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町村派 栄華に陰り 政権求心力衰え、確執は広がる

5月20日8時1分配信 産経新聞

 福田康夫首相を含めて自民党総裁が4代連続で輩出している町村派(清和政策研究会、86人)が19日夕、東京・グランドプリンスホテル赤坂で政治資金パーティーを開いた。都内最大級の宴会場は約5000人であふれ、権勢を見せつけたが、かつての高揚感はなかった。福田政権の求心力は急速に衰えており、派内では町村信孝官房長官、中川秀直元幹事長らの確執が広がる。最大派閥の栄華にも「陰り」が着実に忍び寄っているようだ。

 パーティーは身動きできないほど盛況で、別フロアに特設された3つの別会場も大入り満員となった。

 伊吹文明幹事長は「4代続けて首相を出すとこれほどの人が集まるのか」と驚き、古賀誠選対委員長は「清和研は自民党史にかつてない金字塔を打ち立てた」と賛辞を贈った。「ポスト福田」をうかがう麻生太郎前幹事長も圧倒されたのか、「結党以来の危機を克服するため一緒に頑張っていくことをお誓いしたい」と“忠誠”を示した。

 町村派は昨年9月の福田内閣発足を機に、町村官房長官、中川元幹事長、谷川秀善両院議員総会長の3人の代表世話人制に移行したが、実権は中川氏が掌握。最高顧問に退いた森喜朗元首相とともに「森-中川体制」となった。

 中川氏は、木村拓哉さん主演の政治ドラマ『CHANGE』(フジテレビ)を例に出し、「今まで日本のドラマで政治は悪役だったが、初めてヒーローとして描かれた。『正直』こそが政治の原点だ。われわれ清和研もヒーロー、ヒロインをこれからも誕生させたい」とあいさつし、最大派閥の「数の強み」を強調。他派閥の「ポスト福田」の動きを牽制(けんせい)した。

 故福田赳夫元首相の「清和会」を源流とする町村派は、反主流派として長く悲哀の歴史を歩んできたが、平成12年の森氏の首相就任後、形勢は逆転。小泉、安倍、福田-の3政権を打ち立て、森氏は故金丸信元副総裁に次ぐ「キングメーカー」として君臨してきた。

 しかし、「鉄の結束」を誇った町村派にもほころびが見え始めた。

 党人派の中川氏と、官僚気質の町村氏はソリが合わず、主導権争いが激化。森氏は「もう自分たちが次の総裁をやるなんて思ってはいけない。派内の仲間をどう支えていくか一緒に考えるべきだ」とたしなめたが、対立は深まる一方だ。

 加えて派内には小池百合子元防衛相を次期総裁選に担ぐ動きもある。3月に派閥復帰した安倍氏は麻生氏との盟友関係をますます深めており、「次期総裁選になれば町村派は空中分解するかもしれない」(中堅)との声も上がる。

 伊吹氏があいさつで「福田首相は苦しい中で一生懸命誠実にやっておられる。清和研のみなさんも一糸乱れず福田首相を支えていただきたい」と付け加えたのは、町村派への嫌みとも受け取れる。

 森氏は「日本の繁栄と、国際社会の平和をお祈りする」とにこやかに乾杯の音頭を取ったが、その胸中はいかに…。
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by deracine69 | 2008-05-20 08:01 | 政治  

後藤田氏が津島派退会=自民

9月28日15時1分配信 時事通信

 自民党津島派の後藤田正純衆院議員は28日、津島雄二会長と会い、「既存の派閥組織から一歩距離を置き、国民の目線に立った政策提言を活発に行いたい」として退会届を提出した。今後、無派閥で活動する。これにより同派は66人(衆院46人、参院20人)となった。
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by deracine69 | 2007-09-28 15:01 | 政治  

<福田内閣>官房長官交代劇…権力移動を象徴

9月26日3時8分配信 毎日新聞

 福田康夫首相の組閣人事で、横滑りもなく交代したのは、与謝野馨官房長官、自民党幹事長に就任した伊吹文明前文部科学相の2人だけだった。ただ、麻生太郎前自民党幹事長と安倍晋三改造内閣の両輪とみなされた与謝野氏の退場は、「安倍」から「福田」への権力移動を象徴的に示しているようだ。

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by deracine69 | 2007-09-26 03:08 | 政治  

