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自民総裁選 派閥の力と同時にもろさも露呈

9月24日17時20分配信 毎日新聞

 自民党総裁選は23日、麻生派を除く8派の支持を得た福田康夫氏が大勝したが、8派から相当数票が麻生太郎幹事長に流れ、派閥の力と同時にもろさも露呈した。福田氏は今回、「勝ち馬」志向という追い風に助けられたものの、予想以上の造反で挙党態勢の確立には懸念も残した。麻生氏は地方でも善戦し、35都道府県が実施した党員投票の総得票で福田氏を上回り、一定の政治的影響力を保った形だ。【川上克己、田中成之】

 ◇福田氏を支持8派 力・もろさ 同居

 福田氏は総裁選後の記者会見で「『派閥の数合わせ』ではなかったことが証明されたんじゃないか。政治情勢を考えると派閥で一致団結にならない」と語り、選挙戦中の「派閥談合」批判を逆手に取る余裕を見せた。

 福田氏に対し、所属する党内最大派閥の町村派(80人)をはじめ、津島派(67人)、古賀派(46人)など党所属議員の8割を占める8派の領袖が支持する中、福田氏の議員票は66%に当たる254票、麻生氏が34%の132票を獲得した。党内では「麻生氏の善戦」(福田陣営幹部)という受けとめが主流だ。

 福田氏支持の8派は、所属議員の締め付けのため「踏み絵」を用意。同氏の選対本部の「幹事」に任命する文書を所属議員や無派閥議員に手渡し、意向を確認する手法を取り、22日までに「幹事」は計291人まで積み上げた。「うまくいけば300票に届く勢いだ」(町村派幹部)と完勝の声も上がった。

 各派の幹部が念入りに締め付けを図った背景にあるのは、昨年9月の総裁選で派閥横断の中堅・若手議員が安倍晋三総裁誕生の起爆剤となったことや、小泉純一郎前首相以来、派閥の意向に沿わず閣僚や党人事が行われ、派閥の結束が揺らいでいることが大きい。

 さらに津島派では鳩山邦夫法相、伊吹派は中川昭一前政調会長、山崎派でも甘利明経済産業相らそれぞれの派閥幹部が、派の意向に反し麻生氏支持に動き、派内が事実上分裂していたためだ。

 総裁選後の古賀派の選対会議では、「津島派が投票箱に食われた」との声が上がり、源流の旧竹下派時代に「鉄の結束」を誇った津島派が「草刈り場になった」(古賀派幹部)との不満の声も飛び出した。「ギリギリまで悩んだが、麻生氏に投票した」と打ち明けた津島派の中堅議員の一人は「(自派の額賀福志郎財務相の)出馬断念の理由がきちんと説明されず、その不透明さに強い不満があった」と漏らした。

 町村派でも稲田朋美衆院議員が総裁選後、「国民の期待、自民党の再建のためにも麻生先生には頑張ってほしい」とエールを送り、同氏に投票したことを示唆した。

 麻生氏支持のもう一つの流れは、次期衆院選をにらんだ「選挙の顔」を同氏に求めた点にある。大都市部が選挙区の津島派の若手議員は「地域の意見を聞いた結果、麻生氏に入れた」と明かす。そのうえで、地方票で麻生氏が福田氏を上回る傾向が表れた東京や大阪など「大都市出身の議員が麻生氏支持に動いた」との見方を示した。

 ◇地方党員 投票数は麻生氏

 「地方票をたくさんいただいた。街頭遊説した東京、大阪、宮城、香川で上回ったのは大きな支えだ」。麻生氏は総裁選後の会見で胸を張った。

 47都道府県連に3票ずつ与えられた地方票は福田氏76票、麻生氏65票。福田氏が11票差をつけたものの、目立ったのは麻生氏の健闘だ。党員投票の実数の総計は25万3692票に上り、福田氏を約3000票リード。それが自信のコメントにつながったようだ。

 党員投票を実施した35都道府県は、福田氏の18勝17敗。地方票は福田氏54票、麻生氏51票で、ほぼ互角だった。麻生氏は東京、千葉、神奈川、愛知、大阪などの大都市圏で強みを発揮し、福田氏に2000~7000票の差をつけた。

