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夫婦別姓提唱者なのに…聖子“離婚”ダンマリの変

“事実婚”のフルコース?を実践して見せた野田氏

 自民党に復党した野田聖子衆院議員(46)が6日、地元の岐阜市内で記者会見した。時折、涙を見せながら抱負を語る一方、政治信念である夫婦別姓を自ら実践するため婚姻届を出さない事実婚の関係にあった鶴保庸介参院議員(39)との“離婚”については、なぜかダンマリを決め込んだ。

 自民党を離党し、無所属として刺客の佐藤ゆかり衆院議員(45)と衆院選で激しくしのぎを削ってから1年。念願の復党を果たした野田氏は「安倍政権でしっかり頑張りたい」と抱負を語った。

 「佐藤さんとは同じ自民党の仲間として話し合うのは当然。握手できるように頑張りたい」と話すなど、ライバルとの関係を問う質問には大人の対応を見せていた。だが、野田氏が周辺に語ったことが明らかになっている鶴保氏との事実婚解消について質問が出ると、関係者が「復党に関する質問のみ!」とさえぎった。

 野田氏も一瞬、険しい表情を見せて「それは、きちっとまた改めて。この場でお話しすることはありません」とコメントを拒否。とはいえ、今後も離婚について話す予定は「今のところ考えていない」とし、有権者に対しても「政治活動とは別のこと」と説明は不要との認識を示した。

 選択的夫婦別姓制度を提唱するプロジェクトチームの座長を務めていた野田氏は、平成13年に挙式後も名字を変えないために婚姻届を出さない事実婚を選んだ。16年には自身の不妊治療を著書『私は産みたい』にまとめ、「赤ちゃんを抱いて(首相)官邸に入るのが夢」と女性初の首相にも意欲を見せていた。

 その足跡をたどれば、鶴保氏との事実婚解消は決して「政治活動とは別のこと」では済まされないが、野田氏は「せめて離婚が事実かどうかだけでも」と食い下がる報道陣を一切無視して会見を打ち切った。

 昨年の厳しい選挙戦を支えた鶴保氏もこの日、国会内で事実婚解消について、「プライベートなことなのでノーコメントです」と話すに留まった。

ZAKZAK 2006/12/07

by deracine69 | 2006-12-07 12:00 | 政治  

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