<福田内閣>背水の陣…17閣僚中15閣僚が残留

9月25日22時45分配信 毎日新聞

 自民党の福田康夫総裁は25日夕、国会で第91代の首相に指名された。ただちに組閣を行い、同日夜、新内閣を発足させた。26日の皇居での首相任命式、閣僚の認証式を経て正式に始動する。改造内閣が1カ月足らずで退陣、臨時国会中の組閣であることから前内閣の17人の閣僚のうち15閣僚を残留させ、急場しのぎの陣容となった。町村信孝外相の官房長官起用に伴い、外相に高村正彦防衛相、防衛相に石破茂元防衛庁長官をそれぞれあて、経験・実務重視の布陣でテロ対策特措法延長問題が控える国会攻防に備えた。参院で与野党勢力が逆転する中、福田政権は発足直後から厳しい政権運営を迫られそうだ。

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by deracine69 | 2007-09-25 22:45 | 政治  

自民党新四役の顔ぶれ

2007/09/24 22:41 産経新聞

 自民党の福田康夫総裁は24日、幹事長、政調会長、総務会長の党三役に加え、新たに選挙対策総局長の名称を選挙対策委員長に変え、三役と同等とする人事を決めた。新四役の略歴と横顔をまとめた。

■伊吹文明幹事長 求心力は「今イチ」とも

 旧大蔵省出身で、主計局時代の蔵相は福田康夫・自民党総裁の父、赳夫氏だった。故渡辺美智雄元蔵相に見いだされ秘書官を務めたのをきっかけに政界入りした。

 安倍内閣で文科相として教育再生関連法の成立に尽力し、今年9月の安倍改造内閣で留任した。今年の通常国会では、事務所費をめぐる「政治とカネ」の問題が直撃したが、野党の追及を飄々(ひょうひょう)とかわす答弁ぶりが注目を集めた。

 実家は江戸時代から続く繊維問屋。郵政民営化に反対して亀井静香元政調会長が離党後、志帥会(伊吹派)会長として派閥の立て直しに努めた。

 ただ、総裁選では派閥として福田康夫新総裁支持を決めたが、多数の“刃こぼれ”が出たとされ、「求心力は今イチ」(関係者)との評も。今後、幹事長として党を束ねることができるか正念場を迎える。

■谷垣禎一政調会長 増税基軸の財政再建論者

 安倍政権で冷や飯を食べ続けた自民党谷垣派会長。党内きっての財政通として知られ、金融再生委員長、財務相を歴任した。18年、自民党総裁選に出馬した際、福祉目的税として消費税の10%化を掲げるなど、増税を基軸とした財政再建論者でもある。

 経済政策を宮沢喜一元首相に学び、宏池会(旧宮沢派)のホープとして早くから注目された。しかし、12年の「加藤の乱」で内閣不信任案に賛成しようとする加藤紘一元幹事長を「大将なんだから」と泣きながら制止する姿が映像で繰り返し流され、世論の批判にさらされたことも。小泉純一郎前首相から重要閣僚として起用され続けて復権した。政府の歳出削減を主導し、小泉改革を支えた。温厚な性格が人望を集める半面、優柔不断との批判もつきまとう。

■二階俊博総務会長 与野党通じた人脈と調整力

 多くの政党を渡り歩いて培った与野党での広い人脈と調整力を買われ、四役の中で唯一の再任。平成5年の自民党離党後、行動をともにした民主党の小沢一郎代表をよく知る元側近として、対小沢戦略の参謀役も期待される。

 衆院議員秘書、県議などを経験した党人派のたたき上げで、細やかな気配りには定評がある。日中国交正常化35周年の今年、両国で2万人の往来を計画するなど、中国との緊密な関係は政界トップクラスで、中国当局からの信頼も厚い。

 ただ、15年に自民党に戻ってからは総務局長、経済産業相、国対委員長と要職を歴任して急速に影響力を強めたことへの風当たりも強い。今月には派閥パーティーの代金の政治資金収支報告書への記載漏れが発覚、脇の甘さも懸念される。

■古賀誠選対委員長 保守本流だが…

 森政権下の幹事長以来、約6年半ぶりの表舞台への登場。加藤紘一元幹事長、山崎拓元副総裁との「新YKK」コンビで福田康夫氏の総裁選出馬をいち早く支持し、流れをつくった功績が評価された。

 派閥は宏池会(古賀派)だが、平成研(現津島派)の野中広務元幹事長の下で頭角を現し、平成10~12年に務めた国対委員長の連続在任865日は当時の歴代1位。広い人脈に定評があり、実務では道路行政への影響力が大きい。二階俊博総務会長と並ぶ「親中派」の代表格でもある。