 麻生選対本部長の鳩山邦夫法相は「有権者は大都市が先に動き、地方がついてくる。麻生人気は半年すれば全国を席巻する」と強調。次期衆院選に向け、麻生氏が党内で一定の影響力を発揮することに期待を示した。ただ、麻生陣営は「地方票の『総取り』方式が増えれば有利」と分析していたが、35都道府県すべてを総取り方式で計算しても福田氏54票、麻生氏51票で変わりなかった。

 国会議員の影響が及びやすい県連幹部による限定投票を実施した7県は福田氏の5勝2敗。予備選を実施しなかった5県は福田氏8票、麻生氏7票と分け合った。

 一方、7月の参院選で自民党惨敗の要因となった「1人区」の29県は福田氏の19勝10敗。地方票からは「都市部の麻生、地方の福田」という傾向が読み取れ、それが国会議員票の一部に影響を与えたとみられる。

 福田選対の中山成彬事務局長は町村派総会で「地方票のリードは相当な党員が支持したということで、マスコミが言うような『派閥が決めた』とはならない」と指摘。福田陣営はあくまで「76対65という結果が民意」との解釈を強調した。
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by deracine69 | 2007-09-24 17:20 | 政治  

連載「海図なき政権」<上> 自画自賛 危うさに目をつぶり

2007年09月24日11時12分 西日本新聞

 新リーダーを選んだ自民党の国会議員たちを待ち受けていたのは「麻生コール」だった。23日午後、東京・永田町の党本部前。麻生太郎幹事長を応援しようと集まった若者ら約300人の絶叫は約3時間、途切れることなく続いた。

 福田康夫元官房長官が大勝した総裁選だが、35都道府県で実施された党員投票の得票数でみると、麻生氏が福田氏を上回った。「麻生さんの大衆人気を証明した」。麻生氏を支持した若手議員は言い切った。

 「福田さんが勝ちすぎないで逆によかった」。福田氏を支持した議員たちは軽く受け流した。福田氏は記者会見で「自民党は結構バランス感覚があるんですよ」と微笑を浮かべた。

 福田氏に投票したベテラン議員は「民意」を読み解けないでいた。鳴りやまない「麻生コール」に不思議そうにつぶやいた。「これが『アキバ系』の人たちなんだね」

 ■若手の支持も

 「若い人たちの声はどうかな」。安倍晋三首相が突然の退陣表明をした12日夜、福田氏は決起を促す側近議員にこう漏らした。若手議員の支持に不安を覚えていた。

 懸念はすぐに消えた。「小泉チルドレン」と呼ばれる新人衆院議員らのグループは、幹事長として郵政造反組の復党に動いた麻生氏に反発。小泉純一郎前首相が出馬を完全否定すると、片山さつき衆院議員らが「小泉改革の継承者」と支持を表明した。

 一方、派閥領袖らは「劇場型政治からの転換」「安心感のある政治」「人の意見を聞くバランス感覚」を期待して雪崩を打った。トップダウン型から融和型のリーダーに替え、主導権を取り戻そうと結束した。

 ベテランと若手。それぞれの思惑が「福田支持」に集約された。党内基盤は盤石のはずだった。

 ■「何も語れない」

 ところが、総裁選に入ると福田氏の準備不足が露呈した。討論会や演説会では精彩を欠き、アピール度で麻生氏に見劣りした。

 「官房長官時代は輝いていたが、今は何も語れない。麻生さんより明らかに劣っている」。町村派のベテランも認めざるを得なかった。周辺がテレビ出演のキャンセルに動いたこともあった。

 投票日が迫る中、党内に福田氏の手腕への不安が芽生え始めた。新人議員は「福田さんには安定感がある。ただ、衆院選を戦えるのか。党の顔としては明らかに麻生さんだろう」と悩ましさを明かした。

 守りの福田、攻めの麻生|。ベテラン議員は政治の不信と空白を生んだ党の危機に「守り」の選択をした正しさを強調した。

 「党内も荒廃している。こういうときだから、温厚な『癒やし系』の人がいいんだ」

 危うさに目をつぶったかのような「安全策」。政権安定の転機になるのか、政権転落への序章なのか、若手もベテランも読み切れない。

   ◇   ◇

 「ポスト安倍」を担う自民党新総裁に福田康夫氏が選ばれた。だが、参院の与野党勢力が逆転した中、その明確な針路は見えていない。難航必至の政治を展望する。
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by deracine69 | 2007-09-24 11:12 | 政治  

