九州新幹線全駅前に進出 「東横イン」が方針
2007年09月19日00時25分 西日本新聞全国でビジネスホテルを展開する「東横イン」(東京)の重田訓矩(くにのり)社長は18日、2011年春に全線開通する九州新幹線鹿児島ルートのすべての駅前にビジネスホテルを開業させる方針を明らかにした。同日、熊本市春日2丁目に開業した「東横イン熊本駅前」であった式典で述べた。
同ルートには12駅を開設する予定。この日開業した「熊本駅前」に加え、博多、久留米、新八代の計4駅近くでは既に営業しており、鹿児島中央駅前が来年10月に開業する予定。ほかに3カ所で新規出店に向けた準備を進めている。
重田社長は「九州新幹線の全線開通に伴い、停車駅付近ではビジネスマンのホテル利用が増加するとみている。駅周辺の開発状況や顧客ニーズを考えた上、すべての駅前で新規出店を検討したい」と話した。
「熊本駅前」は地上27階建て(87.83メートル)で同社の全国に167あるホテルの中で最も高い。部屋数は332室で年間10万人の利用を見込んでいる。
by deracine69 | 2007-09-19 00:25 | 経済・企業