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滑川談合事件、17社の18人起訴

2008年5月3日 読売新聞

業界ぐるみ浮き彫り

 滑川市発注の下水道工事を巡る談合事件で、富山地検は2日、八倉巻建設幹部の八倉巻仁志(48)(滑川市三ヶ)と同女川憲夫(61)(魚津市文化町)の両容疑者を競売入札妨害(談合)の罪で富山地裁に起訴し、ほかの16人も在宅起訴した。市内の下水道工事業者18社のうち、17社が摘発される業界ぐるみの談合が浮き彫りになり、市の談合対策も効果がなかった格好だ。市の建設業協会は解散、余震は今も続く。(南智佳子、浅川貴道)

 起訴状では、八倉巻容疑者ら10人は昨年8月13日、同市発注の下水道工事の指名競争入札で八倉巻建設が落札できるよう参加8業者に同社より高い金額で入札させた。同年6月7日と7月10日の計3件の入札でも、ほかの業者が主導、談合を行ったとしている。

 「談合は共存共栄のため。下水道工事は十数年前から順番に回してきた」。談合で摘発された業者幹部は、苦い表情で語る。市の公共工事発注額は2003年度の17億7000万円から、07年度には10億5000万円まで激減。工事の平均落札率は03年度以降も95%以上の高さで推移しており、工事が減る中、業者が共存するために談合が常態化していた実態が見え隠れする。

 市は昨年度から、談合防止策を強化。今年4月から条件付き一般競争入札対象の工事の価格を3000万円以上から1000万円に引き下げるなどしたが、結局、談合は防げなかった。

 「順番で落札しているのを見れば、市は談合に気づいていたのでは」と話す業者幹部もいる。市は、市議会で批判を浴び、チェック体制の甘さを指摘された。

 業者らは、立件された事件以外でも談合をしていたと供述しているとされ、業者間の談合体質は根深い。富山地検は、「談合を許容しない社会情勢を考慮した。旧来の業者の体質を変える必要がある」と断固とした姿勢を示した。

 富山国際大学の後藤智准教授(行政法)は「日本では、談合を『必要悪』として受容してきた風土があるとも言える。住民自身が行政をチェックしていく必要がある」と指摘した。

    ◇

 八倉巻、女川両容疑者は2日、富山地裁に保釈請求し、釈放された。

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by deracine69 | 2008-05-03 23:59 | 行政・公務員  

赤道を2度超えた「紅そば」で村おこし 富山の旧利賀村

2007年09月23日06時12分

 赤道を2度渡ったそばが、富山県南砺市の旧利賀(とが)村草嶺でピンク色の花を咲かせている。ネパール生まれで、豪州タスマニア育ちの「紅(あか)そば」だ。旧利賀村で地域の名物にしようと、8月に種をまいた。紅そば栽培は、18年前に取り組んだが継続できず、今回は新しい種で再挑戦だ。

 旧利賀村は、世界そば博覧会開催や、そばをテーマにした資料館を作るなど、特産のそばで地域おこしを続ける。

 市利賀行政センター長の中谷信一さんは88年、栽培の技術指導に訪れた現・信州大名誉教授の氏原暉男さんに、ネパールで咲く赤いそばの花を紹介された。中谷さんは翌年、ネパールを訪問し、約10キロの種を持ち帰った。栽培したが、3、4年たつと花の色が薄れ、収穫量が少なかったため続かなかった。

 再挑戦は、氏原さんを通じて知り合った千葉県の製粉業者、白鳥理一郎さんの勧めがきっかけ。白鳥さんは19年前から、夏でも新そばを食べられるように、日本と季節が逆転する南半球のタスマニアで栽培する。昨年、ネパール産を改良した品種の増産にタスマニアで成功した。「タスマニアを種の供給源にすればいい」と、ネパールの品種を利賀の特産にするように勧めた。

 中谷さんらは昨夏、ネパールを再訪。前回とは別の種類の約10キロを譲り受け、白鳥さんに託した。紅そばはタスマニアで順調に育ち、今年6月に300キロを収穫した。

 その種は8月上旬、耕作放棄地の約7000平方メートルの棚田にまかれた。紅そばが特産になれば、棚田を守ることにもつながるからだ。

 紅そばは国内産に比べて味が濃く、香りも甘いという。中谷さんは「地域の人が『紅そばを使って何かやってみよう』という気になってくれれば」と期待する。
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by deracine69 | 2007-09-23 06:12 | 社会  

<富山漁船拿捕>露に全乗組員の解放命令 国際海洋法裁判所

8月6日23時29分配信 毎日新聞

 【ベルリン小谷守彦】国際海洋法裁判所(独ハンブルク)は6日、ロシアに拿捕(だほ)された富山県入善町のサケ・マス漁船「第88豊進丸」と船員17人の返還をめぐり、日本側に保証金1000万ルーブル(約4600万円)の支払いとロシア側に全員の即時釈放と船体の返還をそれぞれ命じた。日本政府の主張を全面的に認めるもので、1審制の同裁判はこれで判決が確定した。

 一方、06年11月にロシア東部カムチャツカ沖で拿捕された北海道釧路市の「第53富丸」の船体返還をめぐる判決も同日、海洋法裁判所で言い渡されたが、ロシア国内の刑事裁判で船体没収手続きが完了したことを理由に、訴えを棄却した。

 豊進丸への判決は保証金の支払い方法をロシアが提示する銀行口座への送金で可能としている。判決に強制力はないが、船員が早期釈放されるかどうかはロシア側の出方次第とみられる。

 日本側が同裁に提訴後、ロシア側は船員の釈放と船体の返還の前提として2500万ルーブル(約1億2000万円)の保証金支払いを提示し、日本側が「法外だ」と主張していた。

 豊進丸は6月1日、ロシア極東・カムチャツカ半島沖でロシア国境警備隊に拿捕された。乗組員17人はペトロパブロフスク・カムチャツキーに連行され、2カ月以上の拘束が続いている。
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by deracine69 | 2007-08-06 22:29 | 社会