タグ:全日空 ( 17 ) タグの人気記事

 

JAL、ANAが経営戦略抜本見直し…設備投資を大幅減額

1月4日21時19分配信 読売新聞

 景気悪化に伴う航空需要の低迷で業績が落ち込んでいる日本航空と全日本空輸の国内航空大手2社が、中期的な経営戦略の見直しを迫られている。

 成田、羽田空港の発着枠が増える2010年を控え、商機拡大を狙った当初の積極的な投資計画を大幅に修正せざるを得ない状況だ。

 08年10月の国際線旅客の輸送実績は、日航が前年同月比14%減、全日空が同10%減と低迷。特に欧州や中国路線が大きく落ち込んだ。国際線は11月以降も「20~25%の落ち込み」(西松遥・日航社長)となった模様だ。

 急速な景気悪化でビジネス客の需要が総崩れに近く、経費節約のために「出張禁止令」を出す企業もあるほどだ。山元峯生・全日空社長は「坂道を転げ落ちている感じだ」と嘆く。

 こうした経営環境の悪化を受け、両社は08年度にスタートしたばかりの中期経営計画を抜本的に見直す作業を続けている。日航は、燃費の良い新型機の購入を数機取りやめ、08~10年度の3年間で4190億円を予定していた設備投資を1000億円削減する。

 全日空も08~11年度の4年間で約9000億円を投じる予定だった設備投資計画を1000~2000億円減らす。新型機への更新を抑えるほか、国内航空初となるエアバス社の最新鋭機「A380」の導入計画も白紙に戻す。09年度中にアジアの航空会社に出資して格安航空事業に参入する構想も事実上、棚上げする方針だ。

 一方、両社が注目するのが、燃料コストを押し上げていた原油価格の下落基調だ。日航、全日空ともに燃料価格の高騰を理由に、乗客から徴収していた燃油特別付加運賃(サーチャージ)を廃止する可能性が出てきた。

 サーチャージは、3か月間の平均燃料価格が1バレル=60ドルを割り込めば廃止する規定となっており、直近の価格が60ドル前後で推移しているためだ。日本-北米、欧州線で片道2万2000円のサーチャージが廃止され、航空運賃が下がれば、海外旅行の需要回復につながるとの期待は強い。
[PR]

by deracine69 | 2009-01-04 21:19 | 経済・企業  

SMAP乗ってない? 全日空機、確認ミスで48分遅れ

2008年12月5日1時39分 朝日新聞

 北海道・新千歳空港で4日午後0時半ごろ、人気グループ「SMAP」が乗った全日空の羽田行きボーイング777(乗客502人)が滑走路に向かったものの、全日空側によるSMAP一行の確認不足のため、再び出発スポットに戻るトラブルがあった。同機は48分遅れて出発した。

 SMAPは2日と3日に札幌ドームでコンサートを終え、帰京のため空港を訪れた。全日空によると、搭乗口近くに客が集まっていたため、別の搭乗口からメンバーと関係者を搭乗させた。

 当初は17人が搭乗する予定だったが、実際に乗ったのは15人で、搭乗券の枚数と搭乗者数が合わないことが出発後に判明。再びスポットに戻り、人数を数え直したという。メンバーらを乗せるときに人数確認を怠ったという。
[PR]

by deracine69 | 2008-12-05 01:39 | 経済・企業  

エアーニッポン機、また点検漏れ=3便が欠航・遅延-社内用指示書作成でミス?

11月14日16時56分配信 時事通信

 エアーニッポンが国土交通省から指示された点検期限を過ぎたまま航空機を運航させた問題で、別の2機にも点検漏れがあったことが14日、分かった。同社は2機の運航を取りやめたため、同日の新千歳発中部国際行き始発便が欠航したほか、羽田とオホーツク紋別を結ぶ2便に最大31分の遅れが出て、計約300人に影響した。

 同社などによると、既に判明している3機と同様、ボーイング737-500型機についての2006年7月の耐空性改善通報(TCD)に関して点検漏れがあった。TCDでは、飛行時間などによっては着陸500回ごとに機体に傷がないかなどをチェックしなければならないのに、同社は誤って1000回ごとに点検。本来より260回と329回超過し、1-2カ月間飛行していた。

