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柏崎で1メートルの津波観測 中越沖地震

2007年08月08日20時55分 朝日新聞

 新潟県中越沖地震で、柏崎港にある県の検潮所で約1メートルの津波が観測されていたことが8日わかった。気象庁のこれまでの発表では最大30センチだった。

 県の報告や気象庁によると、検潮所は柏崎港西側にあり、約1メートルの潮位の変化が観測されたという。同庁が発表している津波の高さは、国土地理院の検潮所の記録で、柏崎市は30センチ。地理院の検潮所は柏崎港より約400メートル西側で、同港より震源から離れている。

 同庁は、中越沖地震では津波は50センチ程度として津波注意報を出した。1メートルなら警報レベルになる。同庁は、柏崎港は震源に近く、震源に向かって開かれているため、津波が高くなりやすかったとみている。同庁は「広い範囲で1メートルの津波が観測されれば警報レベルだが、今回は特定の場所だけで観測されたものと考えている」としている。

by deracine69 | 2007-08-08 20:55 | 社会  

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