ミャンマー弾圧「強く遺憾に思う」、国連人権理が決議採択
10月3日10時45分配信 読売新聞【ジュネーブ=大内佐紀】国連人権理事会は2日、ミャンマーの人権状況に関する特別会合を国連欧州本部で開き、ミャンマー軍事政権による平和的デモの武力弾圧を「強く遺憾に思う」とする決議を全会一致で採択した。
決議は、軍政に対し、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんをはじめとする政治犯や拘束中の反政府デモ参加者を即時解放するよう要求。また、国連人権理事会の特別報告者がミャンマーを訪れ、人権状況について調査し同理事会と国連総会に報告するよう求めた。
欧州連合(EU)が起案した決議案は、当初、「強く非難する」としていたが、中国、ロシアなどの反対で「遺憾」を表明するにとどまった。決議に法的拘束力はない。
by deracine69 | 2007-10-03 10:45 | アジア・大洋州