル大統領陣営の批判に対して、「純然たる司法機関だ」と反論。逮捕状発行がダルフール和平協議に悪影響を及ぼすとのアラブ・アフリカ諸国の懸念については「正義なしには永続的な平和はない」と強調した。

 バシル大統領は1989年に軍事クーデターで政権を握り、イスラム化を推進した。03年に発生したダルフール紛争では政府軍・民兵組織がアフリカ系住民を襲撃。国連推計では、これまでに30万人が死亡、250万人が難民・国内避難民となり、「史上最悪の人道危機」と呼ばれる。

 【ことば】ダルフール紛争 スーダン西部ダルフール地方の開発の遅れに不満を抱く黒人住民らが、アラブ系の中央政府に対し03年に武装蜂起。政府は民兵を利用して無差別襲撃を行うなど紛争が激化した。中国がスーダンで進める石油開発が、政府側の資金源になっているとの批判がある。
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by deracine69 | 2009-03-04 22:39 | アフリカ  

スーダン機ハイジャックされる=100人超搭乗、リビアに着陸

8月27日6時52分配信 時事通信

 【カイロ26日時事】リビアからの報道によると、スーダン西部ダルフールの町ニャラから首都ハルツームに向かっていた同国の民間航空サンエアーの旅客機が26日、離陸直後にハイジャックされ、リビア南東部クフラの空港に着陸した。

 クフラの空港でリビア当局者が犯人グループと交渉中という。同機には乗客乗員100人以上が搭乗しており、着陸後も機内にとどまっている。

 ロイター通信によると、中東の衛星テレビ局アルジャジーラは27日、ハイジャック犯は10人で、ダルフールの反政府勢力スーダン解放運動(SLM)の分派だと報じた。


スーダン機乗っ取り犯投降=乗客・乗員は無事-リビア
8月28日0時38分配信 時事通信

 【カイロ27日時事】リビアからの報道によると、スーダンの航空会社サンエアの旅客機が同国西部ダルフール地方のニャラを離陸後ハイジャックされ、リビア南東部クフラに着陸した事件は27日、2人組の犯人がリビア当局との交渉の末投降し解決した。乗客乗員約100人は無事だった。
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by deracine69 | 2008-08-27 06:52 | アフリカ  

<スーダン>大統領逮捕状発行なら国連職員に重大な結果も

8月19日11時24分配信 毎日新聞

 【ニューヨーク小倉孝保】スーダン和平問題を担当する国連のアシュラフ・ガジ特使は18日、スーダン政府から「国際刑事裁判所(ICC)がバシル・スーダン大統領に逮捕状を発行した場合、同国で活動する国連職員に重大な結果を招く可能性がある」と警告されたことを明らかにした。安全保障理事会で報告した。

 ICC検察官は7月14日、ダルフール紛争を巡り「人道に対する罪」などでバシル大統領の逮捕状を請求した。ガジ特使は、スーダン政府が逮捕状請求を「非合法的で政治的な行為だ」と主張していることを紹介したうえ、「国連はスーダンの治安関係者と協力を深めるなど必要な準備を進めている」と述べた。

 国連は現在、スーダンの南・北部の平和維持のため国連スーダン派遣団(UNMIS、約1万人)を派遣。さらに、ダルフールの平和維持のため国連・アフリカ連合(AU)合同部隊(UNAMID)を創設し、最終的に約2万6000人規模にする計画だ。
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by deracine69 | 2008-08-19 11:24 | アフリカ  

スーダンは内戦の瀬戸際=南部の政治組織幹部が警告

2008/05/27-12:13 時事通信

 【ハルツーム26日AFP=時事】スーダン南部の政治組織、スーダン人民解放運動(SPLM)のナンバー2、パガン・アムム氏は26日、スーダンは内戦の瀬戸際にあると警告した。同氏はさらに、統一内閣を構成する北部のパートナーをヒトラーのナチスに例えるとともに、国連の平和維持の役割を拡大するよう求めた。

 SPLMは、南部の解放闘争を進めてきたスーダン人民解放軍(SPLA)の政治組織で、キールSPLA最高司令官が議長を務めている。キール議長は第1副大統領として統一内閣に参加している。

 アムム氏は、紛争の発火点となっているアビエイをめぐる戦闘の激化をめぐってスーダン軍と与党国民会議(NC)を激しく非難した。同氏は「スーダン軍とNCは本格的な民族浄化を行っている。10万人以上を避難民にし、村を焼き払い、財産を略奪した。何か理由があるからではなく、住民が南部の有力黒人民族のディンカだからだ」と述べた。