圧倒のはずが伸び悩み…福田氏勝って複雑

2007年9月24日8時6分 日刊スポーツ

 自民党総裁選は23日、両院議員総会で党所属国会議員と各都道府県連代表者による投票を行い、福田康夫元官房長官(71)が、総数528票中330票を獲得し、第22代総裁に選出された。9派閥中8派閥の支持で圧勝が予想された福田氏だが、麻生太郎幹事長(67)に寝返る議員が続出。麻生氏は予想を大きく上回る197票で勝者のような笑顔をみせた。福田氏は25日の衆院本会議で第91代首相に指名され、憲政史上初の親子2代総理となる。

 「福田氏330票、麻生氏197票」。投票結果が判明した瞬間、議員の間にどよめきが起きた。福田氏は表情を変えず壇上で麻生氏と握手したが、握り合った時間はわずかだった。

 総投票数の62・5%に当たる大勝だが、「圧勝」の予想は覆され、無記名投票で“造反”票が膨らんだ。福田氏は会見で票数について聞かれ、むきになった。「当初から派閥の数合わせにはならないと、言ったでしょ。結果を見れば、証明された。私は当初から申し上げていた。今は派閥は一致団結にはならない」。選挙戦では「多くの支持を得ている」としていたが、「選挙はやってみなければ分からない。予定通りにはいかない」と、認めざるを得なかった。

 福田氏陣営も想定外の結果に複雑で、選対本部長の橋本聖子参院議員(42)は「結果は思いと少し違う部分があった。正直、もう少しいけると思った」。

 一方、福田氏を支持した派閥では、党役員、閣僚ポストを見込んで早くもさや当てが始まった。津島派の津島雄二会長(77)は「福田新総裁誕生に汗をかいたわれわれの責任は重い」と、暗に支援議員の処遇を要求。同派幹部は「わが派は結構まとまった。悪いのは伊吹、高村、山崎の各派だ。ひどいところは半分こぼれたんじゃないか」。名指しされた伊吹派会長の伊吹文明文科相(69)は、派閥(25人)から7~8人造反したとの見方を示し、「福田圧勝では、党運営で厳しい場面が生じかねない」と釈明した。

 福田氏は派閥の推薦は受けない方針。党内では、麻生氏にも配慮せざるを得ないとの指摘も出ている。

 25日の首相指名で、憲政史上初の親子2代で総理の座に就く。「日本で親子2代って、初めてですかねえ」と照れ笑いし、「自分としては、そうしたくなかった。だから昨年も総裁選に立候補しなかった。でも今年は、考える時間がなかった」と続けた。群馬で4人目の首相という点でも「3人で終わりと思っていたら、図らずもそこに立てるようになった」。喜びを抑えているのか、苦戦の悔しさに気付かれたくないのか、のらりくらりの福田流でかわした。
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by deracine69 | 2007-09-24 08:06 | 政治  

「強い派閥」今は昔 中間議員、麻生氏へ 自民総裁選

2007年09月24日07時18分 朝日新聞

 安倍首相の突然の辞任で降ってわいた自民党総裁選は、派閥の会長たちがこぞって推した福田康夫氏の逃げ切りで幕を閉じた。「古い自民党」批判を展開した麻生太郎氏も巻き返し、終わってみれば双方が「これが自民党のバランス感覚だ」。かつての強い派閥が復活したわけでもなければ、小泉前首相を生んだような大逆転劇も起こらない。「党再生」の大命題は、新総裁の政権運営に持ち越された。

■中間議員、麻生氏へ

 「得票数をご覧になってどう思われましたか。派閥の数合わせ、とおっしゃいましたが、そうでなかったと証明されたんじゃないですか」

 23日夕、自民党本部。新総裁に選ばれた福田氏は記者会見で、「派閥談合」批判を意識して自らこう語った。

 福田氏330票、麻生氏197票。両院議員総会で開票結果が読み上げられると、会場に拍手が起きた。とりわけ沸いたのは、敗北した麻生氏の陣営だった。

 福田氏支持を打ち出した8派の所属議員は計300人余り。無派閥を含め、21日時点の朝日新聞の取材で「福田氏支持」は253人。態度を明確にしていない議員が79人いたが、福田氏が獲得した議員票は254票どまり。中間的な立場だった議員が、麻生氏に雪崩を打った結果だ。麻生選対の幹部も「(全体得票の)上限は170票ぐらいと思ったが、夢のまた夢の数字に到達した」と驚きを隠さない。