 ボーイング社が出した英語の文書に基づき、エアーニッポンが社内用の作業指示書を作成した際、担当者に勘違いがあったとみられ、同社はほかにも同様のミスがないか改めて調査するとしている。
[PR]

by deracine69 | 2008-11-14 16:56 | 経済・企業  

「飛ぶなら飲むな」ANAが機長らに飲酒量でも制限

10月30日0時19分配信 読売新聞

 乗務前の機長や副操縦士の呼気からアルコールが検知されたことが原因で、旅客機の出発の遅れが相次いだことを受け、全日空は29日、機長や副操縦士のフライト前の飲酒量についても制限すると発表した。

 同社は今年8月18日、下3ケタまで表示されるアルコール検知器を導入した結果、直後の8月21日から離陸前の検査で、呼気1リットルあたりアルコール分0・1ミリ・グラムまでとする社内基準を超えるケースが5件立て続けに発生。

 このため同社は、フライトの12時間前までとしている飲酒規定について、「ビール中瓶で2本、日本酒であれば2合、焼酎は0・7合程度」とする制限を来年1月ごろまで続けることを決めた。飲酒が原因で遅れが出た場合には、処罰の対象とする。
[PR]

by deracine69 | 2008-10-30 00:19 | 経済・企業  

副操縦士から酒気 全日空機遅延

10月23日9時50分配信 琉球新報

 22日午前8時5分に那覇空港から羽田へ出発予定の全日空(ANA)120便がパイロットの「体調不良」を理由に約1時間半、出発が遅れた件で、パイロットから規定値を超えるアルコールが検出されていたことが同日、分かった。全日空沖縄空港支店は当初、琉球新報の取材に対し2日酔いの可能性を否定していたが、同日午後の全日空本社の調査で判明した。パイロットは男性副操縦士で、全日空がフライトの約1時間前に義務付けている呼気検査で1リットル当たり0・1ミリグラム以下という社の規定値を大きく上回る0・327ミリグラムのアルコールが検出された。

 道路交通法が規定する自動車の酒気帯び運転は1リットル当たり0・15ミリグラム以上。

 全日空本社によると、副操縦士は22日午前7時16分から15分おきに3回の呼気検査を受け、1回目は1リットル当たり0・327ミリグラム、2回目0・326ミリグラム、3回目0・265ミリグラムのアルコールが検出された。その後も数回にわたり検査したが、規定値を下回らず、午前9時6分にようやく規定値を下回った。このためこの副操縦士を搭乗させ、9時30分に出発させた。

 操縦士の飲酒について航空法ではフライト前の8時間以内、全日空の社内規定では12時間以内は禁じている。全日空が副操縦士から事情を聴取したところ、フライト約12時間前の21日夜8時以前にビール中ジョッキ1杯、泡盛2合を飲んだが、12時間以内の飲酒はしていないと話しているという。(新垣毅)

More
[PR]

by deracine69 | 2008-10-23 09:50 | 経済・企業  

全日空端末ダウン、システムの「有効期限切れ」原因

2008年9月18日20時44分 朝日新聞

 全日空(ANA)の全国各地の空港カウンターにある端末が14日、一斉にダウンして多くの欠航や遅れが生じた問題で、原因はシステムの一部機能の「有効期限切れ」とわかった。ANAが18日、会見で明らかにした。欠航で宿泊を余儀なくされた客らへの費用負担は約2億円になるという。同社は山元峯生社長ら役員10人を、1カ月の報酬を10~50%減額する処分とした。

 ANAによると、問題があったのは同社の「データセンター」(東京都)にある「端末認証管理サーバー」。全国51空港にある1556台の端末などを管理している。このサーバーでデータを暗号化する機能の有効期限が、市販時の初期設定のまま「3年」(08年9月14日午前1時44分まで有効)と設定されていたため、14日未明からシステムが動かなくなった。