 同氏は、NC指導部が南北境界地域のアビエイからディンカ族を追い出そうとしているとし、「これは、NC指導部が住民を殺したり、追い出したりすることで、アビエイ問題の最終決着を図ろうとしていることをはっきりと示している」と指摘。そのうえで「最終決着は、ナチスがユダヤ人に対して行ったことと同じようになる。つまり、ユダヤ人を強制収容所に送り、虐殺したようになるということだ」と語った。 〔AFP=時事〕
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by deracine69 | 2008-05-27 12:13 | アフリカ  

スーダンがチャドと断交、反政府勢力支援を理由に

5月12日0時3分配信 読売新聞

f0013182_13105470.jpg 【ラゴス=角谷志保美】スーダン政府は11日、首都ハルツーム近郊に進攻した同国西部ダルフール地方の反政府武装勢力「正義と平等運動(JEM)」を撃退したと宣言、侵攻を支援したとして隣国チャドとの断交を表明した。

 現地からの報道によると、政府軍とJEMの残存勢力の戦闘は11日も一部で続き、首都近郊の都市オンドゥルマンの外出禁止令は継続した。政府側は、武装勢力側に多数の死傷者や逮捕者が出たとしている。

 2003年から続くダルフール紛争で、武装勢力が首都に迫ったのは初めて。政府とダルフール武装勢力の対立が一層深まり、昨年11月以来中断している和平協議の再開は遠のく可能性が高い。

 また、チャドとスーダンは、互いの反政府武装勢力を支援しているとして頻繁に対立しており、両国の緊張の高まりで域内がさらに不安定化する恐れもある。
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by deracine69 | 2008-05-12 00:03 | アフリカ  

スーダン反政府勢力、首都ハルツームに進攻か

5月11日2時18分配信 読売新聞

 【ヨハネスブルク支局】ロイター通信などによると、スーダンの反政府武装勢力「正義と平等運動(JEM)」の司令官は10日、スーダン政府軍との戦闘により同国の首都ハルツーム近郊の都市を制圧し、そのままハルツームに進攻したと語った。

 同司令官は、「ハルツームの制圧は時間の問題だ」と述べた。

 政府軍との戦闘での死傷者数は不明。近郊都市での戦闘を受けて、スーダン政府は同日、ハルツームに夜間外出禁止令を出した。JEMは同国西部のダルフール紛争で、政府との和平協議をボイコットしている。
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by deracine69 | 2008-05-11 02:18 | アフリカ  

スーダンPKO「自衛隊なら歓迎」 カジ国連特別代表

2008年05月09日03時01分 朝日新聞

 【オスロ=南島信也】スーダン問題担当の国連事務総長特別代表アシュラフ・カジ氏は7日、オスロ市内で朝日新聞記者とのインタビューに応じた。日本政府がスーダン南部での国連平和維持活動(PKO)に自衛隊派遣を検討していることについて「国会でしっかりと議論すればいい。日本が来てくれれば、最大限に歓迎する」と述べた。

 南北スーダンの和平合意後のPKOに当たる国連スーダン派遣団(UNMIS)代表でもあるカジ氏は「自衛隊はPKOの経験もあり能力も高い」と指摘。同日に会談した中山泰秀外務政務官らによると「現在の部隊は道路舗装などインフラ整備の技術が高くない。自衛隊派遣を強く要請したい」と述べ、施設部隊の派遣を求めたという。

 防衛省内では治安状況などから派遣に慎重な意見が根強い。カジ氏は「時々、衝突や犯罪はあるが、改善に向かっている」と語った。国際テロ組織アルカイダの拠点とされるスーダンの安定化は「単にアフリカの地域的な問題ではなく、グローバルな問題だ」とも述べ、日本の積極的な関与に期待を示した。

 UNMISには今年3月末現在で67カ国から約1万人が参加している。
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by deracine69 | 2008-05-09 03:01 | アフリカ  

<スーダン>ダルフール紛争解決へ安保理決議 多くの課題も

8月1日19時22分配信 毎日新聞

 【ヨハネスブルク白戸圭一】スーダン西部ダルフールの紛争解決に向け国連安保理が31日、2万6000人規模の国連・アフリカ連合(AU)合同部隊の派遣決議を採択した。難色を示してきたスーダン政府も部隊受け入れの姿勢を見せており、決議採択はダルフール住民の安全確保に向けた大きな前進といえる。だが、紛争が隣国チャドと中央アフリカに拡大する中、決議では国連部隊の展開がスーダン国内に限定されるなど多くの課題も残されている。

 ダルフールの反スーダン政府勢力は隣国のチャド東部を拠点としており、スーダン政府はこれに対抗して民兵をチャドへ送り込み、攻撃させている。中央アフリカ北部にも同じ構図があり、ダルフール紛争は「内戦」ではなく「国際紛争」の様相を帯びている。

