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香港ディズニーランドのトップが交代、現地重視の戦略を強化

2008年8月15日 15時49分 日本経済新聞

 香港(ウォール・ストリート・ジャーナル)米ウォルト・ディズニー(NYSE:DIS)が香港ディズニーランドのトップに、中国本土でコカコーラのマーケティングなどを手がけたアンドリュー・カム氏を採用した。これは香港ディズニーランドの人気を高めるために、同社が現地を重視した戦略を強化しようとしていることを示す最も新しい兆候だ。

 新たに香港ディズニーランドのマネジングディレクターに就任するカム氏は、1988年にコカコーラに入社。天津市、上海市、北京市でブランドのマーケティングとオペレーションの監督を手がけた。2000年に香港政府観光局の本土事務所の代表を短期間務めた後、大都市から国境の新彊ウイグル自治区まで本土14カ所の市場で、コカコーラのマーケティングオペレーションを支援してきた。

 急成長が続く本土マーケットでディズニーの業績は期待を大きく下回っており、カム氏の経歴は同マーケットへのアプローチを見直すのに役に立つとみられる。

 ウォルト・ディズニー・パークス&リゾーツのジェイ・ラスロ会長は、カム氏の「実績と専門知識」を賞賛し、同社の今後の発展にとって、同氏の本土での経験は「貴重な資産」と呼んでいる。

 香港ディズニーランドは香港政府との合弁で2005年9月に開業。初年度の入場者数は目標の560万人に達せず、2年目は400万人へと約30%減少した。入場者の大半を占める本土の旅行客を引きつける努力が足りないとの批判を受ける中で、マネジャーはより現地に合わせた戦略を取り入れている。

 同社はこれまでの過ちを教訓とする方針を明らかにし、今年はねずみ年であることを利用して、旧正月のイベントではミッキーマウスとその友達の衣装とパレードに、中国の伝統に合わせたものを新たに取り入れた。

 なお、カム氏は8月28日に就任する予定。カム氏からコメントは得られていない。

 前任者のビル・アーネスト氏は今年4月にウォルト・ディズニー・パークス&リゾーツのアジア部門の社長兼マネジングディレクターに就任していた。
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by deracine69 | 2008-08-15 15:49 | アジア・大洋州