 サーバー自体の導入は05年。当時の搭乗システムではデータを暗号化する機能を使っていなかったため、有効期限の設定は市販時のまま放置された。昨年9月、空港での搭乗手続きを簡素化する新システムが導入された際、個人情報を保護するため、データを暗号化するサーバー機能を使うことになった。その際、あと1年に迫っていた有効期限について、サーバー管理者からの明確な引き継ぎはなく、チェックし損ねたという。

 昨年5月に大規模な同様のシステム障害を起こし、コンサルタント会社から複数のシステムの組み合わせや更新により様々な問題が起きることが指摘されていたが、対策として生かせなかった。ANAの佐藤透・IT推進室長は「きわめて初歩的なミス」と謝罪。今月中に運航システムを含む全システムについて有効期限などの問題がないか総点検するという。
[PR]

by deracine69 | 2008-09-18 20:44 | 経済・企業  

空の旅、偽りあり! 広告の新座席、実はなかった 公取委、全日空に排除命令

8月26日8時0分配信 産経新聞

 全日本空輸(東京都港区)が4月にサービスを開始した国内線の「プレミアムクラス」の広告に、当時はどの機体にも導入されていなかった新型座席の写真を掲載したとして、公正取引委員会は25日、景品表示法違反(優良誤認)で同社に排除命令を出した。

 公取委によると、全日空は2~3月にかけて、通常の料金に上乗せすることで利用できるプレミアムクラスを導入したことを新聞広告で告知。専用のカウンター、バーラウンジを使用できるほか、優先搭乗、機内食の提供、通常より良いゆったりした新型座席を利用できるというものだった。

 しかし座席に関しては、サービス開始時に広告と同じ新型座席に替えていた機体はなく、プレミアムクラスを導入した1日360便のうち、87便では従来の座席の前後の間隔を広げる改修をしただけだった。残る273便は改修もしていなかった。CMと同じタイプの座席は、8月現在で8機で導入している。
[PR]

by deracine69 | 2008-08-26 08:00 | 経済・企業  

ゆったり新座席一つもなし 全日空「プレミアムクラス」CMに排除命令

8月25日16時57分配信 産経新聞

 全日本空輸(東京都港区)が4月にサービスを開始した国内線の「プレミアムクラス」の広告に、当時はどの機体にも導入されていないのに、ゆったりした新型座席の写真を掲載したとして、公正取引委員会は25日、景品表示法違反(優良誤認)で同社に排除命令を出した。

 公取委によると、全日空は2~3月にかけて、通常の料金に上乗せすることで利用できるプレミアムクラスを導入したことを新聞広告で告知し、三国連太郎さんと佐藤浩市さんを起用した写真広告を掲載した。産経新聞でも2月2日と3月28日に広告を掲載した。

 プレミアムクラスは、専用のカウンター、バーラウンジを使用できるほか、優先搭乗、機内食の提供、通常より良い座席を利用できる。

 しかし座席に関しては、サービス開始時に広告と同じ新型座席に替えていた機体はなかった。また、同クラスを導入した1日360便のうち、87便では座席を改修し、前後の間隔を広げただけのものだった。残る273便は従来と同じ座席を使用し、改修もしていなかった。CMと同じタイプの座席は、8月現在で8機で導入している。

 全日空広報室は「公取委の判断を真摯(しんし)に受け止め、今後の再発防止に努める」としている。


全日空に排除命令=国内線上級席で誇大広告-公取委
8月25日16時11分配信 時事通信

 全日空の国内線上級席「プレミアムクラス」で、新型座席を利用できるかのように広告しながら実際には従来の座席を提供していたのは、景品表示法違反(優良誤認)に当たるとして、公正取引委員会は25日、再発防止を求める排除命令を出した。
[PR]

by deracine69 | 2008-08-25 16:57 | 経済・企業  

フライト前の飲酒検知で2回数値検出、全日空機長が操縦桿

8月22日14時40分配信 読売新聞

 全日本空輸の国際線機長が21日、関西空港で受けたフライト約2時間前の飲酒検知で、2回にわたってアルコール分を示す数値が検出されながら、中国・大連行きの便を操縦していたことがわかった。

