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クーデター主導者、タイ国王が評議会議長に任命と発表

 【バンコク=太田誠】タイのクーデターで実権を掌握した「民主改革評議会」は20日夜、テレビを通して声明を発表し、クーデターを主導したソンティ陸軍司令官(59)がプミポン国王(78)から評議会議長に任命されたと発表した。

 声明が事実であれば、クーデターは国王の承認を受けたことになり、今後の政治改革を推進する正統性を得たことになる。

 クーデター後、国王の意向が間接的とはいえ示されたのは初めて。声明によると国王は、「国民は平穏を保ち、政府職員はソンティ将軍の命令に耳を傾けるべきである」とも述べた。

 同司令官はこれに先立ち20日昼、バンコクの陸軍司令部で外交団や記者団などと会見し、「2週間以内に暫定憲法を制定し、暫定首相を選んだうえで、文民政府に権限を移譲する」と表明した。

(読売新聞) - 9月21日1時47分更新

by deracine69 | 2006-09-21 01:47 | アジア・大洋州  

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