 保守本流を自任するが、人権擁護法案の実現に向けた強硬論を唱えたり、会長を務める日本遺族会内に、靖国神社に祭られた「A級戦犯」の分祀(ぶんし)を検討する勉強会を立ち上げ、保守派の批判の的となることも多い。
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by deracine69 | 2007-09-24 22:41 | 政治  

自民総裁選 派閥の力と同時にもろさも露呈

9月24日17時20分配信 毎日新聞

 自民党総裁選は23日、麻生派を除く8派の支持を得た福田康夫氏が大勝したが、8派から相当数票が麻生太郎幹事長に流れ、派閥の力と同時にもろさも露呈した。福田氏は今回、「勝ち馬」志向という追い風に助けられたものの、予想以上の造反で挙党態勢の確立には懸念も残した。麻生氏は地方でも善戦し、35都道府県が実施した党員投票の総得票で福田氏を上回り、一定の政治的影響力を保った形だ。【川上克己、田中成之】

 ◇福田氏を支持8派 力・もろさ 同居

 福田氏は総裁選後の記者会見で「『派閥の数合わせ』ではなかったことが証明されたんじゃないか。政治情勢を考えると派閥で一致団結にならない」と語り、選挙戦中の「派閥談合」批判を逆手に取る余裕を見せた。

 福田氏に対し、所属する党内最大派閥の町村派(80人)をはじめ、津島派(67人)、古賀派(46人)など党所属議員の8割を占める8派の領袖が支持する中、福田氏の議員票は66%に当たる254票、麻生氏が34%の132票を獲得した。党内では「麻生氏の善戦」(福田陣営幹部)という受けとめが主流だ。

 福田氏支持の8派は、所属議員の締め付けのため「踏み絵」を用意。同氏の選対本部の「幹事」に任命する文書を所属議員や無派閥議員に手渡し、意向を確認する手法を取り、22日までに「幹事」は計291人まで積み上げた。「うまくいけば300票に届く勢いだ」(町村派幹部)と完勝の声も上がった。

 各派の幹部が念入りに締め付けを図った背景にあるのは、昨年9月の総裁選で派閥横断の中堅・若手議員が安倍晋三総裁誕生の起爆剤となったことや、小泉純一郎前首相以来、派閥の意向に沿わず閣僚や党人事が行われ、派閥の結束が揺らいでいることが大きい。

 さらに津島派では鳩山邦夫法相、伊吹派は中川昭一前政調会長、山崎派でも甘利明経済産業相らそれぞれの派閥幹部が、派の意向に反し麻生氏支持に動き、派内が事実上分裂していたためだ。

 総裁選後の古賀派の選対会議では、「津島派が投票箱に食われた」との声が上がり、源流の旧竹下派時代に「鉄の結束」を誇った津島派が「草刈り場になった」(古賀派幹部)との不満の声も飛び出した。「ギリギリまで悩んだが、麻生氏に投票した」と打ち明けた津島派の中堅議員の一人は「(自派の額賀福志郎財務相の)出馬断念の理由がきちんと説明されず、その不透明さに強い不満があった」と漏らした。

 町村派でも稲田朋美衆院議員が総裁選後、「国民の期待、自民党の再建のためにも麻生先生には頑張ってほしい」とエールを送り、同氏に投票したことを示唆した。

 麻生氏支持のもう一つの流れは、次期衆院選をにらんだ「選挙の顔」を同氏に求めた点にある。大都市部が選挙区の津島派の若手議員は「地域の意見を聞いた結果、麻生氏に入れた」と明かす。そのうえで、地方票で麻生氏が福田氏を上回る傾向が表れた東京や大阪など「大都市出身の議員が麻生氏支持に動いた」との見方を示した。

 ◇地方党員 投票数は麻生氏

 「地方票をたくさんいただいた。街頭遊説した東京、大阪、宮城、香川で上回ったのは大きな支えだ」。麻生氏は総裁選後の会見で胸を張った。

 47都道府県連に3票ずつ与えられた地方票は福田氏76票、麻生氏65票。福田氏が11票差をつけたものの、目立ったのは麻生氏の健闘だ。党員投票の実数の総計は25万3692票に上り、福田氏を約3000票リード。それが自信のコメントにつながったようだ。

 党員投票を実施した35都道府県は、福田氏の18勝17敗。地方票は福田氏54票、麻生氏51票で、ほぼ互角だった。麻生氏は東京、千葉、神奈川、愛知、大阪などの大都市圏で強みを発揮し、福田氏に2000~7000票の差をつけた。