 「いまの自民党に対する批判票だ。派閥でものごとを進めていくことに民意から批判があり、それが国会議員票にも影響した」。21日には態度を明かさず、結局、麻生氏に投票した高村派の若手はこう声を潜めた。

 もっとも、01年総裁選で小泉前首相が予想を覆す逆転勝利をとげて以来、総裁選での派閥の結束は乱れ続けた。03年には津島派の前身である旧橋本派が分裂、06年は派閥横断の「安倍雪崩」が起き、派閥会長は存在感すら示せなかった。今回も、そんな流れは止まっていない。

 「割合で言うと、伊吹派だめ、高村派だめ、山崎派だめで、うちはその次だ」。津島派幹部は、福田氏支持の各派ごとの歩留まりを数え、ため息をついた。これらの派閥は会長がそれぞれ福田氏支持を表明したが、足元は崩れていた。

 伊吹派は中川昭一前政調会長、高村派は大島理森国対委員長、山崎派は甘利経産相……。派内で中心的役割を担う「ナンバー2」たちが公然と麻生氏を支持したり、沈黙を守ったりした。会長が「領袖(りょう・しゅう)」と呼ばれた時代は過ぎ去り、影響力を行使するどころか、派の分裂に至らないよう、そうした派内の動きも黙認せざるを得なかった。

 結局、結束が崩れなかったとみられるのは谷垣派と二階派だけ。麻生氏支持に回った古賀派中堅は「決して派閥の時代じゃないことを、この数字が表している」と力を込めた。

 ただ、「派閥談合」批判にあわてて、「失敗だった」(町村派幹部)と揺り戻しの動きが党内で強まった側面も否定できない。津島派の津島雄二会長は、こんな分析を披露した。

 「いい票の出方だった。負け惜しみではなくて。自民党の現在、将来のためにもこういう票の出方は決して談合でもないし、話し合いでもない、それぞれの意思に従った結果だ」

■擁立3派も足並み乱れ

 開票後、福田氏擁立の流れをつくった2人の派閥会長は「挙党態勢」で口をそろえた。

 谷垣禎一・谷垣派会長 全員野球、みんなが頑張っていかないといけない。私も福田さんを一生懸命支えていく。

 古賀誠・古賀派会長 どういう立場であれ、しっかりと支えていく。

 安倍政権と距離を置き、冷遇されてきた両氏の仕掛けは早かった。谷垣氏は首相が辞意を表明した12日夜、古賀氏と山崎派会長の山崎拓氏に電話で「私も覚悟はあるが、こだわらない。安倍政権の流れを変える、方向転換をすることが第一だ」と持ちかけた。

 昨秋の総裁選で安倍、麻生両氏と争った谷垣氏が今回立候補すれば、福田氏が腰を引くことは確実だった。谷垣氏の立候補見送りで古賀、谷垣、山崎3派の動きは加速。福田氏が立候補を事実上表明した14日には古賀、谷垣、山崎の3氏は福田氏と会談し、報道陣にも公開した。「派閥選挙と思われる」と批判もあったが、福田氏擁立を主導したことを印象づけたい思惑が勝った。

 だが、フタを開ければ、谷垣派は別にしても、古賀、山崎両氏は自らの派閥すらも福田氏支持で固めることができていなかった。

 「こうなると人事は難しくなる。古賀さんは、党副総裁に祭り上げられるのかなあ……」。23日夕、都内のホテルに設けた古賀派の選対本部に出入りする議員の表情は浮かなかった。投開票前、派内では「古賀さんは幹事長に」との声も強かったが、夜に開かれた派の打ち上げ会では、ポストの話題は出なかったという。

 首相の退陣表明から福田新総裁誕生へ――。この政局の陰には、派閥とは別次元の動きもあった。

 「派閥が麻生さん、福田さんに分かれたというよりも、無派閥の新人議員の多くが福田さんに改革の実行を期待した。これが彩りとして新しい自民党を象徴している」

 05年郵政選挙で初当選した「小泉チルドレン」の一人、小野次郎衆院議員は開票後、こう胸を張った。

 伏線は10日の代議士会にあった。「小泉改革を否定することだ」。小野氏や中川泰宏氏らが、郵政反対組の平沼赳夫氏の復党を容認しようとする首相と麻生幹事長を公然と批判した。首相が麻生氏に辞意を漏らした直前のことだ。12日に首相が辞意を表明すると、中川氏らは「小泉再登板」を求めて走り始めた。

