人気ブログランキング | 話題のタグを見る

目黒区議の政調費不適正支出:野党「説明責任ある」 議長辞任で議会紛糾

 目黒区議による政務調査費の不適正支出問題をめぐり、30日開かれた区議会本会議で公明党区議団6人全員が議員辞職し、宮沢信男議長(自民)も議長を辞任する異例の事態となり、議会は紛糾した。公明党議員は全員欠席し、宮沢氏は自身の責任について明言を避けた。【市川明代】目黒区公明党区議団 川崎 えり子 目黒区中根2-4-3 3717-2364 小林 くにお 目黒区中目黒5-4-8 3713-6990 島崎たかよし 目黒区原町2-12-5 3712-7560 俵 一郎 目黒区目黒本町2-27-13 3793-2386 寺島 よしお 目黒区上目黒3-21-28 3716-7785 中島 ようじ 目黒区原町2-4-2-405 3791-0907

 ◇公明区議団、欠席し辞職

 「区民に不信の念を抱かせた」。本会議では冒頭、宮沢議長があいさつに立った。「公明党全員の議員辞職は大きな損失。責任を認め、(議長職の)辞職を決意した」と述べたが、問題と指摘された自身の約109万円分の政務調査費の使途については、言及しなかった。議長を辞した宮沢氏に対し、共産党や無所属議員は「行政をチェックする議員としての資格がない」として議員辞職を求める動議を提出したが、自民党など与党会派が議会運営委員会で反対し議題にならなかった。

 また、公明党議員は11月24日の辞職願提出以降、議会に出席しておらず、野党会派から「金を返して辞めればいいという問題ではない。真相説明の義務がある」と批判の声が上がった。

 公明党区議団の一斉辞職で区議会(定数36)の欠員は計8となった。公職選挙法により、定数の6分の1の欠員で補欠選挙となるが、改選前6カ月を切っている場合は、3分の2の欠員が要件となる。来春の統一地方選で区議選が予定されており、補選は実施されない。

(毎日新聞) - 12月1日12時3分更新

by deracine69 | 2006-12-01 12:03 | 政治  

<< <少子化社会白書>日本「超少子... 安倍昭恵さん 家族4人殺害され... >>