 麻生選対本部長の鳩山邦夫法相は「有権者は大都市が先に動き、地方がついてくる。麻生人気は半年すれば全国を席巻する」と強調。次期衆院選に向け、麻生氏が党内で一定の影響力を発揮することに期待を示した。ただ、麻生陣営は「地方票の『総取り』方式が増えれば有利」と分析していたが、35都道府県すべてを総取り方式で計算しても福田氏54票、麻生氏51票で変わりなかった。

 国会議員の影響が及びやすい県連幹部による限定投票を実施した7県は福田氏の5勝2敗。予備選を実施しなかった5県は福田氏8票、麻生氏7票と分け合った。

 一方、7月の参院選で自民党惨敗の要因となった「1人区」の29県は福田氏の19勝10敗。地方票からは「都市部の麻生、地方の福田」という傾向が読み取れ、それが国会議員票の一部に影響を与えたとみられる。

 福田選対の中山成彬事務局長は町村派総会で「地方票のリードは相当な党員が支持したということで、マスコミが言うような『派閥が決めた』とはならない」と指摘。福田陣営はあくまで「76対65という結果が民意」との解釈を強調した。
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by deracine69 | 2007-09-24 17:20 | 政治  

「強い派閥」今は昔 中間議員、麻生氏へ 自民総裁選

2007年09月24日07時18分 朝日新聞

 安倍首相の突然の辞任で降ってわいた自民党総裁選は、派閥の会長たちがこぞって推した福田康夫氏の逃げ切りで幕を閉じた。「古い自民党」批判を展開した麻生太郎氏も巻き返し、終わってみれば双方が「これが自民党のバランス感覚だ」。かつての強い派閥が復活したわけでもなければ、小泉前首相を生んだような大逆転劇も起こらない。「党再生」の大命題は、新総裁の政権運営に持ち越された。

■中間議員、麻生氏へ

 「得票数をご覧になってどう思われましたか。派閥の数合わせ、とおっしゃいましたが、そうでなかったと証明されたんじゃないですか」

 23日夕、自民党本部。新総裁に選ばれた福田氏は記者会見で、「派閥談合」批判を意識して自らこう語った。

 福田氏330票、麻生氏197票。両院議員総会で開票結果が読み上げられると、会場に拍手が起きた。とりわけ沸いたのは、敗北した麻生氏の陣営だった。

 福田氏支持を打ち出した8派の所属議員は計300人余り。無派閥を含め、21日時点の朝日新聞の取材で「福田氏支持」は253人。態度を明確にしていない議員が79人いたが、福田氏が獲得した議員票は254票どまり。中間的な立場だった議員が、麻生氏に雪崩を打った結果だ。麻生選対の幹部も「(全体得票の)上限は170票ぐらいと思ったが、夢のまた夢の数字に到達した」と驚きを隠さない。

 「いまの自民党に対する批判票だ。派閥でものごとを進めていくことに民意から批判があり、それが国会議員票にも影響した」。21日には態度を明かさず、結局、麻生氏に投票した高村派の若手はこう声を潜めた。

 もっとも、01年総裁選で小泉前首相が予想を覆す逆転勝利をとげて以来、総裁選での派閥の結束は乱れ続けた。03年には津島派の前身である旧橋本派が分裂、06年は派閥横断の「安倍雪崩」が起き、派閥会長は存在感すら示せなかった。今回も、そんな流れは止まっていない。

 「割合で言うと、伊吹派だめ、高村派だめ、山崎派だめで、うちはその次だ」。津島派幹部は、福田氏支持の各派ごとの歩留まりを数え、ため息をついた。これらの派閥は会長がそれぞれ福田氏支持を表明したが、足元は崩れていた。

 伊吹派は中川昭一前政調会長、高村派は大島理森国対委員長、山崎派は甘利経産相……。派内で中心的役割を担う「ナンバー2」たちが公然と麻生氏を支持したり、沈黙を守ったりした。会長が「領袖(りょう・しゅう)」と呼ばれた時代は過ぎ去り、影響力を行使するどころか、派の分裂に至らないよう、そうした派内の動きも黙認せざるを得なかった。

