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<京都弁護士会>不適切な活動で74歳弁護士の懲戒請求 

8月29日11時58分配信 毎日新聞

 刑事裁判の国選弁護人が不適切な弁護活動を繰り返していたとして、京都弁護士会が会員で京都府南部の男性弁護士(74)の懲戒請求をしていたことが分かった。同会綱紀委員会が調査中で、請求を認めれば懲戒委員会が処分を決定する。「弁護士の職務を理解していない行動と判断した」としており、法廷弁護を対象にした懲戒請求は初という。

 同会によると、男性弁護士は05~06年に国選で受任した3件の刑事事件を担当したが、道交法違反事件で被告の意向に沿わない主張をして検察側の証拠にすべて同意したり、事実を否認している公務執行妨害事件で暴行があったと主張するなどした。男性弁護士は「証拠品などの客観的資料に基づいて主張した」と話しているという。

 関係者から苦情を受け、地裁書記官の聞き取りなどを通じ調査した。「不適切な点がある」として、昨年9月に国選弁護士名簿から抹消。その後、先月5日に懲戒請求することを決めた。【小川信】

by deracine69 | 2007-08-29 11:58 | 司法  

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