パレスチナ新政権 イスラエル承認へ
【ニューヨーク=長戸雅子】パレスチナ自治政府のアッバス議長は21日、国連総会で一般演説を行い、パレスチナの新政権はイスラエルを承認すると述べた。アッバス議長はパレスチナ解放機構(PLO)と自治政府がかかわった過去のすべての合意を受け入れると述べた。
アッバス議長はイスラエルの存在を認めていないイスラム原理主義組織ハマスと統一政権樹立で合意しているが、20日に行われたブッシュ米大統領との会談で、ブッシュ大統領が「2国家の平和的共存」を求めたのに対し、「パレスチナ市民は平和を望んでおり、7割以上が2国家共存を求めている」と前向きな回答をしていた。
(産経新聞) - 9月22日16時46分更新
by deracine69 | 2006-09-22 16:46 | 中東