政府・与党に危機感、愛知・北九州1勝1敗で発言続々
2月5日17時25分配信 読売新聞愛知県知事選と北九州市長選の結果に関して、政府・与党内では5日、危機感を訴える発言が相次いだ。
自民党の中川幹事長は5日昼、国会内で塩崎官房長官らと会談し、「大変厳しい結果だ。自民党支持層から民主党系候補に票が流れた。事実は事実として受け止めなくてはいけない」と述べた。
谷垣禎一前財務相は金沢市での講演で「(与党推薦の)現職候補が勝つのは間違いないと思っていたが、想像以上にひやっとさせられた。内閣は緊張感を欠いている。首相、閣僚に気構えを求めたい」との懸念を示した。
参院自民党幹部は「こうなった以上、柳沢厚生労働相を守るしかない。今夏に参院選を控えた改選組には柳沢氏の続投に不満は強いが、口に出して言うべきではない」として、政府・与党の結束が必要との考えを示した。
by deracine69 | 2007-02-05 17:25 | 政治