 機長は出発予定時刻の約10分前に3回目の検査を受け社内基準値をクリアしたといい、同機は30分遅れで出発した。乗客には「出発準備のため遅れます」と説明していた。

 国土交通省は同社に報告を求めるなど調査を始めた。

 全日空によると、機長は21日午前10時発大連行き945便(乗員・乗客33人)に搭乗する予定で、同8時半ごろ、関西空港内で飲酒検知を受けたところ、呼気1リットル中0・25ミリ・グラムのアルコール分を示す数値が出た。

 約10分後の2回目検知では0・18ミリ・グラムに低下、3回目で社内基準上限の0・1ミリ・グラムを下回ったという。


機長の飲酒検知繰り返しで国際線出発遅れる 関西空港
2008.8.22 19:16 産経新聞

 関西空港で21日、関空発中国・大連行きの全日空機の機長から、乗務前の飲酒検知でアルコール分が検出されたため、出発時間が約30分遅れていたことが22日、分かった。国土交通省は同社に具体的な経緯を聴くなど、事実関係を調査している。

 全日空によると、機長は21日午前10時に関空発の945便(乗客乗員33人)に乗務予定で、同8時40分ごろ、関空の乗員準備室で飲酒検知を受けたところ、呼気1リットル中0・25ミリグラムのアルコール分を検出。10分後の検知では0・18ミリグラムまで下がった。社内規定では0・1ミリグラム以上が検出されると乗務を禁止しているが、午前10時の3回目の検知で規定を下回ったため乗務し、同便の出発は26分遅れた。

 全日空の社内規定では、乗務前8時間の飲酒を禁止している。機長は乗務の13時間前までにビールと日本酒を2杯ずつ飲んだといい、検知前に黒酢サプリメント3錠を服用していたという。

 全日空広報室は「最終的に社内規定をクリアしているが、遅れを生じさせてしまい申し訳ない」としている。

Link:全日空の航空法違反行為の現行犯映像
[PR]

by deracine69 | 2008-08-22 14:40 | 経済・企業  

「空飛ぶホテル」A380導入か 決断の時迫る全日空

8月2日14時54分配信 産経新聞

 全日本空輸が、“空飛ぶホテル”と称される欧州エアバスの超大型機「A380」購入の検討を始めた。5機程度、総額約1000億円とみられる。需要の伸びている欧米路線に2012年に就航させる構想で、実現すれば、日本の航空会社で初の大型エアバス機導入となる。燃料費高騰に頭を痛める航空会社には、燃費のよいA380は魅力的に映る。だが、これまでエアバスのライバル・米ボーイングの新鋭機「B787」導入に大きな期待をかけてきた全日空が、なぜ急に心変わりしたのか?果たしてエアバス機導入の成算はあるのか?

 ■A380は非効率?

 「全日空は、本気でA380を購入するのか」。

 7月11日、日本航空の西松遙社長は定例会見で、報道陣に“逆取材”し、続けてこうつぶやいた。「A380のような大型機は、客席をすべて埋めて飛ばなければ効率が悪いのに」。

 航空機は、省エネ型の中小型機へシフトするダウンサイジングが時代の流れ。だが、A380は総2階建てで、座席数は500~800席。ボーイングの“ジャンボ”「B747」(500席超)をさらに大きくした機体だ。

 業績面で目標にする全日空の意外な方針変更に、西松社長は首をかしげる。超大型機で1便運用するよりも、満席の中型機を2便運用する方が経営上のリスクも小さく、顧客にとっても便利で喜ばれるはず。日航再建を軌道に載せ、今や「辣腕(らつわん)経営者」と評価も高い西松社長でも、A380導入の成算は描けないというわけだ。

 全日空の山元峯生社長が購入を最終的に決断するのは9月。好調な北米路線、欧州路線に投入し、ビジネスマンの需要が多い時間帯に絞り込んで就航させる計画とみられる。ドル箱路線のコストを下げ、さらに競争力を高めてライバルを引き離す大胆な一手だ。

