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バーツ安は、主に外的要因による=タイ中銀総裁

9月3日12時58分配信 ロイター

 [バンコク 3日 ロイター] タイ中央銀行のタリサ総裁は3日、タイバーツの下落は主に外的要因によりもたらされている、との見方を示した。同総裁は記者団に対し、タイ経済は、政治的混乱が早期に解決すれば健全さを維持できるとも述べた。

 また、8月のタイのインフレ率は年率6.4%と予想を下回ったが、タイ中銀は依然としてインフレをリスク要因とみていると語った。
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by deracine69 | 2008-09-03 12:58 | アジア・大洋州  

韓国ウォン急落 通貨危機再来説も 政府、不安払拭に全力

9月3日8時26分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 韓国の通貨ウォンが急落し、1997年に始まったアジア通貨危機の再来を懸念する声が高まっている。急激なインフレによる景気後退の可能性をきらい、外国人投資家らが韓国から大量に資金を引き揚げていることがウォン安の背景にある。政府は2日、関係閣僚らによる緊急会合を開き、金融市場の混乱への対応を協議。通貨危機に対する不安の払拭(ふっしょく)に全力を挙げている。

 ≪トリプル安≫

 2日のソウル市場でウォンは一時、2004年10月以来、約4年ぶりの安値となる1ドル=1136ウォン台を付けた。ウォン相場は8月、1カ月の下げ幅としては97年のアジア通貨危機以来となる7%超を記録し、年初来の下げ幅は主要アジア通貨の中で最大の約17%に達した。

 ウォン急落を機にアジア通貨危機が再来するとの懸念が台頭し、韓国総合株価指数(KOSPI)は週明けの1日、前週末比4・1%安と大幅に下落して取引を終え、07年3月以来の安値を記録。同日は債券相場も急落し、金融市場はウォンを含めたトリプル安となった。

 ロイター通信などによると、金融市場の混乱が拡大することを心配した韓国政府は2日、関係閣僚らによる緊急対策会議を開催。議長役の金副財務相は報道陣に「市場が不安心理で(ウォン売りの)一方的な動きに振れすぎている。政府は金融市場の行きすぎた変動を懸念しており、こうした動きに厳正に対処する」と説明。同時に、「(市場で流布されている)通貨危機説には何の根拠もない」と強調した。

 同日のKOSPIは前日比7・29ポイント低い1407・14で取引を終了。続落となったものの、下げ幅は小さく、株式市場は一応の落ち着きを取り戻した。

 ≪物価高背景≫

 急激なウォン安の背景には、原油高などにより7月の物価上昇率が10年ぶりの高水準となり、経済成長が脅かされていることに加え、大量の国債発行により財政の健全性に対する市場の信任が低下していることがある。

 外国人投資家らが、韓国経済の先行きに見切りを付けてウォン建て資産売却の動きを加速する中、韓国政府は8月1カ月間で70億ドル規模のウォン買いドル売り介入を続けたが、効果は上がらなかった。

 金副財務相は2日、国債発行額を削減する用意があると説明するなど、金融市場安定に全力を挙げる考えを示した。

 報道によると、韓国内の米大手証券エコノミストが「韓国の金融部門が健全な状態を保っていることに加え、韓国経済は衝撃に柔軟に対応できるようになった。マクロ経済政策でもなお多くの選択肢がある」と指摘するなど、通貨危機再来はないとの見方が強い。

 ただ、大量のウォン買い介入で外貨準備が7月の105億ドルから半分以下に落ち込むなどの不安要因もあり、当面は綱渡りの状態が続きそうだ。
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by deracine69 | 2008-09-03 08:26 | アジア・大洋州  

ジンバブエでは100億ドルが新1ドルに。デノミって何だ?

2008年08月27日11時57分 COBS ONLINE ビジネスコラム

 この8月1日、ジンバブエで大規模なデノミが実施された。同国の通貨はジンバブエ・ドルだが、今回のデノミは一気に桁数を10桁も切り下げ、旧100億ドルを新1ドルとする途方もないものだ。あまり耳慣れない「デノミ」とは、そもそも何を意味し、どんな効果を期待して実施されるものなのだろう?

政府の経済失策がもたらしたインフレが原因

 デノミネーション・通称デノミとは、通貨の単位を切り下げる、あるいは切り上げることを意味する言葉。一般的には、インフレによって日常生活の中でやり取りする紙幣の数が膨大になったり、計算や記帳などの経済活動が煩雑になるのを抑えるために通貨の切り下げが行われるケースがほとんどだ。

 今回ジンバブエで実施された大幅なデノミは、極端なハイパーインフレが直接の原因になっている。同国のインフレ率は年率220万%という、ちょっと想像し難い数字だ。こうした事態に陥った理由はムガベ大統領の経済政策の失敗に尽きる、と語るのは『All About』で「世界のニュース・トレンド」ガイドを務める鳥羽賢氏。「100億分の1というデノミは、ここ数十年で見ても稀に見る大規模なものです。ムガベ政権の失策に次ぐ失策がこの事態を招きましたが、今回のデノミによってもたらされる効果は未知数です」と鳥羽氏は語る。そもそもデノミは、一定の比率に基づいて新しい通貨単位に切り替えるということでしかない。そのこと自体がインフレの解決につながると考えるのは早計だ。旧・100億ドルが新・1ドルになったからといって、混乱を抑えることはできても、ジンバブエ・ドル自体の価値は変わらないためだ。

 トレイダーズ証券マーケティング部の及川佳奈子氏も、「デノミを実施したところで根本的な解決にはなりません。政策の転換が不可欠です」と強調する。

 ちなみに、一般的にデノミによって実施される通貨切り下げは、ほとんどの場合過度のインフレによる弊害を極力抑えるための措置であり、終戦直後の国などでしばしば見られる。しかし、戦時下でもない今のジンバブエでこの規模のインフレとデノミが進行していることは、史上稀に見ることといってよい。

日本でのデノミはこの先あり得るの?

 ところで日本国内でも数年前、小泉政権誕生まもないころにデノミ論議が実際に行われていたことをご存知だろうか? 今となってはにわかに信じられない話だが、1万円を100円とするといったようなデノミを真剣に検討する議論が、当時の竹中平蔵・経済財政政策担当大臣などを中心として活発に行われていた。当時日本は先の見えない深刻な不況に喘いでおり、景気刺激策のひとつのアイデアとして、マスコミでもしばしば取り上げられた。

 周知の通り、幸いにしてその後日本経済は立ち直りを見せ、デノミ論議も陰を潜めた。それでも、我が国でも近い過去にデノミが真剣に議論されていた事実は興味深い。その点を前出の及川氏に尋ねてみると、「確かに日本国内でもデノミに関する議論が行われたことがありますが、一方でデノミ実施は様々なコストを必要とします。それらの要素を総合的に判断した結果、議論が下火になっているのが現状なのだと思います」とのことだった。

 だが実は、福田康夫現首相はデノミ論者の一面も持っている。そのことは本人の著書の中でも簡単ではあるが触れられている。しかも、父の福田赳夫元首相は熱心なデノミ論者として知られている。遠い国の出来事として認識している「デノミ」という事象は、もしかしたら近い将来、「身近な言葉」となってお目にかかることもあり得るようだ。
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by deracine69 | 2008-08-27 11:57 | 経済・企業