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「エタノール利用、経産省の政策通り実行」 石連会長、環境省に反論

3月23日8時0分配信 産経新聞

 石油連盟の渡文明会長は22日の記者会見で、バイオエタノールの利用方法をめぐり環境省が石油業界を消極的と批判していることに対して、「環境省は間違っている。われわれは経済産業省が決めたことを100%やっている」と反論した。

 政府は平成22年度までにガソリンなど輸送用燃料のうち、50万キロリットルを石油からバイオ燃料に置き換える。このうち、石連は21万キロの利用を割り当てられており、バイオエタノールを「ETBE」という添加物に転換し、ガソリンに混入して販売する計画だが、渡会長は「21万キロという数字は経産省がエネルギー政策のなかで決めたこと。われわれがそれしか使わないといっているわけではない」と強調した。

 環境省の批判の背景には、石連がガソリンにエタノール3%を直接混入する「E3」という方式に協力していないことがあるとみられるが、渡会長は「われわれは製造物責任を消費者に負っている。供給者として責任をもって対応しなければならない」と述べ、品質などの問題から改めてE3に協力する考えがないことを明確に示した。

by deracine69 | 2007-03-23 08:00 | 経済・企業  

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