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ANAにも新しいデザインを

★ つねに“二番手”だったANA(全日本空輸)も、天狗経営を続けていたJALを追い越し、ここ数年はトップの座に座り続けられるような余裕さえ出てきた。まあ、いくらJASと経営統合し、デザインをリニューアルしたからといっても、殿様意識がサービスに反映されるJALに魅力を感じなくなるのは当然のことだ。



★ JALとANAを乗り比べてみれば(とくに国際線)、その違いがよくわかる。そこに企業の哲学やスタッフの意識が必ずあらわれるからだ。ANAの躍進は、何もJALの飛行トラブルによる客離れとANAへの客の移行という点だけではないだろう。インターネット予約の際に、ANAより3回も多い6桁のパスワードを入力しなければならない点でも、JALはすべての意味でのユーザビリティというのを軽視しているといってもいいだろう。

★ まあ、私の場合は、徹底してJALに乗らないANAファンだからどうでもいいのだが、どうだろう、ANAもこのへんでデザインをリニューアルして、JALにさらなる差をつけるようなブランディングに挑んでもらいたい。現在のANAに不満があるとしたら、その古臭くなったデザインだろう。

★ そうだな~、“日本”というのを意識しすぎて何だかわからないJALのデザインとは対照的な、もっとグローバルな雰囲気のあるデザインがいいと思うな(JALはデザインにおいても国際的競争に取り残されている。あと、ないと思うけど、“ダサさの象徴”ともいえるスカイマークのようなデザインは避けてほしいかな)。もしANAの経営企画関係の人がこれを読んでいたら、是非一考していただきた(おそらく読まないと思うけどね)。

※ 不満がもう一つあった。UAとのコードシェア便の場合は、少し料金を安くしてほしいな。あのUAのぞんざいなサービスと態度の悪さにANAの料金を払わなければならないのは、少し合点がいかないし、そう思う人も多いだろう。

by deracine69 | 2006-05-15 00:10  

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