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【タイ】定食「やよい軒」好調、3年で50店目標

3月13日8時0分配信 NNA

 日本食の定食レストラン「やよい軒」が好調に出店を続けている。日本食ブームを追い風にタイ人の若者や家族連れの人気を集め、昨年3月の1号店開業以来、約1年間で店舗数は13店に達した。予想以上に好調なことから、出店目標を当初の「5年で50店」から「3年で50店」に引き上げた。

 日本の運営会社プレナス(本社・福岡市博多区)によると、「やよい軒」はタイスキ・チェーン最大手MKレストランの子会社エムケイ・インターフードがフランチャイズ(FC)展開している。今年も積極的に出店し、店舗数は年内に30店を超える見通しという。
 
 首都圏での顧客層はタイ人が約8割、日本人が約2割。客単価は135~140バーツ。人気メニューは、豚焼き肉、サバ照り焼き、ハンバーグ類など。日本と同じメニューも多いが、タイ人のし好に合わせて味付けを調整している。食材はすべてタイで調達。プレナスはメニュー開発などで協力している。
 
 昨年3月1日の1号店開業後、バンコク都心の大型商業施設などに次々と店舗を開設し、日系飲食店チェーンとしては異例のスピード出店を続けている。好立地に加え、手ごろな価格や迅速なサービス、カジュアルな雰囲気の店作りなど、MKの店舗運営ノウハウが奏功したようだ。
 
 プレナスは1994年から日本でMKレストランを展開し、MKと提携してきた。タイでの「やよい軒」出店は、日本食ブームなどで需要が見込めるとして、MK側が提案し、全額出資でエムケイ・インターフードを設立した。1号店開業時の目標売上高は年間7,000万~1億円。
 
 プレナスは1976年設立。持ち帰り弁当の「ほっかほっか亭」を2,200店以上展開するほか、「日常の都会的かつ現代的な定食屋」をコンセプトに、144店の「やよい軒」を運営している。また、子会社プレナス・エムケイが九州を中心に15店のMKレストランをFC展開している。

by deracine69 | 2007-03-13 08:00 | アジア・大洋州  

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