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シンポで講演の猪口大臣、中小企業側から批判浴びる

 猪口邦子少子化担当相が14日、都内で開かれた官民連携子育て支援推進フォーラムのシンポジウムで講演し、企業側に「もっと効率よく所定の時間内で作業してほしい」と長時間労働の抑制などを求めたのに対し、企業側パネリストらから「中小企業はぎりぎりで生きている」などと真っ向から批判される一幕があった。

 猪口氏は「中小企業を中心として子育て支援税制を強化する考え方は、政府、与党内で共有されている」と強調。企業の子育て支援策に関し「親子で過ごす時間を増やすため育児休業の取得を促進してほしい」などと要請した。

 これに対しパネリストの池田佳隆日本青年会議所会頭は「ぎりぎりで生きている中小企業が、理念は持っていても実行できない現実を国は分かっているのに看過している」と、政府側の支援不足を批判。連合の草野忠義前事務局長は「非正規労働者は全労働者の三分の一を超え、相対的に賃金が低い。この対応が大きな課題だ」と述べ、少子化対策の観点からも非正規労働者の労働条件の向上が必要と注文した。

ZAKZAK 2006/09/15

by deracine69 | 2006-09-15 12:00 | 政治  

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