「美しい国、バカにすんな!! 」
7月20日10時0分配信 日刊ゲンダイ参院選であたふたと駆け回る安倍パフォーマンス首相が、身内の現職候補からも総スカンだ。「美しい国、バカにすんな!! 」と声を荒らげて痛烈批判したのは、1人区の高知選挙区で3選をめざす自民現職の田村公平候補(60=津島派)。16日、高知市で開いた演説会で「美しい国って何だろう」とやっつけた。「意味がよう分からない。高知は明日のメシをどうやって食うかの状況に追い詰められている。絵に描いた『美しい国、日本』で、応援に来られて適当なことばかり演説されたら、バカにされた気持ちになる!」
安倍首相は1日、田村陣営の決起集会に応援に駆けつけている。
「私の選挙を心配するならゼニを持ってきてほしい」とも。
さらに返す刀で、15日に応援で高知入りした自民党の中川秀直幹事長についても「『高知の農産物を上海に売ればいい』だと? 国際線が飛びもしないのに、できもしないことを言うんじゃない」とボロクソだ。
田村候補の地元事務所は「あくまで高知の現状について訴えただけで内閣批判ではありません」と念を押すが、首相も党幹部も、地方の実情を少しも理解していないことにイラ立っているようだ。
首相が高知遊説を見送り (7月20日 日本経済新聞)
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by deracine69 | 2007-07-20 10:00 | 政治