カストロ議長「不在」1年、復帰気配なし
7月31日 5時56分 日本経済新聞キューバのフィデル・カストロ国家評議会議長(80)が病気療養に入り、弟のラウル・カストロ第一副議長(76)らへの権限の暫定委譲を発表してから31日で丸1年。体調回復が伝えられる同議長だが公の場に姿を見せられる状態になく、公務への完全復帰は難しいとの見方が広がる。
この1年、カストロ議長は重要な国家行事はすべて欠席し、共産党機関紙で米国批判の論評を連発するだけ。「カリスマ性はゼロ」と酷評されてきたラウル氏は、集団指導体制の基盤づくりで無難に立ち回った。
by deracine69 | 2007-07-31 05:56 | 北米・中南米