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日産・ゴーン社長、環境技術計画の見通しに疑問符

2006年12月12日21時27分

 日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者(CEO)は12日、前日に発表した環境技術計画について「(市場で)すべてが成功するわけではない」との見方を示した。独自開発ハイブリッド車や新型クリーンディーゼル車の10年度での商品化などを盛り込み、ライバルに比べて出遅れている環境技術で追いつこうという野心的な計画だったが、トップ自らがその見通しに疑問符をつけた。

 日産のデザインセンター(神奈川県厚木市)で同日あった記者会見で質問に答えた。

 ゴーン社長は以前から、環境技術の導入については「ユーザーが決めること」と慎重だった。この日の会見でも、「一部は成功するし、成功しないものもある。有望な技術はどんどんやるが、内製でする必要はない。市場は予測がつかない」と持論を繰り返した。

by deracine69 | 2006-12-12 21:27 | 経済・企業  

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