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<船場吉兆>社長ら自己破産申し立て

10月30日0時33分配信 毎日新聞

 料亭「船場吉兆」(大阪市、破産手続き中)の湯木正徳前社長と元女将(おかみ)の佐知子社長が大阪地裁に自己破産を申し立て、29日、破産手続きの開始決定を受けた。また同日、初めての債権者集会が同地裁で開かれ、破産管財人の増市徹弁護士が一般の債権者への配当が厳しいことを説明した。【北川仁士】
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by deracine69 | 2008-10-30 00:33 | 社会  

船場吉兆元社長ら罰金各100万円 産地偽装の罪で

2008年8月11日12時34分 朝日新聞

 廃業した料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)が九州産牛を使った商品を「但馬牛」などと偽った産地偽装事件で、大阪簡裁は湯木正徳・元社長(75)と長男の喜久郎・元取締役(45)に対し、不正競争防止法違反(虚偽表示)の罪でそれぞれ罰金100万円の略式命令を出した。5日付。
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by deracine69 | 2008-08-11 12:34 | 社会  

記者の目:船場吉兆前社長ら書類送検=久木田照子

2008年7月29日 0時16分 毎日新聞

 賞味・消費期限切れ商品の販売、牛肉の産地偽装……。日本料理を代表するブランドが本当にこんなにひどいのか。どうしても自分の目でそれを確かめたかった。今春、料亭「船場(せんば)吉兆」(大阪市中央区、破産手続き中)の偽装事件の担当になり、実際に客として、本店を訪ねた。そこには、料理の味、盛りつけの美しさ、店を大切に思う仲居さんや料理人の心意気があった。まさに日本の料理界で長年培われてきた料亭の文化。「やり直すことができるかもしれない」と思った。だがそんな淡い期待はもろくも崩れ去った。

 船場吉兆ではその後、料理の使い回しが発覚し、店は廃業、先月にはついに湯木(ゆき)正徳・前社長(74)と長男の喜久郎・前専務(45)が大阪府警から不正競争防止法違反容疑で書類送検された。もう船場吉兆がよみがえることはないだろう。そしてその行為は、ブランドの失墜や、客への裏切りだけでなく、多くの人たちが築き上げてきた日本料理の文化すら危うくしたのだ。

 船場吉兆は、1930年に創業した吉兆グループの一つ。創業者の故・湯木貞一(ていいち)氏は調理技術のほか、もてなしに心を尽くした。法事の弁当には、ふたを開けた時に湯気が立つ状態の炊きたてご飯を詰めた。夏場には利休箸(ばし)を水で湿らせ涼感を伝えた。吉兆が日本料理を代表するブランドになったのは何も料理の味だけではない。貞一氏が追求したきめ細かな心遣いがあったからだ。

 船場吉兆の数々の不祥事は、こうした伝統の対極にあるように思えた。「偽装は従業員の判断」などと姑息(こそく)な責任回避に終始した正徳前社長の対応も許せなかった。だからこそ、「吉兆はあこがれ。頑張ってほしい」といった常連客らの激励の声に違和感を覚えた。一方で「本当は、伝えられるほどいいかげんな店ではないかもしれない」といった気持ちも芽生えてきた。その疑問を解消したかったのが、客として行ってみようと思った理由だ。

 料金は1人3万円以上した。広い座敷。生け花や掛け軸の配置が美しい。貝殻に載ったタイの子、ほろっと崩れる一口大の焼きサケ。わんのふたを開けると、ハマグリとだし汁、木の芽の香りが立ち上る。一気に料理に引き込まれた。

 途中、女将(おかみ)の佐知子社長(71)があいさつに現れた。昨年12月の記者会見で、長男の喜久郎前専務に小声で受け答えの言葉を指示した「ささやき女将」だ。「あの有名な女将さんですね」と話しかけると、「お恥ずかしいことで。ありがとうございます」とほほ笑みながら切り返された。さらに女将は「帰りにお写真でも一緒に」と続けた。女将目当てのやじ馬的な問いにも、サービスで応じる。余裕のようなものを感じた。

 女将は「今日はお誕生日か何かで」と尋ねてきた。同行した友人が「30歳を迎えた記念に」と答えると、女将はいったん席をはずし、「料理長からです」と小さな器で赤飯を出してくれた。客の思いをさりげなく探り、大事な時間を盛り上げる心配りがうかがえた。

