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タンザニアでイルカ大量死 東部インド洋で

 【ナイロビ29日共同】アフリカ東部タンザニアからの報道によると、国際的な観光地として知られる同国東部インド洋のザンジバル島北部で28日、イルカ200-400頭が浜辺約4キロにわたって乗り上げ、死んでいるのが見つかった。死因は不明。

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by deracine69 | 2006-04-29 12:24 | 社会  

HIVとともに 「遊んだツケ」の偏見

2005.5.19 読売新聞

 ◆恋人一筋だったのに

 きれいに片づいたマンションの部屋に、大好きだというアールグレーの紅茶の香りがふわりと広がる。板張りの広いリビングには、食卓とテレビ兼用の最新型パソコン。余計なものは置かれていない。

 「6年前に趣味で始めたサルサダンスの練習を、ここでするからなんです」と、部屋の主、北山翔子(しょうこ)さんはほほえんだ。

 30代後半。関西のある町で、保健師として働いている。身長1メートル60だが、やせているのでもっと背が高く見える。茶色い髪にふんわりとウエーブをつけた、色白の美人だ。

 1996年、ボランティア活動のため滞在していたアフリカ・タンザニアで、HIV(エイズウイルス)に感染した。

 タンザニア人の恋人ができ、セックスをする関係になったが、彼がコンドームをうまく使えないため、避妊のためにピルを服用していた。

 避妊はピルでできるが、HIV感染を防ぐにはコンドームしかない。仕事柄、そうしたHIVに関する知識は人並み以上に持っていた。アフリカの地で、多くの人々がエイズによって亡くなる現状も目の当たりにしていた。しかし、なぜか、自分の恋人がHIVに感染しているとは夢にも思わなかったという。

 感染がわかり日本に帰国してから、ある男性に、「感染したのは、北山さんのミスじゃないですか」と言われたことがある。

 確かにそうかもしれない。でもミスのない人生なんてあるの? 時にこういう魔が差したような失敗をするからこそ、人間なんだと今は思える。

 その男性に「あなたは大丈夫なんですか」と尋ねると、「僕は大丈夫ですよ、妻一筋ですから」という答えが返ってきた。その場では何も言わなかった北山さんだが、「私だって恋人一筋だったんですよ。なのに、いまだに多くの人が、不特定多数の人とセックスをしなければ大丈夫、と思っているんですよね」と残念がる。

 HIV感染者への支援活動などに取り組んできたNPO法人「ぷれいす東京」代表の池上千寿子さんは、「HIVは性感染症であることから、性の乱れと結びつけられ、感染するのは遊んだツケ、という偏見を生んでしまった。恋愛なら感染しないという誤解まである。でも、そんなことはない。ウイルスは人を選ばないんですよ」と話す。

 北山さんは、薬でウイルス量を減らし、元気に保健師の仕事を続けている。2000年には手記「神様がくれたHIV」(紀伊国屋書店)を出版した。「北山翔子」はペンネームだ。
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by deracine69 | 2005-05-19 23:59