 ただ、全日空社内でも、導入を疑問視する声はあったという。A380の全席を常に埋めるのは難しいからだ。「導入を決めたある海外航空会社は、席を埋めるためすでに安売りを始めている」(業界関係者)。

 こんなうわさも出た。全日空がエアバス購入の検討がよほど意外だったのか、「(検討報道が)北海道洞爺湖サミット直前だったので、購入には(日本政府がEU支持を獲得する取引など)何らかの国策的意図があるのではないか」などと、疑心暗鬼の声が周辺業界で渦巻いたほどだ。

 ■B787の遅れ深刻

 だが、超大型機ながらA380の機体は軽く、一度に大量の旅客を運べることから燃費の効率はよい。また、機内にバーやシャワーも設置でき、「空飛ぶホテル」と称されるほど快適性を高めた魅力的な機体であるのはまちがいない。

 一方、A380のライバルであるB787は、200~250席の中型機だ。構造部に炭素繊維を使っているのでこちらも機体が軽く、燃費効率に優れる。

 燃油高騰の中、エアバス、ボーイングは両機を核に、オイルマネーで潤う中東諸国の航空会社からの引き合いを期待し、互角の受注合戦を繰り広げてきた。ただ、昨年10月にシンガポール航空が「ローンチ・カスタマー(第1号購入者)」となり、ひと足先に世界の空にデビューしたA380の評判はよく、一方で就航予定が遅れに遅れるB787は押され気味だ。

 実は、全日空はB787のローンチ・カスタマーとして、世界の先陣を切って最新鋭機の引き渡しを受ける特別な立場にある。当初は北京五輪に合わせて中国路線にB787を華々しく就航させる予定だったが、納入は2009年7~9月期へとずれ込んだ。

 大きなビジネスチャンスを逃した全日空は怒り心頭で、ボーイングに遅延の損害賠償を請求する方向だ。航空業界では「全日空のA380購入の検討は、ボーイングとの賠償交渉などを有利に進めるカードではないか」とのうがった見方も消えてはいない。

 だが、世界でのA380の好調な受注はそんな駆け引きに加え、「再び起きるかもしれないB787納入遅れのリスクを分散させるため」(業界関係者)との保険をかけるような動きや、「ボーイングに愛想をつかしてエアバスに乗り換える地殻変動だ」(同)との指摘もある。それは、B787の納入遅延が一時的でなく、今後も恒常的な問題になるとの見方がじわりと広がってきたためだ。

 ■日航も追随?

 2007年の世界の航空機受注数は、ボーイング約1400機対エアバス約1300機でほぼ拮抗(きつこう)している。だが、日本では歴史的に、全日空、日航ともボーイング一辺倒だ。エアバスはボーイングの厚い壁に何度も跳ね返され、日本でのシェアはわずか4~5%に過ぎない。

 ボーイング“独占”の背景には1980年代以降、対米貿易摩擦解消のため、政府が日本の航空会社にボーイングの航空機を重点的に購入するよう要請してきたからとされる。ボーイングが、歴代米政権と太いパイプを保ってきたのも有名な話だ。

 だが、B787の納入延期というボーイング自ら招いた失策は、エアバスにとってボーイングの“金城湯池”である日本攻略のまたとない機会となる。

 実際、「エアバスの本当のターゲットは日航」との指摘もある。その理由は「日航の新機軸の経営戦略は、いつも全日空の後追い。全日空がA380を購入して成功すれば、日航も続くはず」(周辺業界関係者)というわけだ。

 約20年間、日本の空を支配してきたボーイングの王国に挑むエアバス。全日空の戦略転換は、実現すれば象徴的な出来事となる。サブプライムローン問題の波及で動揺が収まらない世界経済。燃料費の高騰も今後どうなるか予断を許さない。乱気流のような不透明な時代に、全日空が下す大胆な決断は吉と出るのか、凶と出るのか。業界は固唾をのんで見守っている。
[PR]

by deracine69 | 2008-08-02 14:54 | 経済・企業