 結局、結束が崩れなかったとみられるのは谷垣派と二階派だけ。麻生氏支持に回った古賀派中堅は「決して派閥の時代じゃないことを、この数字が表している」と力を込めた。

 ただ、「派閥談合」批判にあわてて、「失敗だった」(町村派幹部)と揺り戻しの動きが党内で強まった側面も否定できない。津島派の津島雄二会長は、こんな分析を披露した。

 「いい票の出方だった。負け惜しみではなくて。自民党の現在、将来のためにもこういう票の出方は決して談合でもないし、話し合いでもない、それぞれの意思に従った結果だ」

■擁立3派も足並み乱れ

 開票後、福田氏擁立の流れをつくった2人の派閥会長は「挙党態勢」で口をそろえた。

 谷垣禎一・谷垣派会長 全員野球、みんなが頑張っていかないといけない。私も福田さんを一生懸命支えていく。

 古賀誠・古賀派会長 どういう立場であれ、しっかりと支えていく。

 安倍政権と距離を置き、冷遇されてきた両氏の仕掛けは早かった。谷垣氏は首相が辞意を表明した12日夜、古賀氏と山崎派会長の山崎拓氏に電話で「私も覚悟はあるが、こだわらない。安倍政権の流れを変える、方向転換をすることが第一だ」と持ちかけた。

 昨秋の総裁選で安倍、麻生両氏と争った谷垣氏が今回立候補すれば、福田氏が腰を引くことは確実だった。谷垣氏の立候補見送りで古賀、谷垣、山崎3派の動きは加速。福田氏が立候補を事実上表明した14日には古賀、谷垣、山崎の3氏は福田氏と会談し、報道陣にも公開した。「派閥選挙と思われる」と批判もあったが、福田氏擁立を主導したことを印象づけたい思惑が勝った。

 だが、フタを開ければ、谷垣派は別にしても、古賀、山崎両氏は自らの派閥すらも福田氏支持で固めることができていなかった。

 「こうなると人事は難しくなる。古賀さんは、党副総裁に祭り上げられるのかなあ……」。23日夕、都内のホテルに設けた古賀派の選対本部に出入りする議員の表情は浮かなかった。投開票前、派内では「古賀さんは幹事長に」との声も強かったが、夜に開かれた派の打ち上げ会では、ポストの話題は出なかったという。

 首相の退陣表明から福田新総裁誕生へ――。この政局の陰には、派閥とは別次元の動きもあった。

 「派閥が麻生さん、福田さんに分かれたというよりも、無派閥の新人議員の多くが福田さんに改革の実行を期待した。これが彩りとして新しい自民党を象徴している」

 05年郵政選挙で初当選した「小泉チルドレン」の一人、小野次郎衆院議員は開票後、こう胸を張った。

 伏線は10日の代議士会にあった。「小泉改革を否定することだ」。小野氏や中川泰宏氏らが、郵政反対組の平沼赳夫氏の復党を容認しようとする首相と麻生幹事長を公然と批判した。首相が麻生氏に辞意を漏らした直前のことだ。12日に首相が辞意を表明すると、中川氏らは「小泉再登板」を求めて走り始めた。

 結局、小泉前首相は受け入れず、小野氏らは福田氏支持に流れた。だが、小泉氏は彼らの動きを評価していた。

 23日夜、小泉氏は中川氏や猪口邦子氏ら当選1、2回の衆院議員を都内の中華料理店に招いた。総裁選を振り返り、こう語りかけた。「すごかった。勇気があった。影響力があった」
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by deracine69 | 2007-09-24 07:18 | 政治  

知事選でしこり、自民・群馬が財務相ら公認申請せずと決定

8月5日8時54分配信 読売新聞

 自民党群馬県連は4日、県議団総会を開き、先月22日の知事選で県連の要請を断って党公認候補をほとんど応援しなかったとし、尾身幸次財務相(衆院比例選北関東ブロック)と中曽根弘文元文相(参院群馬選挙区)を、それぞれ次の選挙で党本部に公認申請しないことを決めた。

 知事選では、5選を目指した無所属現職・小寺弘之氏に対し、同党は前県議会議長・大沢正明氏を公認候補として擁立。“保守分裂”の激戦の末、大沢氏が初当選した。

 県連は、5月24日の県議団総会で、知事選への貢献度が低い場合には次の国政選挙で公認申請をしないとする方針を出していた。
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by deracine69 | 2007-08-05 08:54 | 政治  

政界再編に向け存在感…二階氏の「次」は

8月5日0時0分配信 産経新聞

 参院選の与党大敗を受けて、政界再編が現実味を帯びてくる中、自民党の二階俊博国対委員長の存在感が増している。平成5年の自民党分裂後、数々の政党を渡り歩いただけに「政界の寝業師」といわれ、野党にも太いパイプを持つ。民主党の小沢一郎代表の「手法」も知り尽くしているだけに、その動向に注目が集まっている。

