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暴力応酬、収拾見えず=イスラエル軍の攻撃4日目に-ガザ

12月30日9時19分配信 時事通信

 【エルサレム30日時事】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザでのイスラム原理主義組織ハマス掃討作戦は30日で4日目を迎えた。これに対してハマスもロケット弾による応酬を続け、国際社会に懸念が強まっているものの、事態収拾への道筋は依然見えない。死者もこれまでにパレスチナ側約350人、イスラエル側4人に上っている。

 イスラエル軍は同日未明、ガザに対し大規模な空爆を行い、少なくとも10人が死亡、40人が負傷した。空爆は主にガザ市内の施設を標的に対して行われ、ハニヤ氏らハマス幹部の事務所や、軍・治安機関の施設が集中的に狙われたもようだ。

 一方、AFP通信によると29日夕、ガザ北方35キロのイスラエルの港湾都市アシュドッドにガザから発射された長距離ロケット弾が着弾、女性1人が死亡、4人が負傷した。ガザに隣接するナハルオズ村でもロケット弾で1人が犠牲となった。

 こうした中、米国務省報道官は、ライス国務長官がイスラエルとハマスの停戦合意修復に向け、潘基文国連事務総長や中東、欧州各国首脳らと電話で意見交換したことを明らかにした。また、欧州連合(EU)は30日にパリで問題解決の方策を探る会合を開く。

by deracine69 | 2008-12-30 09:19 | 中東  

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