<船内事故>解体鯨の昇降機に挟まれ乗組員死亡 釧路沖で
8月6日21時40分配信 毎日新聞共同船舶(東京都中央区)は6日、同社の調査捕鯨船「日新丸」(8030トン)で乗組員、赤城政典さん(33)が作業中に死亡したと発表した。船上で解体した鯨を船内の冷凍庫に降ろす際に使用する昇降機に頭を挟まれたという。同船は20日までの操業予定を打ち切り、8日に北海道・釧路港に入港。釧路海上保安部が原因を調査する。
同社によると、赤城さんは5日午前11時半ごろ、釧路の東1800キロ付近を航行していた同船の甲板上で昇降機に頭を挟まれた。昇降機はエレベーターのような仕組みだが覆いはなく、昇降機の中に首を突っ込んで作業中、何らかの原因で昇降台が動いたという。同船は今年2月にも、南極海で出火、1人が死亡している。【北川仁士】
by deracine69 | 2007-08-06 21:40 | 社会