 料理は終盤に差し掛かり、すき焼きが運ばれた。仲居さんは「鹿児島産です」と言う。前社長らは「鹿児島産」の肉を「但馬(たじま)牛」など兵庫県産として販売したとする容疑で送検されたが、偽装しなくてもおいしい肉だった。「不祥事の料亭」という思いはもはや消え、言葉も出せずに食べていた。落ち着いた空間で美味を楽しみ、幸せな気分で帰っていく……。そんなぜいたくな時間を提供するのが料亭の文化なのだろう。

 大阪文化に詳しく、なじみの料亭もあるという直木賞作家の難波利三(なんば・としぞう)さん(71)は「料亭は、食い道楽の街・大阪の中でも、一番の料理を食べさせる誇りがある店。年月を経ただけでは生まれない『伝統』に見合う料理に信頼を寄せ、お客はお金を払っている」と話す。そんな場であるからこそ、その後の船場吉兆の対応には、「いちげん客」の私も「裏切られた」と感じた。店を支えてきた人たち、常連客にはなおさらだったろう。

 一方、吉兆グループの他の店は売り上げが減り、嫌がらせのファクスも届いた。日本料理店の業界団体は「『お前のところもしていないやろな』と言われた店もある。日本料理界への打撃は大きい」と憤る。一業者だけの信頼失墜で済まないのが食品偽装の特徴だ。

 長い時間をかけて築いた文化すらぐらつかせた船場吉兆の事件は、それが顕著に表れたケースだった。一度失った信頼を取り戻すことは簡単ではない。そして、しっぺ返しを受けるのは自分たちだけではない。偽装に手を染めた事業者はそのことを肝に銘じてほしい。
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by deracine69 | 2008-07-29 00:16 | 社会  

<肉使い回し>「しゃぶ菜」岐阜など3店でも

7月2日13時48分配信 毎日新聞

 名古屋市内のしゃぶしゃぶ店「しゃぶ菜大高店」(同市緑区)で客が残した肉を別の客に出していた問題で、店を運営する外食チェーンのクリエイト・レストランツ(東京都渋谷区)は2日までに、過去1年間に「しゃぶ菜モレラ岐阜店」(岐阜県本巣市)など他の3店でも同様の肉の使い回しをしていたことが判明したと発表した。

 大高店の問題発覚を受け、同社が全国のしゃぶ菜21店舗の従業員486人から聞き取り調査を実施。その結果、モレラ岐阜店では昨年4月から今年3月にかけ、店の責任者の指示で継続的に肉を使い回していたことが分かった。また、新潟市のイオン新潟南店と大阪市のイオンモール大阪鶴見店でも昨年10月から今年5月にかけて数回にわたり、従業員個人の判断で使い回しを行っていたという。【影山哲也】

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by deracine69 | 2008-07-02 13:48 | 経済・企業  

「しゃぶ菜」肉使い回し 新潟、大阪、岐阜でも

2008年7月2日5時58分 朝日新聞

 全国でしゃぶしゃぶ食べ放題の「しゃぶ菜(さい)」21店など飲食店371店を展開する「クリエイト・レストランツ」(本社・東京都渋谷区)は1日、新潟市、大阪市鶴見区、岐阜県本巣市の「しゃぶ菜」で、客が食べ残したしゃぶしゃぶ肉を、別の客に使い回していたことを明らかにした。

 使い回していたのは、イオン新潟南店、イオンモール大阪鶴見店、モレラ岐阜に入る「しゃぶ菜」。新潟、大阪では07年10月~08年5月に数回だったが、岐阜では07年4月~08年3月に店舗責任者などの指示で一定期間、継続的に使い回しがあったという。

 6月下旬、名古屋市緑区のイオン大高ショッピングセンター内の「しゃぶ菜大高店」で、肉の使い回しが明らかになったことを受け、同社が約500人の全従業員を調査していた。名古屋では、イオン(本社・千葉市)が退店を勧告、大高店は6月26日付で閉店となっている。
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by deracine69 | 2008-07-02 05:58 | 経済・企業  

