グルジアに大使館開設へ=「自由と繁栄の弧」を推進
8月8日3時1分配信 時事通信旧ソ連圏で民主改革を進める親米派のグルジアに、日本が大使館を新設する方針であることが7日分かった。来年度予算案に計上される予定で、財務省などが承認すれば、2009年1月にも開設の見通し。外務省筋が語った。
麻生太郎外相は日本のユーラシア外交をうたった「自由と繁栄の弧」の演説で、グルジア、ウクライナなど旧ソ連圏の地域協力機構「GUAM」との関係強化を表明。大使館開設は資源の宝庫であるカスピ海やカフカス地方の要衝をにらんだ戦略的狙いがある。
現在は在アゼルバイジャン大使館がグルジアを担当している。大使館開設により、経済苦境の続くグルジアへの政府開発援助(ODA)が拡大されるとみられる。
by deracine69 | 2007-08-08 03:01 | 政治