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失神者続出?街頭でトラウマビデオが上映―湖南省長沙市

5月14日15時17分配信 Record China

失神者続出?街頭でトラウマビデオが上映―湖南省長沙市_f0013182_954617.jpg2007年5月13日、湖南省長沙市の繁華街にある大スクリーンで、帝王切開による出産のビデオが上映された。大量に流れる血に気分を悪くした者が続出した。イタズラかと思うほどショッキングな映像だったが、実は長沙市のある病院が母の日のイベントとして企画したもの。

13日午前、繁華街にある大型スクリーンに、突如、病院の手術室が映し出された。手術室のベッドには1人の妊婦が横たわっている。その妊婦にメスを持った医師がゆっくりと近づき、手術を始めた。ビデオは帝王切開して赤ちゃんを取り出し、へその緒を切り、体を洗うまでの一部始終を数分にわたって映し出した。メスでお腹を切り広げるシーンなど、特に「刺激的」なシーンはモザイクがかけられていたが、それでも大量に流れる血に気分を悪くする者が続出。その場にへたり込む者も少なくなかった。現在妊娠中というある女性は「こんなに血が出るのなら絶対に帝王切開なんかしない」と覚えた様子。【 その他の写真はこちら

聞くところによると、帝王切開を映したこのビデオ、撮影したカメラマンも気持ちが悪くなって倒れたほどの迫真のビデオだという。この衝撃的なビデオの上映を企画したのは、長沙市のある病院。「母の産みの苦しみを見て、感謝の気持ちを持ってもらいたいだけ。出産という偉大な行為には苦痛も出血も避けられずについてまわるものです」とその意図を説明した。しかし、ある産婦人科医は「大部分の出産では帝王切開が行われないのに、わざわざ血がたくさん出る手術シーンを流したのは納得がいかない。主催者が少しでも話題にしようと衝撃的なビデオを選んだのではないか。一種の売名行為だ」と疑問を投げかけている。確かに母への感謝の気持ちを抱く前に、出産へのトラウマを持ったものも少なくなかったようだ。(翻訳/編集・KT)

by deracine69 | 2007-05-14 15:17 | 中国  

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