在韓米軍撤収阻止に全力=カーター氏側近に働き掛け-韓国外交文書
4月4日21時1分配信 時事通信【ソウル4日時事】韓国外交通商省は4日、1976年度を中心とした外交文書を公開した。それによると、76年の米大統領選で在韓米軍の撤収を訴えていたカーター氏の当選の可能性が高まったことを受け、韓国政府が米側に軍の駐留継続を働き掛けていた事実が明らかになった。
韓国政府は同年夏、朝鮮半島の軍事情勢などに関する報告書を作成。駐日韓国大使が日本を訪れたカーター氏の側近と接触し、「在韓米軍は欧州に対するソ連の軍事力を分散する役目を果たしている」と説明。韓国の人権状況に批判的なカーター氏に対し、米韓同盟の重要性を認識するよう促した。
by deracine69 | 2007-04-04 21:01 | アジア・大洋州