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南ア大統領、辞任へ ANC退陣要求、受け入れ

9月21日8時1分配信 産経新聞

 【ロンドン支局】南アフリカの与党、アフリカ民族会議(ANC)は20日、同党出身のターボ・ムベキ大統領(66)に対し、来年4月の任期満了までに辞職するよう勧告した。大統領府は同日、「憲法上の要件を満たした後、ムベキ氏は辞任する」との声明を出した。

 ロイター通信によると、ANC幹部はヨハネスブルクで記者会見し、「長い困難な議論の末、ANCは大統領に任期満了までに辞任するよう求めることを決めた」と述べた。ANCは、混乱を避けるため、閣僚に対しては暫定的に職務に留まるよう求めた。

 ムベキ大統領は、次期大統領の最有力候補とみられるANCのジェイコブ・ズマ議長(党首)との確執から、2005年にズマ議長を副大統領から解任。検察当局が昨年12月、恐喝や資金洗浄、脱税、武器取引に絡むわいろを受け取ったとしてズマ議長を汚職罪で起訴した事件で、検察当局に圧力をかけたとして批判されていた。今月12日には、ズマ議長への公訴が棄却され、ムベキ氏の求心力は著しく低下していた。

 ムベキ大統領は、アパルトヘイト打倒を目指して活動したANCに14歳から参加。南ア初の黒人大統領となったネルソン・マンデラ氏の後継として1999年に大統領に就任し、2004年に再選されていた。しかし、昨年12月に行われたANC議長選では、ズマ氏に議長職を奪われていた。大統領は、下院が過半数の賛成で選出する。
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by deracine69 | 2008-09-21 08:01 | アフリカ  

人権弁務官に南アのピレイ氏=アパルトヘイト反対で活動-国連

2008/07/25-07:00 時事通信

 【ニューヨーク24日時事】国連は24日、潘基文事務総長が人権高等弁務官に国際刑事裁判所(ICC)判事で女性のナバネセム・ピレイ氏(66)=南アフリカ共和国=を起用する方針を固め、総会に通知したと発表した。任期は4年。前任のルイーズ・アルブール氏(カナダ)は6月末に任期が切れていた。

 ピレイ氏は南アに移住した少数民族タミル人の家庭出身。1967年から弁護士活動を始め、アパルトヘイト(人種隔離政策)に反対した政治犯の弁護などに当たった。

 その後、南ア初の非白人の高裁判事に就任。95年にルワンダ国際戦犯法廷の判事に選任され、婦女暴行をジェノサイド(集団殺害)と認定する画期的判決の起草に加わった。2003年から現職。非政府組織(NGO)を設立し、女性の地位向上運動にも取り組んでいる。
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by deracine69 | 2008-07-25 07:00 | アフリカ  

南アで外国人排斥暴動 2週間で死者40人以上

5月25日19時41分配信 産経新聞

 【ロンドン=木村正人】アパルトヘイト(人種隔離)を廃止し「民族和解」の象徴とされてきた南アフリカで、隣接するジンバブエなど外国人労働者を標的にした暴動が拡大、外国人の国外脱出が相次いでいる。2週間で40人以上の死者が出ており、軍隊が鎮圧に当たる事態になっている。28日から横浜市で第4回アフリカ開発会議(TICAD4)が開かれるが、アフリカの厳しい現実を突きつける格好になった。

 現地からの報道によると、暴動は11日に最大都市ヨハネスブルクなどで発生し、南部のケープタウンや東部の港湾都市ダーバンなどにも飛び火した。ケープタウンのスラム街では短銃を持った暴徒が発砲、ソマリア人が経営する小売店への略奪も起きた。ヨハネスブルクでは22日以降、軍隊200人が出動して暴動の鎮圧に当たっている。

 外国人労働者や移民は襲撃を恐れて避難所に移動し、その数は2万5000人にのぼる。一方で、モザンビークからの約1万3000人は特別バスなどで国外脱出し、ジンバブエやマラウイからの労働者も帰国を始めた。有効な策を打ち出せないでいるムベキ大統領に対し、野党の民主同盟(DA)は「暴力停止と寛容を呼びかけるべきだ」などと批判を強めている。

 南アフリカで軍隊の鎮圧出動は、全人種選挙を実施してマンデラ氏が初の黒人大統領に選ばれた1994年以来。同国はダイヤモンドや金など鉱業主導の経済は好調で2006年は実質GDP(国内総生産)成長率5%を達成したものの失業率は30%と高い。民族和解の精神を受け継いで難民や亡命者を積極的に受け入れてきたが、今回の暴動は、仕事を奪われた低所得者層の不満が暴発した格好だ。

 2010年にサッカー・ワールドカップ(W杯)が開かれる南アでは競技場建設や社会基盤整備が予定され、モザンビーク、ナイジェリアなどアフリカ諸国から500万人が流入している。このうち300万人がムガベ大統領の強権支配に苦しむジンバブエからだ。同国は年間インフレ率16万5000%、失業率80%と絶望的な経済状態で、医師や教師といった人材も南アに流れ込んでいる。

 アフリカを専門に取材している英国人ジャーナリスト、フレッド・ブリッジランド氏=ヨハネスブルク在住=は産経新聞に対し、「独裁体制を死守するため野党支持者への弾圧を強めるジンバブエのムガベ大統領と、これに目をつぶり続ける南アのムベキ大統領が大量の“政治難民”を生み出した。これが今回の暴動を誘発したともいえる」と指摘している。
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by deracine69 | 2008-05-25 19:41 | アフリカ  

<エイズ>大規模なワクチン治験実施へ 南アフリカ政府

2月10日19時52分配信 毎日新聞

 【ヨハネスブルク白戸圭一】南アフリカ政府は、エイズウイルス(HIV)の感染予防に効果があるとされるワクチンを国民3000人に接種する大規模な治験を実施する計画を発表した。国連合同エイズ計画の推計では、南アはHIV感染者が550万人とインドに次いで世界で2番目に多く、15~49歳の国民のおよそ5人に1人が感染者とみられている。治験は高い確率で感染する環境下でのワクチンの有効性を確かめる狙いがあり、国際的に注目されている。

 治験を実施する政府系研究機関「南ア・エイズ予防接種イニシアチブ」によると、対象はHIVに感染していない18~35歳の男女計3000人。国際製薬企業「メルク社」(本部ドイツ)のワクチンを接種し、今後4年にわたってHIV感染の有無を追跡するという。

 南アでは、アパルトヘイト(人種隔離)政策下で教育を受けることができなかった黒人貧困層を中心にエイズを「精神の病気」などと信じる無理解や誤解が根強い。このため性交時のコンドーム使用など適切な感染予防策が十分に普及せず、感染の拡大に歯止めがかからない状態だ。
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by deracine69 | 2007-02-10 19:52 | アフリカ