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ソマリア暫定政府、キスマユ包囲へ UICは抗戦の構え

2006年12月31日23時48分 朝日新聞

 アフリカ東部ソマリアで、イスラム勢力「イスラム法廷連合」(UIC)から首都モガディシオを奪回した暫定政府軍とエチオピア軍は31日、UICが新たな拠点とする首都の南西500キロの港湾都市キスマユに向け進軍した。米政府は双方に和平協議を呼びかけており、暫定政府のアイディード副首相は同日、「キスマユを包囲するが、UICが交渉に応じるための猶予は与える」とAFP通信に話した。

 しかし、今も約3000人の兵力を持つとされるUICは、エチオピア軍が撤退しない限り和平協議には応じない姿勢を崩していない。同通信によると、UICのアフメド最高評議会議長は「(エチオピアの)植民地支配より自由の方がいい。宗教のため最後の1人まで戦おう」とキスマユ住民に呼びかけた。キスマユの北100キロのジリブに陣取っており、AP通信は暫定政府側との交戦が一部で始まったと伝えた。

 赤十字国際委員会によると、20日に始まった一連の戦闘による死者は、数百人にのぼるという。

by deracine69 | 2006-12-31 23:48 | アフリカ  

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