<船場吉兆>前社長書類送検 「板前の自負」忘れ いさめる従業員も無視

6月27日14時21分配信 毎日新聞

 26日、牛肉産地偽装事件に絡み大阪府警に書類送検された船場吉兆(大阪市中央区)の湯木正徳前社長(74)。日本料理を代表する「吉兆ブランド」を背負ってきた超一流の料理人だったが、トップに就任するや、多角経営に傾斜し、産地偽装にまで手を染め、揚げ句に従業員の忠告も無視するようになった。忘れてしまった板前としての自負。その結果は、堕落した経営者の姿でしかなかった。

 今年春、正徳前社長の知人らが船場吉兆本店で「囲む会」を開いた。前社長は頭を下げて回ったという。だが前社長はあくまで「客」の一人だった。船場吉兆の代理人弁護士が事前にくぎを刺していた。「『自分がお客さんを呼ぶ』なんて思わないように。ちゃんと会費も払って、『客』として来てくださいよ」

 弁護士から、このようにけじめを求められたのがショックだった。「自分の店に行くのに客扱いなのか」。前社長は船場吉兆からの退場を自覚した。

 船場吉兆は、料理界として初の文化功労者に選ばれた故・湯木貞一氏が1930年に開いた料理屋「吉兆」が原点。正徳前社長は若いころから修業を積み、料理人としてめきめき腕を上げた。そして、貞一氏の三女の佐知子・現社長の婿となり、91年にのれん分けされた「船場吉兆」の社長に収まった。

 ここで正徳前社長は、カレーライスや総菜なども扱う多角経営に乗り出す。牛肉産地偽装を始めたのは04年ごろ。いさめる従業員にも偽装続行を指示。不祥事発覚後の会見では、「仕入れ担当の課長クラスだけが知っていた」と架空の役職のでっち上げまでした。この発言には長男の喜久郎前専務(45)も驚きを隠せなかった。「おやじ、何を言い出すんや」

 以降、公の場に姿を見せることはなくなった。そして先月、船場吉兆の廃業の方針を聞いた。その時、前社長は「すべてお任せします」と、肩を落としたという。【久木田照子】

 ◇賃金など未払い、計5000万円に達し

 船場吉兆は先月28日に廃業し、現在、本店の「吉兆」の看板は取り外されている。約80人の従業員は全員解雇。代理人弁護士によると、従業員への未払い賃金と同社負担の退職金などの合計は5000万円を上回るという。

 今月23日には大阪地裁が破産手続きの開始を決定した。破産管財人によると、負債は少なくとも9億7000万円。10月29日の債権者集会までをめどに資産状況を調べ、債権者へ配当できるか検討する。破産管財人は旧経営陣の責任について「破産法に損害賠償責任の規定があり、旧役員も含めて調べていく」としている。
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by deracine69 | 2008-06-27 14:21 | 経済・企業  

船場吉兆解雇の元社員、団体交渉を要求

2008年6月1日 7時00分 日本経済新聞

 牛肉の産地偽装事件などが発覚し廃業した料亭「船場吉兆」(大阪市中央区)の元社員の30代女性が31日、「アルバイト・派遣・パート関西労働組合」に加入し、「突然の解雇で説明が不十分」などとして同社に団体交渉の申し入れ書を提出した。

 女性は十数年前に入社し、同社本店で仲居として勤務していたが、28日に湯木佐知子社長(71)から解雇を告げられた。その際、代理人弁護士からも廃業に至った経緯や退職金の支払いなどについての詳しい説明がなかったといい、「質問もできず、店から放り出された状態」と同社側に説明を求めている。
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by deracine69 | 2008-06-03 07:00 | 経済・企業  

「解雇、十分説明した」=元従業員に反論、船場吉兆代理人

6月2日19時0分配信 時事通信

 牛肉の産地偽装事件などで経営が悪化、廃業した高級料亭「船場吉兆」(大阪市)代理人の三木秀夫弁護士らは2日、同市内で記者会見し、「解雇を告げた際、従業員に十分説明したつもり。最大限できることはやった」と述べた。先月31日に会見した元女性従業員が「説明もなく突然解雇された」と主張していることに反論した。

