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あの人は今こうしている 霊能者として活躍した織田無道

2006年08月13日10時00分 ゲンダイネット

 臨済宗建長寺派圓光寺の第49代住職の肩書を持つ一方、オカルトブームに乗って霊能師、タレントとしても活躍した織田無道さん。しかし、02年、都内の宗教法人を乗っ取ろうとしたとして、公正証書原本不実記載、同行使で逮捕された。その後、ブラウン管でとんと姿を見ないが、今どうしているのか。

 織田さんと会ったのは東京・木場にあるレインボータウンFMの生スタジオ。

「この4月から『織田無道のなんでもトーク』という番組をお引き受けしてるんですよ。毎回、ゲストと楽しいおしゃべりで1時間、生放送する番組です。台本の流れは自分で決めます。もちろん、ゲストとの話の中身もね。登場するのはけっして一流とはいえない、これから売り出そうとしてる人が多い。どうやって、その人の魅力を引き出すか、そこに神経を使います」

 本番前に織田さん、まずはこういった。

 ちなみに、生放送をスタジオ前で聞いていたが、軽〜いノリで若いゲストとのトークを盛り上げる。そのテクはさすが霊能師(って、なんのこっちゃ)。で、本番終了後、再度、話を聞いた。

 織田さんといえば、やっぱり宗教法人乗っ取りをめぐる事件。02年9月、霊園を経営する宗教法人の議事録を偽造して前代表を勝手にやめさせたとして、神奈川県警に逮捕され、懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を受けた。

 かくして、それまではワイドショーやバラエティー番組に引っ張りダコだったのに、パッタリ表舞台から姿を消した。

「人生、上がったり、下がったり。だから、事件でテレビ局から干されたのは何とも思っていませんよ。でも、ひどい裁判だったなあ。裁判所はね、ワシが司法書士に議事録の偽造を指示したというんだけど、指示したという日にその司法書士には連絡を取っていないんです。そしたら、今度は黙示の教唆があったという。ワシがテレパシーで教唆したとでもいうんだろうか」

 まるでオカルトみたいな判決だったというのだ。

 だが、そのオカルトブームを背景に売れっ子になった織田さん、本当にテレパシーを使って……。

「ハハハ、冗談はいけません。もちろん、霊を見る力はありますよ。ただ、ワシも含めて、みんな人間、10のうち9はハズレです。霊番組がやっているのは演出。霊能者に自信を持たせるため、あらかじめリサーチして答えを出し、そこに霊能者を誘導して、さも超能力で発見したような演出をするんです。テレビの霊番組に真実を求めても無駄ですね」

 圓光寺は息子に任せて、現在は講演活動に明け暮れる。

「ワシには宗派、宗門は関係ない。お釈迦様の教えを広く、衆生に広めたい。般若心経の『色即是空』の空とは何ぞや。その答えを出すため、行脚を続けるつもりです」
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by deracine69 | 2006-08-13 10:00 | 社会