 結局、小泉前首相は受け入れず、小野氏らは福田氏支持に流れた。だが、小泉氏は彼らの動きを評価していた。

 23日夜、小泉氏は中川氏や猪口邦子氏ら当選1、2回の衆院議員を都内の中華料理店に招いた。総裁選を振り返り、こう語りかけた。「すごかった。勇気があった。影響力があった」
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by deracine69 | 2007-09-24 07:18 | 政治  

“造反”太蔵議員は「麻生氏に投票」

2007年9月24日06時00分 スポーツ報知

 総裁選の在り方をめぐり後見人だった武部勤元幹事長に“造反”した杉村太蔵衆院議員(28)は23日、麻生太郎幹事長に投票したことを明らかにした。

 「じっくり(2人の)政策を分析したが、内容に違いはない」という結論に達したという太蔵氏は、「言葉の端々に戦う政治家の姿勢を感じた」と麻生氏に投票した理由を説明した。

 今総裁選では当初、武部氏が座長を務めるグループ「新しい風」のメンバーとともに、小泉首相の擁立を画策したが失敗。その後、同会が福田氏支持を打ち出すと、会合途中で席を立ち武部氏との間にしこりを残した。太蔵氏は「今後はあらゆる派閥、グループに所属しない」と決別宣言。「完全無派閥で活動します」と話した。

 当選直後は「グリーン車乗り放題」などと奔放発言を連発し武部氏にしかられていたが、今後は「言いたいことを言っていく」と力説。だが、同じ小泉チルドレンの片山さつき氏は「私は無派閥議員の会ですから…」と困惑気味。佐藤ゆかり氏も「我々と同一視されるのは困る。個別の次元だと思います」とキワモノ扱いしていた。
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by deracine69 | 2007-09-24 06:00 | 政治  

「射撃手」麻生氏、3度目の自民総裁選も逃す

2007年09月23日 21:05 AFPBB News
発信地:東京

【9月23日 AFP】安倍晋三(Shinzo Abe)首相(53)の辞意表明に伴い、23日に投開票された自民党総裁選挙に出馬した麻生太郎(Taro Aso)同党幹事長(67)は、独特のカリスマ性が功を奏すことなく福田康夫(Yasuo Fukuda)元官房長官(71)に敗れ、3回目の総裁選も逸した。

 麻生氏は、吉田茂(Shigeru Yoshida)元首相を母方の祖父に持ち、夫人は鈴木善幸(Zenko Suzuki)元首相の娘、実妹は寬仁親王妃とエリートの家系。

 一方、育ちに縛られないユニークな経歴で知られ、米国カリフォルニア(California)に留学後、生家の事業でアフリカ・シエラレオネに駐在、ダイヤモンド鉱山開発に携わった。1976年のモントリオール五輪ではクレー射撃の日本代表として出場するなど、その人生は多彩。射撃手としての「まっすぐに的を撃つ」姿勢を政治手法にも反映するかのように、自身の保守的な見地を率直に表明し、たびたび物議も醸してきた。

 夏の参院選では、安倍首相の代わりに麻生氏の応援演説を希望する候補者も多かったが、日本と中国のコメの価格差をめぐり「アルツハイマーの人でもわかる」と失言し、謝罪。過去にも、アジアの歴史問題をめぐる発言で近隣諸国の怒りを買ったり、「一文化、一文明、一民族、一言語の国は日本のほかにはない」と述べたりしたこともある。日本による朝鮮半島の植民支配時代に、家業のセメント企業が強制労働に関与していたとの批判も取りざたされてきた。

 麻生氏は過去2回、自民党総裁選に出馬し、安倍晋三(Shinzo Abe)前首相、その前任の小泉純一郎(Junichiro Koizumi)元首相に敗れているが、自民党歴は長い。小泉政権、安倍政権では続けて約2年間、外相を務め、7月の参議院選挙での自民党大敗後は党の幹事長に抜てきされた。

 8月にマニラ(Manila)で開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)拡大外相会議の夕食会では、ちょんまげを結った侍姿に仮装して登場。はやりの音楽に乗せたエクササイズダンスを披露して、参加者からの拍手喝さいを浴びるなど、親しみやすい側面も見せた。

