グルジアが領空侵犯ロシア機を撃墜?…ロシア軍は否定
8月25日14時5分配信 読売新聞【モスクワ=緒方賢一】インターファクス通信などによると、グルジアのテレビ局は24日、領空侵犯したロシア軍機をグルジア軍が地上から攻撃し、撃墜した、と報じた。
ロシア軍は撃墜情報を否定、グルジア内務省の当局者も攻撃の事実は認めたが、撃墜したかどうかは確認していない。両国間では、8月6日のミサイル攻撃情報を巡って緊張が高まっており、これがさらに高まりそうだ。
同通信によると、地元テレビは、ロシア軍機が21日に撃墜された、と報じた。また、グルジア内務省は、21日に領空侵犯した飛行機を攻撃したことを認めた。ロイター通信は、攻撃は22日だったと伝えている。
地元テレビ局は、攻撃の模様を目撃した住民の証言を伝えた。これによると、軍用機が攻撃されたのは、グルジアからの分離独立を主張する同国北西部のアブハジア共和国との境界付近。軍用機は砲撃された後、同共和国側に墜落した。墜落現場には近づけないが、煙が上がっているという。
by deracine69 | 2007-08-25 14:05 | ヨーロッパ