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原発の地震被災、東電が安全委に制御室被害を過小報告

8月6日20時46分配信 読売新聞

 新潟県中越沖地震で東京電力の柏崎刈羽原子力発電所が被災した問題で、国の原子力安全委員会が現地調査した際に、東電が中央制御室内の被害の様子を実態より少なく報告していたことが6日、わかった。

 東電は、この虚偽報告に関する事実関係の確認と原因の調査を始めた。

 同委員会は地震3日後の7月19日、東邦夫委員長代理(元京大教授)と早田邦久委員(元日本原子力研究所理事)を現地に派遣し、原発の被災状況を調査した。

 その際、両委員は同原発6、7号機を集中制御する中央制御室を訪問し、地震の被害について尋ねた。応対した職員は「棚からマニュアル類が落ちただけ」と説明。制御室内はきれいに片付いており、被害はないように見えたという。

by deracine69 | 2007-08-06 20:46 | 経済・企業  

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