 総裁選前には、自分が立候補しなければ総裁選自体が実施されなかっただろうと、出馬した意義を強調。また今回の総裁選は「古い自民党と新しい自民党の戦い」と位置づけた。23日に敗北が明らかになった際には、厳粛な顔つきの福田氏とは対照的に大きな笑顔を見せた。

 個性あるハスキーな声と皮肉めいた笑顔で、新しいタイプの「一匹オオカミ」とみなされることも多いが、近年は若者に人気のサブカルチャーにも精通する側面を披露し、外相時代には「国際漫画賞」を創設。「漫画を語らせ始めたら止まらない」と自他ともに漫画通ぶりを認める。

 しかし麻生氏にとっては不幸なことに、総裁選で投票したのは漫画ファンたちではなかった。
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by deracine69 | 2007-09-23 21:05 | 政治  

福田新総裁に協力=「反対勢力にならず」-自民・麻生氏

9月23日17時1分配信 時事通信

 自民党総裁選で福田康夫元官房長官に敗れた麻生太郎幹事長は23日午後、党本部で記者会見し、「反対勢力、抵抗勢力になるつもりはない。決まった以上一緒に頑張り、党再生に微力を尽くす」と述べ、福田新総裁に協力していく考えを表明した。

 その上で、麻生氏は「衆院選で勝つことが次の総裁に与えられた一番大きな仕事だ。戦い抜いて勝てる態勢を、地方組織を含めつくることを期待する」と福田氏に注文した。

 一方、麻生氏は、総裁選で国会議員票、地方票ともに善戦したことに関し「自民党が新しく活動していく核があちこちにある。この党は再生し得ると確信が持てた」と語った。

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by deracine69 | 2007-09-23 17:01 | 政治  

自民党新総裁に福田康夫氏 330票で麻生氏に大差

2007年09月23日15時11分 朝日新聞

 安倍首相の辞意表明に伴う自民党総裁選が23日、投開票され、元官房長官の福田康夫氏(71)が幹事長の麻生太郎氏(67)を破り、第22代総裁に選ばれた。

 投票は同日午後2時から自民党の両院議員総会で行われ、開票の結果、福田氏330票、麻生氏197票だった。福田氏は25日、衆参両院の首相指名投票で第91代首相に選ばれ、同日夜にも新内閣を発足させる。

 自民党総裁としての福田氏の任期は、安倍氏の残り期間の09年9月末まで。1976年12月から2年間務めた父赳夫氏に続き、初めて親子2代での総裁となった。

 福田氏は24日に新三役を決定。25日の首相指名投票では、与野党が逆転した参院で民主党代表の小沢一郎氏が指名される見通しだが、憲法の規定で衆院の判断が優越することから、最終的に福田氏が首相に選出される。衆参の指名が異なれば史上4例目になる。

 福田氏は、所属する町村派だけでなく、津島、古賀、山崎、伊吹、二階、谷垣、高村派の計8派閥の支持を受け、優位に選挙戦を進めた。森、小泉両内閣の官房長官として歴代最長の1289日を務めた実績から、安定感に評価が集まった。

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by deracine69 | 2007-09-23 15:11 | 政治  

策略情報飛び交う薄汚れた総裁選

9月23日10時0分配信 日刊ゲンダイ

●影の主役 平沼の歯ぎしり

 今回の総裁選、謀略戦の「隠れた主役」といわれているのが復党間近だった平沼赳夫(68)だ。

 郵政造反組の頭目である平沼は、誓約書を出して自民党に復党することを拒み、国民新党にも行かず、無所属を貫き通している。参院選が終わり、8月の内閣改造で旧友の麻生幹事長と与謝野官房長官が実権を握ったことで復党話が一気に進んでいた。今月8日の時点では、与謝野が「郵政問題は決着済み」と強調、麻生も「(復党に)誓約書を取る必要はない」と語り、安倍首相も追認。無条件復党は時間の問題だった。

