タグ:安部政権 ( 4 ) タグの人気記事

 

舛添氏が首相の続投批判、「自民党はショック死状態」とも

8月4日20時59分配信 読売新聞

 自民党の舛添要一参院政審会長は4日のテレビ番組で、参院選での惨敗にもかかわらず安倍首相が続投を決めたことについて、「常識で言えば、これだけ負けたのだから、出処進退のあり方はきちんとすべきだ」と述べ、批判した。

 その上で、「新しいリーダーを選んで立て直すエネルギーも元気もないほど、(自民党が)ショック死状態だということだ」と指摘した。
[PR]

by deracine69 | 2007-08-05 20:59 | 政治  

安倍流に試金石…集団的自衛権行使容認

8月4日23時31分配信 産経新聞

≪野党「反対」、公明も「慎重」≫

 安倍晋三首相が3日、派閥推薦人事を否定したことで、内閣改造とその後の政権運営が問われることになる。その試金石の一つが、集団的自衛権の行使容認をめぐる検討作業だ。首相が執念を燃やす「戦後レジーム(体制)からの脱却」の柱となる政策課題だが、公明党は慎重な姿勢で、野党の抵抗も大きい。ここで妥協すれば、「何のための続投だったのか」と首相支持層に失望を与えかねず、議論の行方が注目される。

 政府は今年5月、集団的自衛権と憲法の関係を整理する有識者懇談会「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」を設置。すでに3回の会合を開いたが、集団的自衛権の行使を認めない現行の憲法解釈に批判的な意見が大勢だ。

 このため、懇談会が今秋にまとめる予定の最終報告を受け、首相が行使容認に踏み切るかどうかが焦点となっている。

 塩崎恭久官房長官は3日の記者会見で「参院選の結果が、日本を守ることに大きな影響を与えるわけではない」と強調。首相側近も「首相は本当に強い人だ。ぶれるということはない」と指摘し、従来の方針通り、集団的自衛権の行使容認に踏み切るとの見通しを示している。

 しかし、公明党の反発は必至だ。太田昭宏代表は参院選後、首相に「憲法論議は大事だが、生活関連のことをについて明確に姿勢を示すことが大事だ」と、議論の棚上げを迫る構えも見せている。党内には「せめて懇談会の最終報告を先送りするぐらいのことはすべきだ」(幹部)との声も漏れ始めている。

 首相が集団的自衛権の行使容認という結論を急げば、自公連立にひびが入るのは必至だ。自民党内にも山崎拓元副総裁や谷垣禎一前財務相ら、集団的自衛権をめぐる政府解釈の変更に反対する勢力も少なくなく、政権基盤が弱まっている首相に対し、さらに攻勢を強めることも考えられる。

 共産、社民両党は、もともと行使容認に反対しているほか、民主党の小沢一郎代表は「何となく米国と協力するたぐいのことだ」と有識者懇設置を批判しており、首相は幾重にも反対・慎重論に包囲されている形だ。

 一方、若手議員時代から一貫して行使容認を主張してきた首相がこうした現状にひるみ、集団的自衛権の行使に関する判断を先送りすれば、首相の姿勢を支持してきた党内外の保守層から「続投した意味がない」との批判を招くとみられる。

 首相は昨年9月の党総裁選直前、周囲に「任期中の憲法改正は実際は難しいかもしれないが、集団的自衛権の問題だけは何としてでもやり遂げたい」と漏らしていた。

 初心に立ち返り、真正面から問題に取り組むのか、厳しい政治情勢を見極めながら慎重に議論を進めるのか、岐路に立たされている。
[PR]

by deracine69 | 2007-08-04 23:31 | 政治  

河野衆院議長 参院選結果で与党に異例の厳しい注文

8月4日9時45分配信 毎日新聞

 河野洋平衆院議長は3日、福岡市で開かれた「毎日・世論フォーラム」(毎日新聞社主催)で講演し、自民党が歴史的惨敗を喫した参院選の結果について「示された民意が何であるかを真剣に考えないといけない。与党の政策が拒否されたと言わざるを得ない。『重く受け止める』と言うだけでは、よく分からない」と語った。

