人気ブログランキング | 話題のタグを見る

<ベネズエラ>「授権法」成立 社会主義化加速へ

2月1日15時9分配信 毎日新聞

 【ハバナ庭田学】ベネズエラからの報道によると、同国国会は31日、チャベス大統領が国会審議を経ずに大統領令で法律を制定できる授権法案を全会一致で可決した。1年半の時限立法で、同大統領はベネズエラの社会主義化を加速させる見通しだ。

 チャベス政権下での授権法制定は、00年11月以来2回目。前回1年間の法制定権限が与えられたチャベス大統領は同法失効直前の01年11月、政府が未使用の土地を接収できる土地法改正など49法を成立させている。

 今回の授権法では、財政、エネルギーなど11分野で大統領が法を制定できると規定。電話通信、電力企業などの国営化に関する法律が制定されるとみられ、「21世紀の社会主義」を掲げる左派チャベス政権の政策は一層急進化する見通しだ。

 反チャベス派は授権法制定に反対したが、国会は全議席をチャベス派が占めているため、法案はすんなりと可決された。

 AFP通信によると、授権法は過去の政権でも1年~1カ月の期限で制定されたことがある。

by deracine69 | 2007-02-01 15:09 | アフリカ  

<< ツボカビ症の確認受け対策=野生... 千田受刑者のチリ人妻追いタクシ... >>