 ところが、12日の安倍政権の突然の空中分解で事態は一変。復党どころか、「麻生のガン」になってしまったのだ。

「平沼は、自分だけでなく郵政造反の落選組の復党も麻生に打診していた。これに危機感を抱いたのが選挙区の重なる小泉チルドレンですが、それ以上に小泉がカンカンだった。それで“安倍の後継に麻生だけはダメだ”となって、好きでもない福田の支持を打ち出したのです。小泉の動きはなんだかんだ言っても、無派閥議員や中間派に影響を与え、福田への雪崩現象の一翼を担った。それをうまく利用したのが中川前幹事長です。麻生にすれば、“平沼復党”を急がなければよかったという思いでしょうが、後の祭りです。でも逆に言えば、3、4日前までは安倍が政権を放り出すことをまったく知らなかった証しでもあるのです」(マスコミ関係者)

 麻生だけでなく、復党が消えた平沼サイドも、「復党問題を逆利用された」とじだんだを踏んでいるという。安倍辞任の裏には、もっと深い逆クーデターの面も隠されているのかもしれない。

●始まった麻生VS中川泥仕合

「麻生に騙された」――この安倍首相のひと言が総裁選を決定づけたのは有名な話。ところが、きのう(19日)安倍が発言を否定。麻生陣営は「悪いのは中川秀直だ」と反撃に出た。泥仕合が始まった。

「安倍首相が“麻生幹事長に騙された”と悔しがっている」。このセリフが永田町に流れたのは先週12日の安倍退陣表明の直後だった。言いふらしたのは「井上義行秘書官と中川秀直前幹事長」が定説だった。さらに「麻生は2日前に安倍辞任を知っていながら隠していた」という材料も加わり、「麻生クーデター説」が一気に永田町を駆け巡ったのである。これで麻生後継の目は消え、「福田圧勝」の流れになったのだが、言われっぱなしの麻生陣営が反撃に出てきた。

 19日午前、入院中の安倍首相が「騙されたなどとは言っていない。麻生さんに悪いことをした」と語ったというニュースが流れ、麻生自身も「首相の辞意を知っていたのは私だけではない」と発言。

 これに合わせて17日の会見で与謝野官房長官が、安倍の辞意を事前に知っていた人物について「中川秀直」の名を挙げたのである。「自分だって知っていたくせに、勝手にクーデター説を流し、許せん」というわけだ。

「麻生と与謝野はツーカーの関係。8月の内閣改造人事も2人で仕切った。すでに安倍に統治能力がなかったのだから、それも仕方ないことだが、スンナリ麻生政権になったら主導権を握られてしまうことに清和会(町村派)は焦っていた。その延長線上で例の安倍の“麻生に騙された”発言が広められ、福田逆転劇になったのです。結局、権謀術数好きな中川を中心とした清和会の逆プロパガンダに麻生、与謝野はしてやられたわけですが、このままでは2人とも政治生命を失いかねないだけに、中川攻撃に出た。さらにバクロ合戦はエスカレートしていきますよ」(自民党関係者)

 たとえスタートしたところで、福田新政権には薄汚い謀略説が付いて回ることになる。そして“真相”を知る安倍がますます退院しにくくなったことだけは間違いない。
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by deracine69 | 2007-09-23 10:00 | 政治  

<自民総裁選>麻生氏、東京、大阪や九州で健闘

9月23日0時45分配信 毎日新聞

 自民党総裁選で各都道府県連の地方票の動向を22日午後10時現在で毎日新聞がまとめたところ、33都道府県連で福田氏が58票、麻生氏が41票と、福田氏が地方でも着実に票を積み上げていることが分かった。福田氏は北陸や中国地方で麻生氏を圧倒、他地域でも手堅くまとめている。麻生氏は東京や大阪など都市圏や九州地方を中心に健闘しているが、福田氏が一歩リードしている。

 予備選は42都道府県連が何らかの形で実施、東京や大阪、北海道など29都道府県連が22日に開票した。党本部は結果の事前公表を禁止しているが、党員投票を行った東京都連は福田氏が2万1649票、麻生氏が2万5278票を獲得。1位による「総取り」方式を採用しているため、麻生氏に3票を投じる。県選出国会議員や県議、市町村代表の党員らによる予備選を実施した沖縄県連は福田氏が58票、麻生氏が16票で、「ドント」方式で配分した結果、福田氏に3票を入れる。

 島根など2県連は21日に予備選の開票を実施。千葉や愛知など11県連は23日に開票する。福田氏の地元の群馬や、麻生氏の地元の福岡など5県連は予備選を行わず、県連幹部の話し合いなどで地方票の投票先を決めた。【まとめ・田中成之】
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by deracine69 | 2007-09-23 00:45 | 政治