 安倍晋三首相(自民党総裁)が「私の改革の方向性は否定されていない」と述べているのを受けて、与党に対し、政策の転換が必要という議長としては異例の厳しい注文を付けたものだ。

 河野議長は安倍首相が掲げる「戦後レジームからの脱却」路線に言及。「具体的にどういうものなのか。憲法で日本の行く道を示してきたことから脱却するのか。保守の中にも9条に慎重な人々はたくさんいるし、国際社会の反応も考えないといけない」と述べ、憲法改正に前のめりな「安倍路線」に疑問を呈した。【井本義親】
[PR]

by deracine69 | 2007-08-04 09:45 | 政治  

<参院選>消えた「福田暫定内閣」構想 3氏会談の内幕

8月4日8時44分配信 毎日新聞

 参院選の与党惨敗が濃厚となった先月29日夕刻、自民党の実力者たちは、首相・安倍晋三の退陣を想定して、元官房長官・福田康夫を後継首相に擁立する構想を具体的に話し合っていた。国会に近いグランドプリンスホテル赤坂の一室に、元首相・森喜朗、参院議員会長・青木幹雄、幹事長・中川秀直の3人が顔をそろえた席でのことだ。

 冒頭、選挙の総責任者である中川は「私の不徳の致すところです。申しわけございません」と2人に深々と頭を下げた。参院自民党、とりわけ手塩にかけた参院津島派が壊滅状態になった青木は、吹っ切れたように「森さん、私もこれで楽になります。高みの見物でもして過ごしましょう」と乾いた声で笑った。

 「責任をとって幹事長を辞めます」と中川。青木も「私も同じだよ」と同調した。3人の関心は安倍の進退の1点に絞られた。前日の28日夜、安倍は森の携帯電話に「今後も続けるつもりです」と伝えていたからだ。森は賛成も反対もせず、返答を保留していた。

 3人は自民党の獲得議席を「40台中盤」「40台前半」「30台」と三つのケースに分け、「30台なら退陣は避けられない」との結論で一致した。青木は「安倍君はまだ若い。今、辞めれば次のチャンスが生まれるかもしれない」と言った。

 「じゃあ、それなら誰がいいのかなあ」。3人が異口同音に口にしたのは、「福田首相」による次期衆院選までの選挙管理内閣構想だった。「彼なら落ち着いているし、安定感がある」。ただし、福田は71歳。福田を評価する森らも、あくまで「暫定的な緊急避難措置」と考えていた。

 「アルツハイマー」発言でミソをつけたものの、外相・麻生太郎だけは、党内に「ポスト安倍」の人材が枯渇するなか、温存しておかなければならない――。それが3人の共通意見だった。
 協議を踏まえ、森は「じゃあ、今晩中におれが福田さんに会おうか」と言った。ただ、その前に首相が当日夜のテレビ出演で、進退についてどう語るか確認しておくことも必要だった。

 森と青木は、中川に首相公邸に出向いて、安倍の意思を聞いてくるように求めたが、中川は「いや、記者もいっぱいいますし」と尻込みした。森は「幹事長が総理に会うのは、誰も不思議に思わないよ」と中川の背中を強く押した。その場から首相公邸にアポイントメントの電話を入れた中川は、電話を切った後「総理は麻生さんと会っているようです」と、森と青木に告げた。

 午後6時前、麻生と入れ替わるように首相公邸に入った中川に、安倍は「結果がいかなるケースであろうと、解散のない参院選で、政権選択が行われることはあるべきではない」と続投への強い意思を伝えた。「ポスト安倍」は安倍という強烈な意思表示だった。

 「続けるのも地獄、引くのも地獄、いばらの道ですね」と中川。会談後、中川は森に「我々が考えていたのとは全然違う雰囲気です。総理は続けるつもりです」と伝えた。安倍も森に電話し「辞めません。続けるつもりです」と通告。森も「わかった」とのむしかなかった。安倍は周囲に「こんな状況で続けるのはきつい。でもどんな結果になってもやる」と漏らした。この瞬間、「福田選挙管理内閣」構想は幻に終わった。(敬称略)
[PR]

by deracine69 | 2007-08-04 08:44 | 政治