タグ:ムンバイ同時多発テロ ( 2 ) タグの人気記事

 

ムンバイ同時テロで101人死亡200人超負傷 高級ホテルで立て籠もり

11月27日13時17分配信 産経新聞

 【シンガポール=宮野弘之】インド西部の中心都市ムンバイ中心部で26日夜、ライフルや手投げ弾を持った武装集団が駅や高級ホテルなど十数カ所を一斉に襲撃する同時テロが発生し、ロイター通信によると、銃撃や爆発でこれまでに日本人ら外国人6人を含む101人が死亡した。負傷者は200人から350人に上っている。死亡した日本人は1人で、三井丸紅液化ガス関東支店課長、津田尚志さん(38)。同社東北支店長の結束達也さん(44)もかすり傷を負ったが、命に別条はない。犯行グループは、特に英米人を標的に襲撃したとみられる。

 PTI通信などによると、武装集団は、タージマハルホテルやオベロイホテルで外国人を含む人質をとって立てこもった。タージマハルホテルでは数人~45人が捕らえられているもよう。インドの治安部隊がホテルを包囲し、時折激しい銃撃戦が展開される中、同ホテルでは火災が発生し、被害者はさらに増える可能性もある。現場周辺には27日朝、外出禁止令が出された。

 犯行について、「デカン・ムジャヒディン」を名乗る組織が各メディアに犯行声明を電子メールで送った。イスラム過激派とみられるが、これまで同組織の名前は知られておらず、背後関係などは不明だ。

 タージマハルホテルから逃れた宿泊客は英BBC放送に対し、「犯人は米国と英国のパスポートを持っている客を探していた」と話した。犯人らはジーンズとTシャツを着た若者だった。

 最初の襲撃は26日午後10時半すぎ、ムンバイの主要駅であるチャトラパティ・シバジ駅構内に、AK-47ライフルなどを持った数人の男が乗降客に向かって無差別に発砲、さらに手投げ弾を爆発させ、少なくとも10人が死亡した。高級ホテルのトライデントホテルも襲撃を受け、病院やタクシーでも爆発があった。

 また、地元テレビによると、犯行グループは計26人で、このうち4人が警察に射殺され、9人が拘束された。犯行前、インド政府に対し、「イスラム教徒が不当に扱われている」などとする電子メールを送りつけていた。

 ムンバイはインド有数の金融・商業都市で、海外からのビジネス客も多い。人質の中には欧州議会のメンバーも含まれているとみられる。ムンバイでは2006年7月、列車7本の客車内で同時爆弾テロが発生し、約200人が死亡した。
[PR]

by deracine69 | 2008-11-27 13:17 | アジア・大洋州  

インドで同時テロ、死者101人…銃撃で邦人2人死傷

11月27日5時13分配信 読売新聞

 【ニューデリー=永田和男】インド西部の商都ムンバイで26日夜(日本時間27日未明)、高級ホテルや病院、鉄道駅など計10か所前後がほぼ同時に、銃撃や爆弾によるテロ攻撃を受け、ロイター通信によると、27日午前までに計101人が死亡、280人以上が負傷した。

 日本政府関係者によると、日本人男性2人が銃撃に巻き込まれ、うち1人が死亡した。三井丸紅液化ガス(本社・東京)企画室によると、死亡したのは、同社関東支店課長の津田尚志(ひさし)さん(38)。市内のトライデントホテルで、脇腹や脚などを銃撃された。同行していた東北支店長の結束(けっそく)達也さん(44)もかすり傷を負ったという。

 インドのPTI通信によると、最初の襲撃は市南部のレストランで午後9時半(日本時間27日午前1時)ごろ発生し、続いてホテルや病院などが襲われた。犯行グループは、自動小銃「AK-47」や手投げ弾を持っているのが目撃されている。

 犯行グループは「タージマハール」「トライデント」の両ホテルや市内の病院で人質を取り、立てこもっている。目撃者が地元テレビに語ったところによると、犯行グループは、ホテルで米国や英国の旅券を持った宿泊客を探していたという。欧米人が人質になっている模様だ。インド軍部隊が突入作戦を試みたが、ムンバイの象徴的建物の一つとされるタージマハールホテルでは、少なくとも6回の爆発が起こり、上層階が炎上した。マハラシュトラ州の首相は、ロイター通信に対し、両ホテルでは「(犯行グループを)まだ、制圧できていない」と語った。

 PTIによると、「デカン・ムジャヒディン(聖戦士)」を名乗る、これまで無名の組織が犯行声明を出しており、イスラム過激派の犯行の可能性もあるが、目的など詳細は不明。米CNNは、警察当局が犯行グループの9人を射殺し、9人を拘束したと伝えた。

 インド国内各都市ではここ数年、爆弾テロが頻発しており、ムンバイでも2006年7月、列車爆破テロで200人近くが死亡している。また東部から南部にかけて農村部では、左派過激派「共産党毛沢東主義派」による村落襲撃事件も頻発し、社会不安が広がっているが、銃撃を伴う大規模テロが大都市で起きるのは極めて異例だ。

 一方、三井丸紅液化ガスによると、死亡した津田さんは、結束さんと取引先の計7人でインド視察旅行中だった。同社には27日未明、「津田さんが日本時間の午前1時過ぎ、宿泊先のムンバイ市内のホテルのロビーで銃撃された」との連絡が入ったという。一行は、26日にムンバイに到着。インドのガスのプラントの情報を集めたり、経済成長を視察したりするためにムンバイやデリーなどを回る予定だった。12月2日に帰国予定だったという。
[PR]

by deracine69 | 2008-11-27 05:13 | アジア・大洋州