≪人心掌握術≫

 2日夜、二階氏は、自民党の衆参国対副委員長12人を静岡県小山町のホテルに集め、通常国会の慰労会を開いた。

 「『勉強させる国対』は本当にためになった」「国対委員長の勘所はやはりバツグンだ」「国対の『チーム二階』はかつてない結束力だった」。宴席とはいえ、国対副委員長からは礼賛の声が続いた。

 二階氏は終始うれしそうな表情を見せ、「参院選に負けたからといって安倍晋三首相を批判するのはおかしい。みんな総裁選で支持したんだから最後まで支えるのが筋じゃないか」と首相の続投を支持する立場を強調。自民党内に沈滞ムードが漂う中での慰労会は、二階氏の存在感を印象付ける重要なセレモニーとなった。

 わずか15人の小派閥が注目を集めるのは、二階氏が地味ながらも、「人を引きつける人心掌握術を持つ」(党国対関係者)からだ。若手・中堅議員や官僚、自民党職員にも「隠れファン」は多いといわれる。

 平成5年の政治改革をめぐる自民党分裂では、小沢氏とともに自民党を飛び出し新生党を結成。その後、新進党、自由党と渡り歩き、12年に小沢氏と決別すると、保守党を結成。その後も、民主党の反小沢勢力などを切り崩して保守新党に衣替えして15年に自民党と合流するなど、独特の身のこなしをみせてきた。

≪太いパイプ≫

 このような遍歴から、野党にも太いパイプを持ち、国対委員長として水面下の折衝を一手に引き受けてきた。自由党国対委員長だった際、自民党国対委員長だった古賀誠元幹事長と関係を築き、保守党幹事長時代は山崎拓元副総裁、冬柴鉄三国交相とトリオを組んだ。初当選同期の伊吹文明文科相、額賀福志郎元防衛庁長官、大島理森元農水相とは定期会合を続けている。これが自民党をまとめる「接着剤」といわれるゆえんだ。


 また、二階氏は全国旅行業協会会長で「旅行・観光業界のドン」ともいわれ、エネルギー業界や関西財界にも強い影響力を持つ。中国当局とのパイプも太く、昨年9月に中国湖南省の「貿易投資博覧会」に企業関係者約1000人を連れていき、政財界を驚かせた。

≪15人の小所帯≫

 しかし、弱点もある。手塩にかけて育てた派閥「新しい波」は15人にすぎない。6月の派閥パーティーでは、「4年前に自民党に戻り、一生懸命頑張ってきた。ようやく『私は認知されたな』と感じている」と喜んだが、このうちの6人は一昨年の郵政解散で初当選した小泉チルドレン。さらに、70歳以上の高齢議員も4人おり、「次の衆院選では消滅の危機にひんする」(中堅)との見方もある。

 一方で、盟友の武部勤前幹事長が設立した若手衆院議員の会「新しい風」は二階派と「兄弟関係」(周辺)で、「一声で数十人が集まる」(自民中堅)とも言われている。

 こうした中、次の内閣改造・党役員人事で、首相が二階氏をどう処遇するのか。

 国対委員長に留任させたり、幹事長に起用すれば、小沢民主党に対する撹乱(かくらん)戦術を狙ったと読めるし、経済閣僚に起用すれば財界対策を重視したとみることもできる。

 ただ、「全方位型・経済重視」の二階氏を重用すれば、教育再生や憲法改正など「戦後レジームからの脱却」をうたった安倍路線は後退したとの印象で受け止められかねない。また、二階氏は首相の盟友とされる麻生太郎外相や中川昭一政調会長との関係には微妙な距離感があり、自民党内で新たなしこりが生じる可能性もある。
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by deracine69 | 2007-08-05 00:00 | 政治  

「青木体制」に幕=実力者落選、会長人事は難航-参院自民

8月1日19時2分配信 時事通信

 自民党の青木幹雄参院議員会長が1日、参院選惨敗の責任を取り辞任した。「参院のドン」として長らく君臨してきた青木氏が表舞台から退き、「青木体制」の幕は下ろされた。しかし、青木氏の後継と見られた片山虎之助前幹事長ら実力者が相次いで落選し、「ポスト青木」の本命候補は見当たらない。新会長選出の調整は難航必至で、参院で過半数割れした自民党にとって苦難の道は続きそうだ。
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by deracine69 | 2007-08-01 19:02 | 政治