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ドコモ、ベトナムに海外事務所を設立

2007/09/20 マイコミジャーナル

NTTドコモは20日、ベトナム・ハノイ市に事務所を新設したことを発表した。同事務所はベトナムのほか、ラオス、カンボジア地域を担当する。ベトナムでは、ここ数年で携帯電話の普及率が20%近くに達しており、今後ますます市場の成長が期待できるとされている。新事務所設立により、移動通信事業が拡大基調にある東南アジア市場において、同社のプレゼンス向上を図る。

経済発展に伴い、ベトナムの携帯電話加入者は毎年右肩上がりで増加しており、すでに600万人以上が利用しているという。2010年までには普及率60%、加入者5,000万人以上の規模に上るという調査結果も出されており、新規キャリアの参入も増えてきている。現在の通信技術はGSMベースが主体だが、2006年から徐々にCDMAをサポートするキャリアも現れ始めており、市場全体がターニングポイントを迎えている状況にある。こうした中、ドコモは新事務所設立により、情報収集力の強化や政府/企業首脳との関係強化を図り、拡大基調にある市場への参入/展開を進めていきたい構えだ。

新事務所「NTTドコモハノイ事務所」は12日にベトナム政府から設立の認可を受け、今後、従業員4名程度で営業を開始する予定。今回のハノイ事務所設立により、同社の海外事務所は3カ国4カ所(中国・北京/上海、シンガポール、ベトナム・ハノイ)で展開される。

by deracine69 | 2007-09-20 23:59 | 経済・企業  

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