 このため、現場の人道支援関係者の間では(1)国連部隊のチャドと中央アフリカへの展開(2)国連部隊による武装勢力の武装解除――を求める声が強かった。だが、いずれも安保理決議には盛り込まれず、部隊の権限は違法な武器の「監視」にとどまった。

 このため、反スーダン政府勢力、政府系民兵ともチャド、中央アフリカ両国で勢力を温存するのは確実とみられる。国連部隊は国境の反対側に武装勢力が残存する中での困難な治安維持を強いられることになる。

 また、部隊の早期展開も困難だ。国連は反欧米色の強いスーダン政府の反発を緩和するため、ダルフールに駐留している既存のAU部隊に新たな部隊を加え、「2万6000人の部隊」を編成するとしている。だが、AUは今年1月に決定したソマリアへの平和維持部隊派遣で行き詰まるなど、域内で相次ぐ紛争に手が回らないのが実情。国連関係者はロイター通信に「展開完了は来年」との見通しを語っている。

 国連平和維持活動史上最大級の2万6000人の部隊を編成するには、AU域外からの派遣も不可避だ。このためスーダン政府が派遣国の選定をめぐり抵抗する可能性も消えていない。

 今回の決議採択を巡っては、油田開発を通じてスーダン政府に影響力を持つ中国が、スーダン政府に部隊受け入れを説得した。北京五輪を来年に控える中国は国際社会の「ダルフール問題解決に消極的なら五輪をボイコットすべきだ」との声に神経をとがらせているとみられ、中国が部隊の早期展開に向け引き続きスーダンを説得できるかが焦点になりそうだ。

 【ことば】ダルフール紛争 03年以降スーダン西部ダルフールで、政府寄りのアラブ系住民と黒人系住民の間で続く武力衝突。20万人を超える難民がチャドへ脱出した。国際人権団体などはアラブ系民兵が黒人系住民を大量虐殺していると非難。国連人権理事会は昨年、全当事者に暴力の停止を求める決議を採択した。スーダン政府は、隣国チャド政権が同じ民族の黒人系反政府勢力を支援していると非難している。
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by deracine69 | 2007-08-01 19:22 | アフリカ  

<ダルフール>国連がPKO活動決議 最大2万6千人派遣

8月1日10時57分配信 毎日新聞

f0013182_2082839.jpg 【ニューヨーク小倉孝保】国連安全保障理事会は31日、スーダン西部ダルフールの和平実現に向けた平和維持活動(PKO)にあたる国連・アフリカ連合(AU)合同部隊(UNAMID)を創設し、最大約2万6000人の軍人・警官を派遣するとの決議案を全会一致で採択した。これまでスーダン政府が国連部隊の受け入れに難色を示し、中国も支持してきたが、これ以上の被害拡大は容認できないとの国際社会の声を、両国とも無視できなくなった。4年間で20万人の犠牲者が出たとされるダルフール情勢は、正常化に向け大きな転機を迎えた。10月までに初期的な作戦能力を持つ本部を設置し、年内には現在駐留するAU部隊から権限を引き継ぐ。

 新たに採択された決議は、国連憲章第7章(平和に対する脅威)に基づくことが明記された。UNAMIDが、住民や人道支援活動家の安全、移動の自由などを確保するため必要な行動をとることが規定されている。軍事要員1万9555人、警察部隊6432人も派遣できる。

 昨年9月に採択された決議では、国連スーダン派遣団(UNMIS)に最大1万7300人の軍事要員と3300人の警察部隊などの増派が決まった。しかしスーダン政府の合意が条件だったため、現実には、同政府が3000人規模の軍事要員受け入れを認めるだけにとどまり、実効力がなかった。ダルフールには04年からAU部隊7000人が駐留しているが、民間人への襲撃を防ぐことができていない。

 ダルフールを巡っては、人権の観点からも欧米が国連の介入に積極的だったが、スーダンから石油を輸入する中国がスーダン寄りの姿勢を崩さず、強制力のある決議の採択が難航した。しかし欧米の人権団体などから、「中国がダルフール問題解決に消極的なら、北京五輪(08年)をボイコットすべきだ」との声も上がり、中国も最終的には憲章第7章に基づく強制力のある決議採択に合意した。
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by deracine69 | 2007-08-01 10:57 | アフリカ  

カンボジア、スーダンにPKO派遣 平和の定着象徴

いまや支援する側…国際社会へ恩返し

 長い内戦が続くアフリカのスーダンに、国連の平和維持軍の一員としてカンボジアが先月、地雷処理部隊を派遣した。国連史上、最大規模の平和維持活動(PKO)の舞台にカンボジアがなって十年あまり。支援される側からする側への立場の逆転はこの国での平和の定着を象徴している。

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by deracine69 | 2006-05-03 02:52 | アジア・大洋州