 弁護士によると、廃業した28日に未払い賃金や退職金の支払いについて詳しく解説、質問にも答えたという。保全管理命令が出て、翌日から会社に入れなくなるため「早めに私物を片付けるといいと言ったが、従業員を追い出したわけではない」と述べた。
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by deracine69 | 2008-06-02 19:00 | 経済・企業  

船場吉兆廃業 他の“食品不祥事企業”どうなった

6月1日10時0分配信 日刊ゲンダイ

 船場吉兆の廃業は当然の報いだが、昨年は他にも食品偽装が相次いだ。他の“不祥事企業”は今、どうなっているのか。

 卵を産まなくなった廃鶏を「比内鶏」と偽って販売していた(株)比内鶏は現在、破産手続き中。藤原誠一元社長は今月21日に詐欺と不正競争防止法違反(虚偽表示)の罪で起訴された。

 牛ひき肉偽装のミートホープも破産。しかし、意外なところで“人気”を集めていた。新千歳空港から近いこともあり、屋上の牛の像を見ようと観光客が押し寄せたのだ。
「観光名所化していた牛の像は今月22日に撤去された。この像を売却する案もあったようですが、結局は廃棄処分にしたようです」(地方紙記者)

 食品の期限改ざん問題もある。まず、消費期限切れの原材料を生菓子に使用していた不二家。20日に08年3月期の決算を発表したが、3期連続の赤字決算。経営環境は依然として厳しいままだ。

 一方、いち早く立ち直りを見せているのが、北海道銘菓「白い恋人」の賞味期限改ざんが発覚した石屋製菓。

「昨年11月22日から販売を再開しましたが、前年同期と比べて売り上げは15%アップ。たくさんのお客さまにお求めいただき、ありがたく思っております」(石屋製菓)

 製造日改ざんの赤福も順調に復活しつつある。今月12日までに直営17店舗、委託199店舗での販売を再開。関西地区の駅や空港では土産物として安定した人気を保っている。秋には宅配も再開予定だ。

「石屋製菓はすぐに謝罪して経営陣が退陣するなど、対応の早さがダメージを最小限にとどめた。また、復活を願う地元の声や、販売再開を待ち望む全国のファンにも支えられましたね。赤福も同じです。船場吉兆のように、ただ知名度やノレンにあぐらをかいているとリカバリーは難しい」(食品業界関係者)

 食の不祥事、明暗を分けるのはトップの対応と消費者に「それでも食べたい」と思わせる商品自体の魅力ということか。
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by deracine69 | 2008-06-01 10:00 | 経済・企業  

女将が潰した船場吉兆“転落の軌跡”

6月1日10時0分配信 日刊ゲンダイ

●ライバル心で金儲けへ暴走

「山から転げ落ちるようにキャンセルが相次いだ」

“ささやき女将”として全国に知れ渡った船場吉兆の湯木佐知子社長は、涙ながらに廃業理由をこう説明した。産地偽装に残飯使い回しと次から次へと悪事がばれ、マトモな料理があったのかすら怪しかった。こんなデタラメ会社に民事再生法を適用し、経営再建のチャンスを与えたこと自体、間違いだったのだ。船場吉兆は91年の暖簾分け直後から暴走してきた。

「1930年に吉兆を創業した故・湯木貞一氏が1男4女に分け与える形で5法人に分割。船場吉兆を譲り受けた三女の女将夫妻は、本吉兆などのグループ会社をライバル視し、事業拡大に熱を上げた。金融機関から20億円を借り入れて自社ビルを建設すると、借金返済のために大阪や福岡に支店を広げ、『吉兆ブランド』を使ったプリンや洋菓子を売る商売を始めたのです」(外食ジャーナリスト)

 店舗拡大を始めたのが94年。本店で残飯使い回しに手を染めたのもちょうどこの頃だ。金儲けに目がくらみ、営業期間の大半は偽装まみれだったということになる。

「女将は一連の不祥事を夫の湯木正徳前社長や現場になすり付けていましたが、実権を握っていたのは明らか。とにかくケチで、パート従業員が残業をすると“仕事がのろい”と叱り飛ばし、冷暖房が強いと“もったいない”とケチをつけ、細かいところまで目を光らせていたそうです」(飲食業界関係者)

 山から転げ落ちたのはキャンセルではなく女将本人ではなかったか。
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by deracine69 | 2008-06-01 10:00 | 経済・企業