ヒロスエも涙…タコ滑り台、さよなら! 東京の児童遊園
7月25日17時23分配信 産経新聞広末涼子さんと“共演”したこともある人気もののタコ滑り台で、最後の遊びを楽しんだ保育園児ら。頭の部分には「タコに感謝。なかよしにしてくれてありがとう」という紙が張られていた=東京都品川区二葉の神明児童遊園(撮影・高梨美穂子)
東京都品川区二葉の神明児童遊園で長年、子供たちの人気を集めてきた「タコ滑り台」が、道路整備に伴って撤去されることになり、子供たちが滑り納めをして別れを惜しんだ。
タコ型の滑り台は、昭和43年ごろにつくられ、高さは約4・5メートル。3分の1のほどの高さの“子ダコ”が脇に添えられた愛嬌(あいきょう)あるデザインで、携帯電話会社のコマーシャルで、デビュー直後の女優、広末涼子さんと“共演”したこともあった。
道路の新設で、同遊園は向かいの代替地に移ることに。「子ダコは移設できるが、残念ながら親ダコは今の遊具の安全基準では無理」と区管理工事課。近く撤去されることから、住民らが“お別れ会”を開き、保育園児や終業式を終えた小学生らが最後の滑りを楽しんだ。
同課は「今とまったく同じ起伏の大きいものはできないが、安全基準にあった親ダコをつくって、新公園に設置したい」としている。
by deracine69 | 2007-07-25 17:23 | 社会