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ソニー製電池搭載、富士通製PCが発火 ノルウェーで

2007年01月30日23時57分 朝日新聞

 富士通は30日、ソニー製リチウムイオン電池パックを搭載した自社製ノート型パソコンで、昨年12月にノルウェーで発火事故が起きたと発表した。この電池パックは、ソニーがリコール(回収・無償交換)対象とし、富士通が回収を進めていたものだが、回収率が依然低いため、富士通は1月末までとしていた回収期限を7月末までに延長。「早く交換を申し込んで」と話している。

 今回の事故はオスロ市内で発生。利用者が電源を切ってカバンで運んでいたところ、発煙・発火を見つけて消火した。けがはなかったという。

 富士通製パソコンでの発火事故は2件目。1件目と同様、原因は現時点では不明だという。富士通は「ソニーと共同調査したが、今後、同様の事故が起きる可能性は極めて低い」としている。

 富士通の自主交換プログラムでは、国内で対象とする約7万8000個のうち対応済みは約7割。海外では約26万個のうちわずか2%という。

by deracine69 | 2007-01-30 23:57 | 経済・企業  

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