人気ブログランキング | 話題のタグを見る

<消防幹部不祥事>勤務中職員に居酒屋送迎させる 北海道

5月15日3時6分配信 毎日新聞

 歌志内市消防本部の40代の男性幹部職員2人が12日夜、約20キロ離れた滝川市の居酒屋まで夜勤の30代男性職員にマイカーで送迎させていたことが14日分かった。同本部は「勤務中の職員に私用で送迎させただけでなく、周囲がそれを制止できなかったのは重大な規律違反」として、この幹部2人と当日の勤務責任者らを処分する方針。

 関係者によると、送迎させたのは同本部の主幹(課長職)と主査(課長補佐職)。2人は歌志内市公民館で12日午後5時半から開かれた市民グループのビールパーティーに参加後、7時半すぎに同本部に立ち寄り、8時半から夜勤に入る予定だった30代職員の運転するマイカーで滝川市内の居酒屋に向かった。主査は11時半ごろ、同本部に戻っていた職員を携帯電話のメールで呼び、迎えに来た職員の車で歌志内市内の自宅に帰った。さらに主幹も翌朝5時ごろ、同様に職員を呼び出して帰宅した。

 同本部の夜勤は8人態勢。職員はこの夜、片道30分近くかかる滝川市内まで3往復したが、そのうち2人を自宅に送った2回の呼び出しは明らかに勤務時間中で、計約2時間にわたり職場を離れていたことになる。

 同本部の聴取に職員は事実関係を認めており、小川正芳次長は毎日新聞の取材に「火災出動などに備える勤務者が職場を離れることはあってはならないことで、申し開きできない」と語った。沢田季孝(すえたか)消防長が15日朝、全職員に再発防止を訓示する。

 主幹と主査は毎日新聞の取材に対し「職員は休日だと勘違いした。呼び出したかもしれないが、酔っていて記憶がない」などと話している。【西端栄一郎】

by deracine69 | 2007-05-15 03:06 | 行政・公務員  

<< 10歳娘からも覚醒剤の反応 虐... <人の足>日本橋川の右足、東京... >>