日本は中東に積極関与を 福田氏、訪問先のUAEで
【アブダビ6日共同】自民党の福田康夫元官房長官は6日午前(日本時間同日午後)、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビでハミリ・エネルギー相と会談した。福田氏は人的交流拡大による両国関係の強化や、原油価格の高騰を受けて安定供給の重要性を強調。ハミリ氏はイラン核問題に関し、米国によるイラン攻撃の可能性に懸念を示した。
福田氏は会談後、記者団に「日本はもっと中東地域に関与していく必要がある。そのことが中東地域の安定、世界経済の安定につながると痛感した」と述べた。この後、福田氏はアブダビ首長国のムハンマド皇太子とも会談した。
福田氏は日本・UAE友好議員連盟会長を務めており、5日にはペルシャ湾で操業中の油田「上部ザクム油田」をヘリコプターで訪れた。
(共同通信) - 5月6日23時59分更新
by deracine69 | 2006-05-06 23:59