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<番組ねつ造>関西TVの会員活動停止 民放連が懲罰的措置

2月15日19時19分配信 毎日新聞

 バラエティー番組「発掘!あるある大事典2」のねつ造問題で、日本民間放送連盟(民放連、会長=広瀬道貞テレビ朝日会長)は15日、放送番組に対する信頼を損なったとして、制作した関西テレビを同日付で当面会員活動停止にした。民放連が番組内容を巡って懲罰的措置をとるのは初めて。関テレが委嘱した外部有識者による調査委員会などの結論次第では、今後、除名処分に発展する可能性があり、同局は千草宗一郎社長の辞任などの対応を迫られそうだ。

 この日開かれた民放連緊急対策委員会と理事会には千草社長が出席。経緯を説明するとともに、民放連会員活動自粛を申し出た。今回の措置によって、関テレは民放連の行事や会合に参加できなくなる。97年にCM未放送問題が発覚した福岡放送と北陸放送が活動停止となり、99年には同じ問題で静岡第一テレビが除名処分を受けている。

 会見した広瀬会長は「民放連として自浄機能を発揮しなければ、公権力の介入を招く危機感があった」としたうえで「さらにいろいろな問題が指摘されれば除名もありうる」と述べた。千草社長は「決定を厳粛に受け止める。信頼回復に全力をあげる」などとするコメントを出した。

 また、民放連は同日、「再発防止に向け、放送倫理を確立することが急務」とする民放連理事会決議を発表した。【丸山進、広瀬登】

by deracine69 | 2007-02-15 19:19 | ジャーナリズム  

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